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障害者の相談について
私は、障害者の相談支援業務をしているものです。 約3年前より筋ジス(筋緊張性タイプ)の方の相談に入っています。その方(Aさん女性。夫・娘・息子の4人家族のうち3人【夫以外】が同障害。)が利用されているサービスはヘルパーと身障デイサービスなんですが、最近支援が行き詰っています。Aさんは歩けず車イスですが、トイレなどに移乗するのに体重増加で重くてヘルパーが抱えることがとても大変になっています。ヘルパーからは「もう抱えることができないのでオムツにしてください」という意見がありました。本人は理解力の低下が見られますが、自分の意思はちゃんと持っている方です。今でも自分の足で立てると思っています。進行性の障害なので立てることはもう出来ません。障害に対する受容がきちんと出来ていないとこもありますが、できたらトイレに行って排泄をしたい!と思ってらっしゃるんです。私は、本人の気持ちを尊重してできたらトイレに連れていってあげたいと思うのですが、ヘルパーには限界がきていて直接お願いしますとも言えない状況にあります。本人はいつ急変してもおかしくない状態です。在宅がどこまで続くか分からないですが、少しでも在宅生活ができるよう考えていきたいと思っています。 自分の考えが狭くなっていると思うので、もしいいアドバイス等ありましたら教えてください。お願いします!
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- suzuko
- ベストアンサー率38% (1112/2922)
養護学校教員です。 過去に在籍していた筋ジスの生徒のことが参考になるかと、回答します。 彼もデシャンヌ型でかなりの体重でした。在学中からトイレ介助が大変で、本人もそれを気にして、自宅では大便をせず、近隣の店舗で障害者用トイレで行っていました。 ヘルパーさんは24時間体制なのでしょうか? そうでなければヘルパーさんの居ない時の自宅でのトイレの大変さは、Aさんもご主人も意識されてるではないでしょうか。ですから「ヘルパーが大変」という働きかけより「ご主人が大変」として「こういう風にすれば少しは楽ですよ」とか「こんな物があれば、ご主人も助かりますよ」と進められてはいかがでしょう? 彼は現在、在学中の姿がウソのように痩せ(母親の腰への負担を気遣って彼自身がダイエットに励みました)心臓への負担も減ったので活動的になり、自宅の改装も彼と弟に合わせて済ませました。 Aさんだけでなくその他の家族のためにも、トイレの改装を勧められてはいかがでしょうか?
- nak001
- ベストアンサー率78% (22/28)
私も障害者の相談支援業務を担当する者として回答します。 通常、車イスからトイレへの移動はヘルパーとの体重差があっても可能です。 しかしながら、トイレと車イスの高さの差や、トイレの構造上、充分車イスが入らない場合等、介助方法や道具を使っても移動が困難な場合があります。 そういった場合、障害者の住宅改修や介護保険の住宅改修によりトイレの改修する事により、改善する場合があります。 トイレの構造を確認すべきです。 (ディサービスではどのようにしているのかも聞いてみるべきです。) また、ヘルパーに体力があり、技術がある者もつける事も考えられます。 大変だと言っているのは、ヘルパー当人でしょうか?一度業者の意見を聞いてみる事も必要かも知れません。
補足
ありがとうございます。 トイレの住宅改修においては以前から勧めていました。トイレの幅が狭く本人と介助者が入ったらいっぱいになりとても移乗できるようなスペースがとれないです。便器には昇降便座が設置していますので、本人の高さに合わせて座ることが可能なんですが、トイレの幅が狭いために介助者に負担がかかっています。改修に対してはAさんのご主人の存在があり、本人が「狭いと寄りかかれる所があるから今の方が安心」と言われ、ご主人も本人がそういうなら改修はしなくていいと言われてしまい、アプローチが非常に難しいところです。又、Aさんの筋ジスのタイプが前頭葉の機能が低下してくるらしく(認知の理解力低下)本人の発言も2点3点としてしまいます。主治医の先生とも連絡しながら進めているのですが、遠方にいらっしゃる関係でなかなかすぐの対応が厳しいです。広域には医療機関も少なく、又、神経内科のドクターも1人しかいない現状で大変厳しいです。状態からしたらリフトなども検討すべきだと考えているのですが、どうしたらいいものか悩んでいます。 ちなみに、デイサービスでは介護保険利用者も併用していますので、障害者用のトイレもあるのですが、本人の背の高さに比べトイレが低いので女性職員ではブルブルと手を震わせながらいつ膝折れがあって転倒するか不安があるようです。本人が同姓介護を希望するのですが、男性職員の力を借りないと出来ない状況にあるようです。今はタイミングをみてうまく対応してくれているようです。ヘルパーはもう限界!