全員がニートの会社って一体何なの?
取締役が全員ニート、という会社ができたそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131106-00000007-wordleaf-soci
賛否両論あるようですね。
賛成意見
●既存の会社組織の枠組みにとらわれない新しいかたちの会社が始まる。
●ニートの潜在能力は高い。辞めた会社では彼らの個性や能力を引き出せなかっただけ。
●マニュアルに縛られ、マニュアル通りの作業しかできないマニュアル人間よりよほど良い。
●雇われない生き方、全員が平等の役職、という特色が出ると良い。
●すでに30以上もの事業プランができている。
●今までの企業では考え付かなかったようなアイディアや、考えたけど大企業故にボツになったような業務プランをこなせるはず。
否定意見
●ロクに仕事もできないくせに会社経営とは笑わせる。
●どうせ「取締役」という肩書が欲しかったんでしょ。学校時代の友人を見下して、「同級生は今、平社員。俺様は取締役」とか言ってね。
●会社の枠組みにとらわれないとかマニュアルなんか糞くらえ、とか言ってるけど、会社の枠組みという窮屈な縛りや規制の中で最大限の能力を発揮し、マニュアル通り、規則通りの業務をこなすのが会社員。それすらできない奴がどうやって部下をコントロールする?
●「前の会社では能力あるボクを生かし切れなかった。だから辞めたんだ。悪いのは会社であって、ボクじゃない。ボク能力は無限大なんだ」と勘違いしている馬鹿の集まり。
●どうせ利益の分配でけんか別れするだろう。そして、この会社に参画したことによって、会社法改正によって株式会社の設立が簡単にできることを学んで辞めた奴らがまた1円会社を続々と立ち上げる。結局、社長とは名ばかりのニート社長、ニート会社がぞろぞろできるきっかけを作ったに過ぎない。
●ニートの潜在能力はすごい、とか言うけど、人よりちょっとネット操作が巧い、とか人よりちょっとアイドルやアニメに詳しいとか、人よりちょっと絵を上手に描ける、というレベルでしょ。商業的価値を持たない才能では一円も利益は出ませんよ。
●30以上の事業プランというが、Tシャツ販売とか、食べられる名刺、とかくだらないものばかり。きちんとした企業のプレーンストーミングでは、単に数合わせで出すようなアイディア程度のネタを最高級品質の事業プラン、と勘違いしている。
●少なくとも銀行からの融資は絶対に受けられない。金を出してくれるのはニートの親だけ。彼らは親を騙して金を催促する口実として会社を作ったのではないか?
●既存のまともな会社は、このニート会社と取引しない。 契約してくれるのは水道ガス電気NHKだけじゃないの? 取引しても恥ずかしくて会社案内には取引先として公開できない。
●誰かが金を持ち逃げするか、誰かが詐欺に遭って会社のカネをだまし取られるかして、倒産するだろう。
などなどの意見があるようですが、このニート会社は成功するのでしょうか?
補足
失礼ですがすでに読んだことがありますよ。 間違ってないと思います。 今回は白黒はっきりさせようという趣旨の質問ですのでいいたいことはっきり書きました。