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アメリカの政治
アメリカ産牛肉が輸入されることが決定しました。 ところが、米国の国会議員は、牛肉が日本の市場に届かない限り安心できない、もしも、牛肉が届かなかったら制裁を加える、といっています。 需要と供給を全く無視していると思います。 牛肉を買って欲しいなら、買い手が求めるように品を生産するのが道理だと思うのですが、 どうして米国はこうも傲慢で自己中心的なのでしょうか? 全頭検査をして、牛にタグをつけて、管理を徹底的にして、消費者に安全を主張すれば良いだけのことだと、僕は思うのですが・・・。
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> 全頭検査をして、牛にタグをつけて、管理を徹底的にして、 > 消費者に安全を主張すれば良いだけのことだと、僕は思うの > ですが・・・。 そうしようとした会社もあったのですけどね。 ロビー活動で政治的に決着させたほうが得だと思った会社もあったということでしょう。 No.2 のお礼 > 業者が全頭検査したいというのに、それをさせない > 官僚はなにを考えているのでしょうか? 「業者」が一つではないということです。全頭検査を申し出たのは中小の業者で、頭数が少ないのでそれが可能な体制が取れるからです。他方、ロビー活動に力のあるアメリカ最大手の肉牛生産会社は、全頭検査をしたら採算が合わなくなります。それで、その意を受けて、全頭検査の義務付けをさせないわけです。実質日本市場から大手のみが締め出されることになりますから。 No.4 のお礼 > でも、80%が不信感を抱いているのに > 日本に輸入されるようになってから、 > 牛肉を買う人が日本にいるでしょうか? ちなみに、輸入再開になれば、直接にスーパーなどで肉を買わずとも、例えば肉加工品(レトルト食品や、できあいの惣菜類や弁当類)や、レストラン等で出される肉には、確実に混入されるでしょうね。 アメリカ議会では対日制裁法は可決されましたが、政府はそんなものに負けずに国民の安全を守って欲しいものです。
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- panasonix
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>生産者主義で、よく貿易ができまね。 >粗悪品なら誰も買わないように思うのは、 >僕だけでしょうか? >業者が全頭検査したいというのに、 >それをさせない官僚はなにを考えているのでしょうか? そもそも輸出というのは相手国の失業を誘発する物なので、貿易というもの自体、自己中心的な考えで成り立っているのです。 例えば100台車が売れる国では100台車を生産する仕事が生まれますが、日本から100台車が入ってくれば、その国で本来生まれるはずの100台分の仕事がなくなります。結果失業です。 日本は他国に対して輸出をしまくっています。 これを自己中心的な考え方と言わずなんでしょう。 資本主義社会の貿易とはそういうものなのです。 常に自らの利益のために、自国の生産者を守るために交渉します。日本だってそうです。 それを防ぎきれなかった日本の政府に大きな責任があります。 実際アメリカ国内でアメリカ牛は消費されまくっています。 これが国民性の違いだと思いますが、アメリカはそれを根拠に「粗悪品じゃない」と主張してるわけで、日本が粗悪品だと判断するなら買わなければいいだけのことです。 買うと判断してしまった以上、今後問題が起こらない限り今更検査どうこうと責める権利は失われました。 消費者は何を買うか選ぶ権利がありますが、生産者にも違法でない限り何を生産するかという権利がありますからね。日本は愚かな事に消費者としての権利を放棄してしまったのです。 アメリカの官僚が一部の会社の全頭検査するよ、という提案を拒否しているのは、日本向けだけに全頭検査をすれば不公平になり、当然アジア、欧州から批判が出て、するならこっちもしろ、となりかねません。 今は普通に受け入れているアメリカ国民でさえ検査しろと言い出しかねません。 アメリカの官僚はそれを嫌っているのでしょうね。
- mn214
- ベストアンサー率23% (306/1302)
アメリカが傲慢なのは今に始まったことではありません。 また、いくつもある圧力団体の意向によって米政府が動かされるのもいつものことです。 例えば自動車でも、いつまでも燃料を垂れ流す大型のSUVばかり造っているから、今ではアメリカの消費者も買わないようになってしまい、米自動車会社は倒産寸前になっていますね。 アメリカの政治は日本よりもクリーンで進んでいるみたいに言われますが、実際には独りよがりで傲慢で一部の利益のために政府が動かされているのが実情ではないでしょうか。
お礼
再三の質問に答えてくださって、ありがとうございます。 僕も暴慢だと思います。 イランのことやイラクのことも、インドに対しての二枚舌のことも。 やっぱり、いくつも圧力団体があったら、 政治がその場しのぎのようになるんですか?