というばかりでどうにもなりません。 Aさんが歩行が危うく、転倒する機会が増えて障害者の住宅改修で手すりを設置しています。(数年前)その為、今後改修が必要になった場合全額自己負担になります。現在57歳なので介護保険にはまだ遠い方です。制度を利用するにしても狭間の所がありますが、お金に関しては正直苦労していません。自己負担できる方です。 これまで何度も関係機関と会議を重ねてきました。それでもなかなかいい方向には進まず・・・。本人や家族の想いも大事にしていかないといけないけど本人の理解力も低下してきていて、なおかつご主人も本人の状態を把握できていない様子で。。ご主人はしっかりされている方なんですが、本人がそう言うなら・・・と言ってみたり、心配せんでもいいがと言ってみたり。。しかし、サービスが入っている以上、私たちも一緒に支えていきたいという思いがあるんです。支援者として、どのような姿勢でいけばいいのか。。本人の状態も気になりますが、周囲をマネジメントする私の立場も考えていかなければと思っています。 長文になりましたが、少し補足させていただきました。 障害者の相談支援業務をされているとのことで、同じ土俵に立った立場で何かアドバイス等をいただければと思います。
- cwswcm
- ベストアンサー率44% (191/429)
細かい身体状況や住宅の状況がわかりませんので、あくまで一般論としてお話しします。 車椅子に座ることが出来るのであれば、通常トイレでの排泄は十分可能です。車椅子からトイレへの移乗の際、体重すべてを抱え上げる必要はありません。介助方法に工夫の余地があると思います。根本的に、トイレでの排泄は最優先課題だと考えます。 もちろんヘルパーさんを犠牲にして、という趣旨では当然ありません。体重の重い人への介助を業務として指示し、その結果業務上のトラブルが起きた場合は、雇用側に責任が生じます。ヘルパーが持続できる形での体制を作る必要があります。(要介護者が直接雇用しているのか、派遣の方なのかわかりませんが) ボディメカにクスの活用だけでは限界がある(極端な例で言えば50キロの介助者が100キロの要介助者を何度も持ち上げるのはボディメカを駆使しても無理)ので、 ・便器に車椅子を横付けできるようにする ・体重保持できる位置に手すりをつける ・電動リフトなど器具を活用する ・適切な介護方法を身につける など、要介護者の力を発揮しやすくし、介護者の力だけに依存しない体制作りが考えられます。
お礼
ありがとうございます! 確かにボディメカニクスだけでは対応が厳しい方です。 電動リフトについても検討していく段階にきていると 考えているところです。 要介護者の力を発揮しやすくし、介護者の力だけに依存しない体制つくりが本当に必要になっていると感じています。 参考にさせていただきます。ありがとうございました!
- kernel_kazzz
- ベストアンサー率29% (895/2993)
ご本人の気持ちもわかりますし、ヘルパーさんの気持ちも理解できます。 ただ、筋ジスの方の体重増加程度でヘルパーさんが抱えられないというのは、抱え方に問題があるように感じます。 ボディーメカニクスを活用すれば、かなりの体格差があっても楽に抱えられると思うのですが如何でしょうか?
お礼
ありがとうございます! 本人の気持ちばかりを尊重することも厳しく、かといって、事業所の言い分ばかりを聞くことが正しいとも言えず・・。非常に難しい支援だなと日々感じています。 抱え方というか、今の介助方法にも問題があるのだと思います。ご主人がされてきた介護方法(独自)をヘルパーにも要求され、「うちの人のやり方でないとイヤ!」と言われこれまで対応してきたのですが、それも今の状態に合った介助方法とは言いがたくなってきてると思います。もう少し、事業所と介助方法を考えていきたいと思います。 ありがとうございました!
お礼
ありがとうございます! 上記の質問から、少し進展がありました。近々、自宅にリフトをとりつける方向になりそうです。明日、業者と県の職員がAさん宅に来られるということでした。なんとか一歩前進てとこです。 ご主人に対してのアプローチはこれまでもたくさんしてきました。ですが、ご主人自身が周りに迷惑をかけられないという思いが強く、いつもご自分で背負ってしまっている状況でした。最近、Aさんは食物を喉につまらせることが多く、とても危険な状態です。それでもご主人は大丈夫と言われ普通に食事をさせています。明日からしばらく食事形態をおとしていく予定です。ヘルパーについては24時間体制ですが、夜は家族がいるため現在のところ派遣していません。近々、もう一度訪看を導入する話を主治医としてこうと思っています。 Aさんの場合、筋緊張性タイプなので前頭葉の萎縮があり、認知機能の低下がみられます。その為、理解力の低下もあり物事をはっきりとらえることが厳しいときもあります。なかなか支援が大変ですが、リフトの導入をきっかけにいい方向で支援できればと思っています。 実際に携わった話で大変参考になりました。ありがとうございました。