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競馬に詳しい方教えて下さい。
競馬でダービーや皐月賞って3歳馬だけしか出れませんが、 この3歳馬って3歳0ヶ月の馬もいれば、 3歳11ヶ月の馬もいるって事ですよね? この差(月齢差)って致命的に大きな差だと思うのですが、 何か調整しているのでしょうか? 教えてください。
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仰るとおりです。馬の出産期は毎年4月~6月ですが早い馬などは 3月に生まれます。6月末~7月に出産する馬もいます。 自然現象なので当然機械的に振り分けはできないってことです。 馬の成長は1ヶ月で大分、異なりますし、トレーニング期間も異なってきますから 早生まれ、遅生まれはセリの際の値段にも影響します。 また、3歳新場戦とかがあるのもこのためです。 確か、6月くらいまで3歳新場戦はあったと思います。 これは能力の成長の早い遅いがあったり身体的問題などで 生まれとは関係ない場合もありますが、生まれ月による差は 絶対にあります。 しかし、世界の競馬界では毎年1月に加齢としているので 仕方ありません。 ちなみに中国人も旧正月の1月1日にみんな歳が増えます。 そのため、調整はしてません。 ここ数年競馬を見てますが、馬券を買っていないので明確ではないですが、 レーシングプログラムの新場戦の出馬表には必ず出生日が明記されているはず。 こういった情報から馬券の買い手は情報を選択します。 しかし、ダービーなどの大レースまで登ってくるような馬の場合は 生まれの問題よりも競争能力の成長型(早熟や晩成)の影響の方が強いです。 生まれ月の早い遅いは、主に身体・精神的成長に影響します。
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- hiyokomaru
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>3歳0ヶ月の馬もいれば、3歳11ヶ月の馬もいる いや、正確にはまだ3歳0ヶ月になっていない馬もいますよ。今年はそういう馬がG1を勝ちました。 オークスを勝ったカワカミプリンセスは6月5日生まれでオークス当日は5月21日。 その時1番人気だったアドマイヤキッスは2月8日生まれで4着でした。 確かに数ヶ月でも大きな差があることは間違いありませんが、この時期になると「致命的に大きな差」という程ではないようです。
- c22360679
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月齢差については他の方が書かれている通りですが、年齢について少し補足しておきます。 馬の年齢は、満年齢ではなく、年が明けるごとに1つ加算する方式で計算します。以前は人間の数え年と同じく、生まれた年が1歳で年が明けるごとに1つ加算されていましたが、現在では国際標準に合わせ、生まれた年が0歳で年が明けるごとに1つ加算します。 したがって、2006年の間は、生まれた月に関係なく、2003年生まれの馬全てが3歳馬です。満年齢に換算すれば、皐月賞の時点で、日本産馬を含む北半球産馬は2歳11ヶ月~3歳3ヶ月、南半球産馬は2歳5ヶ月~2歳9ヶ月くらいです。
- tetrarch
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北半球と南半球では違うのでここでは日本国内に限定して話します。 馬は4月と前後の月ぐらいに、種付けの準備ができます。そうすると、約1年母馬の中にいますので、生まれてくる子馬達は、大体4月を挟んだ3ヶ月間くらいで生まれます。そうすると、質問のようにそこまで致命的な差は出ません。 一番大きく離れるのは、1月の末ごろの出産の馬と、6月の中旬くらいの約5ヶ月間の差です。 まず、日本国内で生まれた馬に関しては、生まれた月の差で斤量とかの調整はしません。 ここまでが国内ですが、南半球産の馬が国内で走る場合は、半年以上の差がありますので、斤量を増やしたり、減らしたりとしています。
- elcon84elcon
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ご指摘のとおり月齢差はあるようで、より早く出産するため、馬本来の繁殖時期よりも早く排卵、発情するように1月~2月に1日16時間電灯を点灯させるなどしているようです。そして2月中旬から種付けを始める傾向にあるようです。これは馬の妊娠期間は約330日なので、例えば2月10日から換算すると1月10日前後が出産予定日となり万が一予定日より10日以上(12月)早く生まれてしまうと、生まれてた翌月(1月)には1歳と数えられてしまいます。そこで多少の余裕を持って2月中旬から種付け始めるそうです。 以前は4月~5月が種付けシーズンのピークでしたが、人気種牡馬ともなると3月中旬には予定の半数を超えてしまうこともあるそうです。 こちらの本に書いてありました。 http://www.equinst.go.jp/JP/book/060420.html
- B-rapid
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内国産の場合、出産シーズンは3~6月の間です。月齢差は3月程度です。そのため特に調整などはしていません。 なお、南半球産馬は出産シーズンは半年遅れになるため、4歳の6月までは負担重量が1~3キロ減量されます。皐月賞・ダービーは2キロ減、菊花賞は1キロ減になります。
お礼
皆さん、回答ありがとうございました。 とてもよくわかりました。