- ベストアンサー
SCM435のキャップボルトの防錆処理は一般的なのか?
- SCM435のキャップボルトの防錆処理について疑問があります。
- SCM435のキャップボルトは素地のまま使われることが一般的なのでしょうか。
- 黒いSCM435のキャップボルトは防錆処理がされているのでしょうか。比較的錆が発生しやすい材質なのかについても知りたいです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
普通状態は?黒染め?です。無処理では在庫中にも錆びる虞あるため。 http://www.alpsseiko.co.jp/data/3%20bolt%20no%20hyoumenshori%20p7-p8.pdf そこから亜鉛めっき(+クロメート処理)、やや特殊になるがクロム、ニッケルなど要求があれば黒染めを剥して処理してます(少量の場合)。 >表面の擦れたところは、銀色の下地 非常に薄い膜のためそうなります。 >SS400などに比べて錆の発生し易さ 油とセットで錆止め効果を発揮しているようなもので、油を抜くと錆びるので似たようなもの。 だから亜鉛めっき。建築用ボルトなどは効果高めるのに溶融亜鉛めっきでボッテリ付けるが、キャップボルトは薄く電気めっきする他ありません。
その他の回答 (1)
(1)さんとダブりますが、黒染め(四三酸化鉄皮膜)です。メッキなし、ニッ ケルメッキ品やユニクロメッキ,三価クロメート,黒亜鉛メッキ品も市販され ています。SCM435のキャップボルトは強度区分が10.9~12.9です。 六角穴付ボルト,セットスクリュー,自動車用特殊鋼ボルト,タッピンねじなど は原則として成形加工後に熱処理を施こし、所定の強度と靭性(粘り強さ)等 の機械的性質を得ます。製造過程の熱処理において酸化皮膜を生成する場合 と製造後薬剤処理して生成する場合が有ります。ねじの処理による色の見本 があったので添付しておきます。
お礼
鋼製の六角穴付きボルトやセットスクリューの古いJIS(例:B1177-1997)には、仕上げは”一般には、黒色酸化皮膜とする”の記述がありました。 2006年版では、”製造された状態”との表現になっています。 長年同じボルトを購入しているので、黒色酸化皮膜は施工してあると思われ、問題なさそうです。(特別な防食処理は不要、価格重視なので、) 回答ありがとうございました。
お礼
普通状態が黒染めということなら、従来、なんの表面処理の指示もなくSCM435を購入していましたが、簡単な防錆処理はしてあるようです。 非常に勉強になりました。 明確な回答ありがとうございました。