- ベストアンサー
投信の買い替えをするか迷っていますが・・・
投信挑戦初心者です。「三井住友グローバルリートオープン」を4ヶ月前に銀行窓口で「手数料が高いですがよろしいですか」と念を押されて50万円購入しました。いろいろな銘柄のHPをのぞいていて「みずほJ-REIT」に目がとまりました。「基準価額も上がっていて分配金も多いので買い替えたいな」と思いましたが、「いやいや基本は長期投資だし手数料が嵩むばかりだし自重しなければ」と迷っています。やはり初心者で浮気していてはだめでしょうか? それからリートを検討するとき、投資経験者は上場されている不動産投資信託を中心に話題にされているように思われますが、何か理由があるのでしょうか?
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一般的には、投信の乗り換えは売買手数料の損になりますから、お勧めできません。グローバル・リートオープンは日本のリートにも投資していますから、これを全て解約してJ-リートファンドを新たに買い直すというのは無駄が多いと思います。 問題があるとすれば、「三井住友グローバルリートオープン」は他のグローバルREITファンドに比較してやや信託報酬が高めだという点ですが、現時点ではやむをえないでしょう。 長期で考えるとREITの期待リターンはそれほど高くはありませんから(グローバルREITで5%前後、JーREITで3-4%)信託報酬などの手数料を抑えるということは重要なことです。 この点で、日本の株式市場に上場しているREIT銘柄は、売買手数料のみで保有できますから、ある程度の予算があれば、投資信託を買うよりも有利となります。 結論的には現在の投資金額が全資産に比べて過剰でなければ、そのまま保有することをお勧めします。また、今後J-REITに投資したい場合、新たな資金で、上場銘柄もしくは投資信託に投資されることをお勧めします。資産形成は長期作業です、ゆっくりと進めていきましょう。
その他の回答 (3)
- Trane37
- ベストアンサー率51% (460/888)
>「期待リターン」というのは目論見書の内容や運用報 >告書から分かるんでしょうか? 拙い説明で申し訳ありませんでした。真意は、REITはキャピタルゲインを狙うものではなく、分配金を得るものだというつもりでした。この分配金の利回りがだいたい日本で3-4%、米国で4-7%(欧州・アジアはこれより低め)なので「期待リターン」という書き方をしました。 つまり株式は、企業が利益を設備投資に回してさらに資産価値や、利益の上昇を狙うので、自己増殖的に価値が上昇していきます。これに対して、REITは、借入金や自己資本で不動産を保有して、その賃貸利益のほとんどを出資者に分配金として還元しますから、資産や利益が増殖していくわけではありません。仕組みからして両者は異なっているので、REITにキャピタルゲインを期待できないわけです。 ただし、インフレなどによって資産価格が上昇するすれば家賃収入などのその上昇が反映されるわけですから、債券にくらべてはるかに、インフレリスクには強いと思います。また株式とは異なる値動きをするのでポートフォリオの変動を抑えるために重要な資産クラスだと考えています。 ここ数年間のアメリカ、豪州、日本のREITの上昇は、REITの価値の増殖というより、不動産価格の上昇やREITのリスクプレミアムの縮小といった他の要因による一時的なものであったと思っています。
お礼
重ねてご回答ありがとうございます。 >REITは、借入金や自己資本で不動産を保有して、その賃貸利益のほとんどを出資者に分配金として還元しますから、資産や利益が増殖していくわけではありません。仕組みからして両者は異なっているので、REITにキャピタルゲインを期待できないわけです。 そうなんですね。目論見書を読んで理解したつもりでしたが、比較的堅実そうに感じられただけで投資対象の違いによるリターンの差異までは明確に把握できていませんでした。 >ここ数年間のアメリカ、豪州、日本のREITの上昇は、REITの価値の増殖というより、不動産価格の上昇やREITのリスクプレミアムの縮小といった他の要因による一時的なものであったと思っています。 なんと、そういうことだったんですか?右肩上がりでいいかなと思いましたが全く理解不足でした。Trane37さんが仰るとおり、資産形成は長期作業でゆっくり幅広く勉強していかないと見誤って足を踏み外すかもしれないですね。 たいへん勉強になりました。ありがとうございました。
- masuling21
- ベストアンサー率34% (2491/7233)
何で上場REITかというと、信託報酬を引かれない配当を直接受け取れるからです。 まとまった資金でないと買えないのが不利なところです。
お礼
