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度々すいません 酵母の分離
Saccharomyces bayanusとSchizosaccharomyces pombeの分離をやってみたのですがうまくできず、というかバクテリアがいただけで酵母の姿を確認できませんでした。仕方なく同じ試料を使った人に見せてもらおうとしたのですがこの分離を受け持った人は全員が失敗していました。しかしSaccharomyces cerevisiaeとSchzosaccharomyces octosporus、Pichia etchellsiiとSchizosaccharomyces octosporusの分離を担当した人は同じ環境で実験したにもかかわらず成功した人がほとんどでした。単純に技量の差なのでしょうか? 菌を植えるのもクリーンベンチで行いました。培地の栄養がマッチしてなかったのでしょうか? ちなみに培地はYPD培地です。この状態で考察を書けと言われたのですが失敗した理由も定かではないし困っています。助けてください、お願いします。
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スラントというのは試験管中に作った斜面培地のことです。こういうものから原菌を植えますが、先にも書きましたように白金耳を火炎滅菌したあと、菌の生えていないところの寒天にあててさまします。 そのあと菌をすくって新しい培地に植え付けるのですが、同じスラントからとって全員が失敗したなら、菌が死んでいた可能性があります。別々のを渡されてすべてうまくいかなかったのなら、学生の技術の問題か、スラントの保管状態が悪くて死滅していた可能性があります。 うまく行った菌株があるのですから、操作としては間違っていません。培地はイースト・ペプトンですよね?V8は使ったことがないのでわかりませんが、酵母ならまずはえそうに思います。 スラントの残りがあれば、酵母は大きいですから検鏡して存在を確認すると良いでしょう。酵母が生きていれば操作がまずかった、(例えば火炎滅菌)生きていなければスラントが悪かったと結論できます。
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- Chicago243
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YPD培地はおそらく問題のない選択だと思います。 かなり失敗の原因の指摘がなされていますので、その原因(スラントを含め)をいろいろリストアップすればいいのではないでしょうか。白金耳の扱いかた(No3の方がのべられています)などなにか参考にできる本を見つけて、まとめてみるのもいいかもしれません。バクテリア(細菌)のコンタミを防ぐためカナマイシンをバイチに添加する方法などもあります。こういうことを考察としてまとめてみればいいのではないでしょうか? http://ocw.kyoto-u.ac.jp/jp/agriculture/course01/pdf/1st-2nd.pdf http://www.setsunan.ac.jp/~p-bisei/1300TXT.html で引っ掛ってきた操作方法をかいたサイトをつけておきます
お礼
良サイトの紹介ありがとうございます。 助かります。
- aka_tombo
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白金耳を空中で振ってさますというのは乱暴です。この時にコンタミが起こりえます。寒天でさますのは無菌であることと、比熱が大きいので確実に冷えることです。 牛乳を流したようなコロニーというのはよくわかりませんが、お話を聞く限り、スラントが怪しいですね。
お礼
何から何までお世話になって本当にありがとうございます。
- aka_tombo
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先にも回答しましたが、この実験をした全員ができなかったということは、元の菌株が不良だった可能性はどうでしょう? 他の菌株でうまくいっているならばありうる話です。スラントからとったのですよね?
補足
スラントという言葉の意味が分からないのですが菌はたしか先生から与えられたものなので不良かどうかは分かりません。
補足
なるほど。恐らく技術の問題だと思います。残念ながらスラントはもうないので確認はできませんでした。 培地の成分はグルコース1%、酵母エキス0.5%、ポリペプトン0.5%、水道水200ml、ph調整に1nHClです。 ここからシャーレに塗抹→シャーレのコロニーを液体培地に接種・25℃培養→液体培地、スラント、v-8に接種。25℃培養しました。v-8は技術の問題で片付けられそうですが・・。斜面培地もコロニーを形成しておらず牛乳をこぼした跡のようになっていただけでした。 白金耳は空中で振って冷ませばよいといわれたので寒天に当てたりはしませんでした。