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ブランク後の医療研修について

 個人的にいろいろあったのですが、一般的意見として聞きたいと思います。医学部卒業後、国家試験は通ったのですが、その後の病院での研修医生活に(おもに人間関係で)ついていけず、やめてしまいました。  そしてその後ブランクが18年あります。もちろんその間何もしなかったわけではなく、自分の問題点は人間関係だと知り、その訓練にほぼ15年費やし、(アルバイトや軽い就職など)そろそろ自信もついてきて(自信をつけるのに20年近くかかってしまいました。)医療研修にもう一度戻りたいと思うとき、昨年から研修医制度も変わったらしく、研修医の状況がよくわかりません。  こんなにブランクがあってもまた研修医(できれば経験的に精神科など)として働ける道が開かれているのかどうか、どこをどう調べればいいのか、この数年ずっと悩んでいるので、お心あたりのある方はご教授お願いします。

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noname#39684
noname#39684
回答No.2

「精神分析や本質的治療にそれなりの意見や対応策を持っています」という書き方を拝見しても“素人の域を出ない”と感じます。 もし、医者として出直すお気持ちでしたら、今までの経験や過ごしてきた年数は勘定に入れず、新卒の医者として研修してください。医者が患者さんに提供するのは個人的な経験談でもなければ、人生相談でもありあません。医学に基づいたスキルです。これは、臨床研修を積まなければ身に付くものではありません。精神科としても同じです。 現在のご質問者の状況は、新卒の研修医と同じです。ブランクは関係ありません。新卒医師として研修を始めてください。 もし、あなたが「18年間の病気や医師に関係する人生経験を積んだ医者」として振舞おうとするならば、大きな間違いとなり、最初の研修医時代に経験した人間関係の問題を別な形で再現するだけになりそうです。そんな自分勝手な医者は患者も医療スタッフも求めてはいないからです。 患者が求めるのは“医者としての”経験と知識や技術なのです。それは「病気を治してきた」という実績以外で示すことはできません。 「患者の気持ちがわかる」といくら言ってみたところで病気を治せなくてはお話になりません。それは医者ではありません。 逆に患者の気持ちなどわからなくても病気が完全に治せさえすれば問題は全くないのです。 けれども完全に治せる病気は少ないので「患者の気持ちがわかる医者」は必要です。でも「患者の気持ちがわかるだけで、他の医者が治せる病気を治せない医者」など願い下げです。ただのヤブです。 ■繰り返します。新卒の医者と同じ気分と意識で研修を始めてください。それが必要かつ十分なことです。 それができなければ、医者として再出発するのはあきらめてください。

noname#51529
質問者

お礼

 貴重なご意見ありがとうございます。  確かに「俺はこれだけやってきたんだ」というエリート意識で研修することは、まわりにとって扱いづらいだろうなということは想像してもよくわかりました。  そして「ブランクは関係ない、新卒医師として始めろ」というのは「あきらめろ」よりは希望的に思えるご意見でした。  これだけ個人史をやってきたんだからとか、俺はすごい人生経験をしてきたから誰か俺を評価してという思いは、研修医としてだめなのか、臨床医としてもだめなのか、社会人としてだめなのか、人間としてだめなのか、学者、研究者ならいいのか、その経験を生かして社会的結果を出せばいいのか、まだよくわかりません。けっこう難しいテーマです。下手するとオウムみたいに社会が疎ましく思って危ない行動にでるぞとまわりからからかわれます。

その他の回答 (2)

noname#39684
noname#39684
回答No.3

単純かつ大きな間違いをしています。「けっこう難しいテーマ」ではありません。極めて単純明快なことです。 「これだけ個人史をやってきたんだからとか、俺はすごい人生経験をしてきたから誰か俺を評価してという思いは、研修医としてだめなのか、臨床医としてもだめなのか、社会人としてだめなのか、人間としてだめなのか」 だめとかいいとかの問題ではなく、個人史や人生経験は、患者が求める医者の能力とは関係無いのです。個人史や人生経験があっても患者が治せないなら患者からお金をとる医者にはなってはいけません。 医者は仕事です。そしてその仕事は患者を治すことです。医者の個人史や人生経験など患者にとってはどうでもよいことです。 ◆まだまだ医者として復帰するまでかかりそうですね。

noname#51529
質問者

お礼

 ありがとうございます。  質問と回答とお礼というより、議論のようになってきましたが、だいたい自分でもお礼に書いたように、社会的結果を出すことが大事というのはよくわかりますが、特に精神科においては治療、治す、結果を出すということは現実にどのへんをやっているのか?  私自身も精神科に行きましたが、「薬で安定しますよ。」と言われて「えっ、根本的治療は?」と思ってやめてしまいました。精神科において患者を治しているとはどういうことなのかを聞きたいのです。そこに個人が現実に乗り越えてきた病気の経験は本当に役にたたないのでしょうか?  そして「誰か俺を評価して」という問いかけに自分で納得する答えを出すことは、「だれもあたしのことなんか理解してくれない」という自己卑下する患者さんとかとどう向き合うかを考える上で1つの重要なテーマだと思っています。

  • nissy1
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回答No.1

厳しいようですが、基本的には、やめた方がいいと思います。医師はそんな甘い職業ではありません。医療事故を起こす危険性があります。医療事故を起こさないまでも、患者様とのトラブルは避けられないでしょう。診療する医師として働くのではなく、基礎研究などに進まれたらいかがですか? 私も、医師となって20年目を超えましたが、この20年の医学の進歩は想像を絶するものがあります。20年前の知識では対応できません。 自分の経験に基づき、精神科に進まれるおつもりでしょうか(そういう人は精神科に多いんですが・・・)? 御存知のように、精神医学はお悩み相談所ではありません。 結論として、医師国家試験を通っていようが、そんなことに関係なく、自分に医師としての素質がなかったととあきらめたほうが良さそうです。そんな先生に診ていただきたい患者様が何人いるのでしょうか? 

noname#51529
質問者

お礼

 厳しいご意見ではありますが、けっこう特異な質問でたぶん回答0かなと思っていたので、率直にしかも医師の方からのご回答で大変参考になりました。  自分の独特の経歴は他人からどうみえるのか、18年の経験を生かしてがんばれとでもいってもらえるのかと甘い期待もあったのですが、現実評価は厳しいこともわかりました。  それでもこの15年はかなり分析的に整理してきたし、他人とも議論してきたので、今問題のニート、ひきこもり、幼児殺し、家族殺しなどの精神分析や本質的治療にそれなりの意見や対応策を持っています。(いやこれから持てそう?)一応その前に薬物処方や実際の患者さんとの関わりを研修という形で(どんな形でも)実地経験したいのですが、そういった考えもぬるいのでしょうか・・・。