いつもありがとうございます。masuling21様には前回の質問時もお世話になりました。自重せず自己判断で国内株式ファンドを購入していたら今頃は顔色が変わっているところでした。投資信託は株式に比較すれば価格変動が小さいので対応速度が緩やかですむだけで、リスクもコストも認識して進めないとダメですね。大企業病の例えにある「ゆでガエル」になるところでした。
- katsumi_tochan
- ベストアンサー率30% (116/378)
こんにちは 株価が大変なことになっていますねぇ。既にTrane37さんが回答なされていますが、素人の観点から。 私は日興の世界家主倶楽部を持っています。既にアメリカの不動産バブルが弾け出して来ており、欧州も微妙な局面です。不動産ファンドは緩やかに上り下がりする傾向があるので、ピークが見えにくいです。株式<->債券のような関係も把握しにくいし・・・私は「元を取ってから乗り換えませんか?」と考えます。 >「三井住友グローバルリートオープン」を4ヶ月前 例えば基準価額15000とすると、 申し込み口数 500,000x(1-0.0315)/15,000=33.28口 (ここで手数料15,750掛かっています。) 今のところリターン 70円x33.28口x(1-0.1)x4ヶ月=8,125円 解約時 33.28x15,000x(1-0.003)=48,2797円 ということになるので、元手を回収するだけでも9ヶ月ぐらいかかかることになります。「損切り」して「みずほJ-REIT」に乗り換えても、上記手数料などが若干変動するだけです。 まずは元手を回収した上、次のファンドを探されるのは如何でしょうか?その期間にこのOKWaveで勉強されることをお勧めします。 ちなみに私が購入している世界家主の場合はボーナス払いがあるので、今年の6月/12月分を貰って(出るかも不安ですが)から他に乗り換える予定です。 >「いやいや基本は長期投資だし手数料が嵩むばかりだし自重しなければ」 個人資産に関しては、このさじ加減が微妙ですよね。長期ならば株系(さわかみやありがとう、インデックスノーロード)がお勧めです。株安ですから、これからは毎月積み立てでインデックスがお勧めかもしれません。(私は先月からインデックスタイプの毎月購入を始めました) >リートを検討するとき、 私は「投機」として考えたので、世界家主にしました。長期投資ならば「ポートフォリオ」でまぜまぜ運用が効率的でしょうね、やっぱり。でもなかなか上手く廻らないですよね。なお投資信託は余裕資金で自己責任でお願いします。
お礼
>「損切り」して「みずほJ-REIT」に乗り換えても、上記手数料などが若干変動するだけです。 この算式は勉強になりました。金融機関でくれるカタログにも記載してほしかったですね。投資は願望や気合ではなく冷静な計算と判断力ですね。 >株安ですから、これからは毎月積み立てでインデックス 手持ちの投信の基準価額が、リート、海外債券が上がり、国内株式はガクッと下がったのを確認して・・・株式ファンドの買い増しのチャンスと考えるのがセオリーなんですね。基本が分かっちゃいませんね。そういえば少し前に某アナリストの「現在の株高は行きすぎだから手を出すのは控えて・・・」という記事を思い出しました。せっかく読んでも自分の投資判断や行動につながっていないのはまさしく馬の耳に念仏でした。 >でもなかなか上手く廻らないですよね。 下手な鉄砲を数多く打ったら転落しかないですね。焦らず慌てず辛抱強く冷静に自己分析をしながら・・・長期投資は意志が強くないと成功は見込めないですね。ありがとうございました。
補足
>グローバル・リートオープンは日本のリートにも投資していますか ら、これを全て解約してJ-リートファンドを新たに買い直すというのは無駄が多いと思います。 え?と驚き慌てて目論見書を開いてみると、p.2「ファンドの特色」の第1項目めに大きく表示されているではありませんか。おバカさんですね、と納得。 >他のグローバルREITファンドに比較してやや信託報酬が高め 全く知りませんでした。海外だから高いのかな、程度にしか考えず自分で調べていませんでした。金融機関の言いなりではだめですね。 >長期で考えるとREITの期待リターンはそれほど高くはありませんから(グローバルREITで5%前後、JーREITで3-4%)信託報酬などの手数料を抑えるということは重要なことです。 これは重要ですね、分散することしか考えていませんでした。「期待リターン」というのは目論見書の内容や運用報告書から分かるんでしょうか? >日本の株式市場に上場しているREIT銘柄は、売買手数料のみで保有できますから、ある程度の予算があれば、投資信託を買うよりも有利となります。 そうなんですか、よくわかりました。 >結論的には現在の投資金額が全資産に比べて過剰でなければ、そのまま保有することをお勧めします。 はい、そのまま保有します。 >資産形成は長期作業です、ゆっくりと進めていきましょう。 オッチョコチョイですのでつまらない質問で申し訳ありません。たいへん落ち着いた初心者にわかりやすい大人のご回答をありがとうございました。勉強になりました。