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逆ざや契約への対応
私は現在、はじめて保険に加入しようと思い保険についていろいろと調べています。調べていくうちに、どこの保険会社の経営も厳しい状況に置かれていると感じました。 そこで気になったのですが、生保の破綻原因の一つである逆ざやに対して、生保各社は現在どうのような対策を行なっているのでしょうか??いったん逆ざやが生まれてしまうと、解消法はなく重い負担を背負い続けないといけないのでしょうか?? 詳しい方いましたら、よろしくお願いいたします。
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- reimen
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逆ザヤは主に終身保険及び養老保険部分に発生しています。個人年金保険もありますが割合は高くありません。簡易保険(郵便局)では養老保険を多く売っていましたので当時の契約は満期を迎えていますが、民間生保会社の多くは当時「定期付き終身保険」を主力商品としていましたのでNO.1の専門家さんの仰るように満期を迎えて減っているというのはおかしな話です。終身保険には満期がないのですから。 転換により予定利率の高い契約が低いものへうつった、解約が発生したという理由で大きな逆ザヤを持つ保険の割合は減少していますが、運用(利差益)がマイナスであることに変わりありません。参考URLに各社の数字が掲載されていますのでご覧いただくとわかります。全ての保険会社で利差益はマイナスです。 生保会社の儲けは「死差益」「利差益」「費差益」の3つの差益からなっています。現在の収益は主に「死差益」で稼いでいるものです。要するに逆ザヤの損失分を、予定より保険金を払わなかったことにより埋めているのです。 最近は景気の改善(ホント?)とともに金利も上昇する傾向にあります。保険に適用される予定利率も一部では上がり始めています。来年の春ウンヌンはそのことだろうと思いますが、保険加入が必要なら必要な分を必要な期間だけ。予定利率の影響をあまり受けない定期保険中心に考えてもよろしいと思います。 (保険会社の破綻を心配しているように読み取れますが、定期保険なら破綻しても影響は軽微です)
調べていくうちに・・・とのことですが、各社が発表した財務状況を全部みられましたか? 調べれば調べるほど、現在の会社の経営状況は良好であると言えます。雑誌等で一部を取り上げて色々なことが書かれています。、間違ってはいませんが、全体を捉えての話ではありません。 経営状態は銀行と同じくかなりいいです。もっと配当で還元すべき状況です。 さて、逆ザヤですが、年々減ってきています。 一つは、当時の契約が満期を迎えたこと。 もう一つは、契約者が不安になり、解約したこと。そして、転換により、予定利率の高い契約が低い契約へとうつったこと。 上記3つが主な理由です。各社割合は違いますが、一、二番目が実は高い割合を占めています。 これ以上のことは、記述できませんが、契約はいつまでも続くことが無い以上いずれ解消されます。 ちなみに、もし保険に加入されることを考え、そんなに急いでいないなら、来年4月以降の加入をお勧めします。理由は逆ザヤと関係ありますが、これまたこれ以上のことは言えません、すみません。3月頃になれば理由は分かります。
お礼
逆ざやは解消されてきてるんですね!今の経営状態についてはまだまだ調査不足でした。 来年4月頃に何が起きるのかも気になります。やはり専門家の方はとてもお詳しいですね! お返事ありがとうございました!
お礼
お礼の返事が遅れてしまいすいません。 詳しいご説明ありがとうございます!大変参考になりました。