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同人誌マーケットの収入
友人がかなり画がうまく、同人誌で活動をしているんですが、まだ駆け出しで「将来の目標は?」みたいなことを聞いたら「いっぱつ当てる」との事でした。 具体的な例として同人でバカ売れしている「アンパンサーガ」と「空想実験」を見せられました。 正直両方ともかなりのクオリティで、ヒットする理由も納得できました。やはり、これらの作品は共同制作でしょうが、同人マーケットでも普通の漫画家が一発当てるのと同じような収入があるんでしょうか? 雑誌社を通していない分儲かる割合は多いんでしょうか?
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一発当てて新車を買ったというのはよくある話で、なかには マンションを買った人も実際にいます。ただ、ごく一部の成功 例がひとり歩きしている感は否めません。 ※不動産を買うときはお金の出所を証明する必要があるので、 そういう人は元々ある程度の収入があるんでしょうね。 同人誌ではどんなにバカ売れしても数万部くらいなので、1冊 1000 円でも総売り上げは数千万円台です。ここから経費を引いて サークルの頭数で割れば、年収何百万円くらいにしかなりません。 もちろん、同人誌だけで生活できるのだからすごいことですが、 収入だけで見ればサラリーマンと変わらないわけです。 いっぽう、コミックは当たれば 100 万部は当たり前の世界で、 印税が 10% でも数千万円の収入になります。これは当然、作者 ひとりの稼ぎなので( 原作者がいても2等分 )、いわゆるジャ パニーズドリームと言える高収入になります。 そういった意味で、確かに出版社を通さなければ粗利益率は 上がりますが、総売上部数で見ればはるかに小さい規模なんです。 まあ、趣味でも食っていけるというのはすごいことですから、 コミケで一発当てたいという夢は理解できますが、商業誌に 比べると、同じような収入とはとても言えないでしょう。 余談ですが、商業誌では将来性のある若手をたくさん抱えて おり、栄養費などさまざまな名目で最低限の生活ができる程度の 収入を与えていたりします。もちろん、1~2年やってみてダメ だったら切られるわけですが、ちゃんとした養成システムがある 時点で、同人誌作家よりははるかに安定していると言えます。
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ただ儲かってるサークルはあくまで一部ですけどね。 これからは著作権の問題で各企業等からも圧力が強くなるでしょうし、数年で同人誌業界がかなり変わってくるかと思います。オリジナル主体になるかも知れません。 前回のコミケで企業からのクレームで商品を廃棄したサークルがありました。同人ゲームですけど数千個つくったのを全部廃棄したので数千万の損害だとか。企業側が黙認してるだけで違法ですけら文句は言えないんですけどね。。
お礼
なるほど。 難しいグレーゾーンですよね。才能を育てるのに絶対必要な土壌であるのは間違いなく、それだけに邪気に扱うわけにもいかないし、マーケットの主役を取られるほど成長されても困ると。 しかし、その廃棄をしたサークルの人はかなりアンラッキーですよね。 それまでに既にそこそこ稼いでいたとは思うんですけど、数千万の損害とは・・・。
儲かってるサークルはそれはもう凄いらしいですよ。 ゴミ袋の中に札束を入れて、それを背負って帰るとか、小銭を捨ててお札だけ持ち帰るとかそんな噂も立つくらい。 同人誌の場合は客から受け取った金がダイレクトに丸々懐に入ってきますから。 普通本を出しても印税は10%とかでしょ。それが100%ですからね。もちろん印刷代とかがかかりますけどね。 税金もまともに払ってるのかどうか・・・
お礼
そうですよね。 いまや、同人マーケットは巨大産業ですね。 ビッグサイトのコミケは日本一のイベントですもんね。
お礼
なるほど。 芸能人も事務所にいるから生活できている人もいれば、事務所に所属しているから損している人が個人事務所を立ち上げるという現象がありますが、そのようなものですね。 社員とフリーランスというか