- iwate
- ベストアンサー率39% (17/43)
全米肉牛生産者協会は、政治的に強い団体で、政界に圧力を掛ける事が出来ます。。 彼らに逆らうと、政治資金やら次の選挙の投票に影響があり、政治家も次の当選や指名に影響が出ると思っている為に、彼らの主張を丸呑み状態になっているのが実態だと思います。 体に悪いと言われる成長ホルモンも、なぜか規制されていません。 アメリカにも日本やヨーロッパのように、検査をするべきだという学者や消費者団体もいますが、無視状態です。 現段階では、消費者団体より生産者団体の方が、政界に影響力があるという事だと思います。
お礼
再三の質問に答えてくださって、ありがとうございます。 でも、80%が不信感を抱いているのに 日本に輸入されるようになってから、 牛肉を買う人が日本にいるでしょうか? これじゃ、日本の市場では米国産牛肉は思うように売れない気がするんですが、 それでも、全米牛肉生産者教会は 強気でいられるでしょうか?
- aruchan2615
- ベストアンサー率41% (91/217)
アメリカさんは今が牛肉輸入再開の絶好のチャンスだと考えています。 なぜなら小泉首相の引退引継ぎでこちらサイドが徹底抗戦を構えにくいから。 アメリカさんは「輸入再開してよー。頼むよー」と下手に出ることは死んでもしないのでわざと威圧的にでているのです。今が絶好のチャンスだし、ちょっと脅すと日本ははいはいということを今まで全部聞いてきたからです。 是非はともかく、アメリカという国は1億ドル儲かるのなら日本人がBSEで5人や10人死んだとしてもなんとも思ってません。自国の社会的弱者がセーフティーネットなしで何万人死んでも見向きもしない超合理主義的な発想をする国ですよ? 石原さんがなんで「アメリカにNO!!といえ」といい続けてきたかわかるでしょう?
お礼
はい、石原都知事が「アメリカにnoといえ」という理由は分かりました。 僕は、売り手がこんな威圧的な態度をとることが、 まかり通っている世界市場の貿易に疑問を持っているんですが、 どうしてそれで商売ができるのでしょうか?
- panasonix
- ベストアンサー率35% (27/77)
世界で行われる貿易では、生産者主権の交渉が行われるものなのです。 当然アメリカの牛肉業界の一部の会社では、日本向けだけなら全頭検査して出荷する、と提案している会社もありますが、実際交渉を担当する官僚はそれを認めません。 交渉を担当する人(官僚)が生産者とはかけ離れた存在なのでそうなってしまうのかもしれません。 実際問題アメリカで全頭検査するのは金と労力がかかりすぎるので難しいと思います。 業界の規模が段違いですからね。「すれば良いだけの事」とはちょっと簡単に言いすぎでしょう。 科学的根拠もないのは事実だし、国民性の違いもありますからね。
お礼
生産者主義で、よく貿易ができまね。 粗悪品なら誰も買わないように思うのは、 僕だけでしょうか? 業者が全頭検査したいというのに、 それをさせない官僚はなにを考えているのでしょうか?
- stonepanda
- ベストアンサー率28% (11/39)
質問者さんに同感です。 全米肉牛生産者協会(NCBA)のジョン会長も声明を発表。 「日本は信頼できない貿易相手国だ」 8月末までに輸入が再開されない場合に対日制裁を発動する法案への全面的な支持を表明。 この記事を読んでかなりムカムカっときてます。 アメリカがずさんな検査で輸出しておいて、それを輸入しない日本が悪い みたいな傲慢な発言には気分がかなり悪いです。
お礼
はい。僕も気分が悪いです。
お礼
>政府はそんなものに負けずに国民の安全を守って欲しいものです。 同感です。 ご回答、有難うございました。