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保険システムは早晩限界を迎える
3大疾病に罹った場合 保険料払込免除特約で以後の保険料が0になる 単純に病気に罹った人を病気に罹らない人が代わって負担する そういうことですよね しかも一生涯 保険というのは、そもそも共済的性格が強く 加入者によるパイの奪い合いとも言えるわけで 加入者の高齢化に伴い 保険料払込免除特約を持つ加入者が増えてくれば 自ずと支払い原資が減るため、新たな健康な加入者を 増やさないと経営が行き詰るように思います 保険料は10年毎にアップするロジックでした そのため ある程度世代間での負担も考慮されているようです 保険会社も原資不足にならないために 複雑な確率計算をして保険料を計算しているのでしょうが 原発事故や突然のウイルスにより ガンの発生確率なんて簡単に変動します 将来の確率なんて誰にもわからないんです そして悲しいのが、この確率計算が誤っていた場合 加入している保険会社が経営危機となり 加入者が損をするようになっているということ 最終的にババをつかむのは加入者です 加入者は 保険会社がおかしな投資をして損失を出すリスクも 生保レディが新規契約を取れず新たな加入者が増えないリスクも 保険会社の経費の無駄遣いなども 一切を含めて当事者になるわけです 当事者になるだけで口は出せませんけどね つまり加入者は保険会社と一蓮托生 神輿を担いでくれる新たな健康な加入者を待ち望んでいるのです これから先、少子化、独身化の傾向は一層高まり 新たな加入者が増えることも想定できない状況で 高齢者が次々と保障を受けるようになる そして高利回りの運用益も望みずらい状況では もはや保険会社に未来などないような気がします 年金はパイの先取りなので、無限連鎖講に近いですが 保険は年金よりは遥かに複雑な仕組みで確率計算しているので 経営危機に至るまでに多少の弾力性があるとはいえ その仕組み自体にやはり限界を感じます
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- rokutaro36
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それで、ご質問は、何なのでしょうか? ご自身の論点の穴をお知りになりたいのならば…… 保険料払込免除と言っても、○○歳払込済という保険に 払込免除を付けている人が少なくありません。 60歳払込済ならば、61歳で三大疾病になっても、 払込免除は関係ない。 59歳で三大疾病になっても、免除になるのは1年分だけ。 この特約は、本当は、終身払いの保険に付けるのが正解だが、 終身払いにこの特約をつけると、実は、60歳払込済みよりも 保険料が高い。 しかも、三大疾病というのは、死因の上位3つ。 つまり、三大疾病になれば、極端な話、多くの人は、 保険料払込免除の恩恵を受けるまでもなく、亡くなるのですよ。 保険と言うのは、このような特約を付けるほど、保険会社が儲かるように 出来ています。 保険料の内訳は、契約者の支払に当てる純保険料、 それに保険会社の経費と利益です。 つまり、このような特約を付ければ、主契約とは別に、 経費と利益を取るわけです。 シンプルな保険を売る外資系やカタカナ生保に対して、 旧来の特約たっぷりの複雑な保険を売る従来型の国内生保が 利益を上げ続けているのは、このようなシステムがあるからです。 >原発事故や突然のウイルスにより ガンの発生確率なんて簡単に変動します そう簡単に変動しませんよ。 いまや、癌の罹患率は5割を超えています。 つまり、2人に1人が癌になる時代です。 人口が1億3千万人として、6500万人が一度は癌になる。 ならば、原発事故で100万人ががんになったとしても、 その内の50万人は、いずれ癌になった人であり、 プラスになるのは、50万人。 6500万人が、6550万人になっても、大差ないですよ。 ご参考になれば、幸いです。