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難聴について

 今年の3月、左耳が突然難聴(感音難聴)になって、聞こえも悪く、語音も聞き取れない状態で、病院指定のアドホスなどの治療薬を飲んできました。  ところが、4月中旬になって、今度は{音が異常に高い反響音}になって聞こえるようになりました(左耳)。大きな反響音に聞こえるのですが、語意は難聴当初と同じで、ほとんど語意不明です。  以上のような症状ですが、専門家の方か、同じような経験をされた方にお尋ねいたしますが、どのような治療をすればよいかご教示ください。

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回答No.2

こんにちは。 リクルートメント現象についての説明が欠落してしまっており、申し訳ありませんでした。 さて。 リクルートメント現象は耳鼻科領域の専門用語で、補充現象とも言います。 この現象は内耳障害(感音性難聴や混合性難聴もその1つです。)の場合に、「音の大きさが少しだけしか変化していないのにもかかわらず、その変化の割合が正常な耳よりも非常に大きく感じられてしまう、という特異な現象」を指します。 お医者さまの説明によれば、この現象があると、仮に聴力検査で軽度難聴であったとしても、外部の雑音(例えば、食器がカチャカチャ触れ合う音や楽器の音など)が異常に大きく感じられて不快になったり、会話も非常に歪んで聴こえてきてしまったり、あるいは「わーん・わーん」とこだまが響くように聴こえてきてしまったりするそうです。 私がまさにそのような状態でもあったので、ご質問者もおそらくこの現象に見舞われているのではなかろうか、と思い、書かせていただいた次第です。 ちなみに、リクルートメント現象があるがゆえに、感音性難聴の方は、補聴器の適合に非常に困難を伴うことが多いそうです。 さらに、内耳の細胞がすっかり変性してしまって2度と元に戻ることがない難聴なのだそうで、重度の場合には、人工内耳への置換手術(医療保険の適用がある、とのことでした。)も行なわれるようです。 ただ、人工内耳に置き換えても決して満足のゆく結果になるとは言えない、というのが微妙なところで、人間の耳というものは非常に複雑にできているのだなぁと思わずにはいられません。 こんなところでよろしいでしょうか? 併せて日常生活を工夫してゆき、難聴ゆえのご不便さを少しでも軽減してゆくようになさるとよろしいかもしれませんね。 どうかお大事になさって下さい。

anteisan
質問者

お礼

ご教示有難うございました。現在の私は、ご説明のリクルートメント現象に近い症状ですが、回復不能に近いという経験説を聞いて多少悲観しましたが、 回答者さんもそうだったとすれば、現在の状況はどうなのか?ということが私の最大の関心事になりました たいへん恐縮ですが、リクルートメント現象からどのような経過をたどって、現在どのような状況でおられるか、教えていただけると有難いのですが、よろしくお願いいたします。

その他の回答 (1)

回答No.1

経験者です。 ご質問にある現象は、感音性難聴に特有な「リクルートメント現象」かもしれませんね。 特に、割と大きめな音が入ってきたときに顕著ではありませんか? また、耳鳴りはありませんか? 身体が疲れているときや、精神的なストレス・不安などが続いているときに起きやすいようです。 この難聴では、音が入ってきてもこのような現象が生じたり、あるいは「あたかも外国語を聴いているような感じなので、会話の意味がつかみとれない」といった特徴があります。 このため、補聴器を使用しても効果がないケースが少なくありません。 そして、たいへん残念なことに特効薬のようなものもなく(処方される薬は血液の流れをよくしたり代謝をよくしたりするための薬で、難聴に直接働きかけて治すわけではないそうです。)、手術で治せるものでもないそうです。 したがって、今後の治療については専門家の方に委ねることになろうかと思いますが、私の経験から申し上げるかぎりでは、劇的な治療効果は期待できないような気がします。 おそらく、現在の服薬を継続するか、耳管への通気治療を併用してゆく、というような形になると思います。 また、これはあくまでも私のケースの場合だったのですが、いわゆる向精神薬(精神神経科向けの薬)が意外と効果がありました。推測ですが、自律神経等に作用するからなのかもしれません。 ご満足いただけるような回答になっておらず、申し訳ありません。 お疲れを極力避けて、どうかお大事になさって下さい。

anteisan
質問者

お礼

ご教示有難うございました。私の左耳は感音性難聴でかつ混合難聴。右耳は伝音難聴と診断されています。 或る総合病院で治療していますが、他方で目まい、難聴、耳鳴りの本も出している有名な耳科の診断もうけましたが、音が大きく反響して聞こえる症状については前者の総合病院は前例がない、といい、後者の専門病院は診断はしても、その症状に対処するには普通の治療薬〔アデホスなどの血流改善薬}しかないという消極的な対応でした。 貴殿のご指摘の通り「語意」は不明ですが、音が反響して聞こえるわけです。前述の「本」には「検査上聴力が回復しても、ゆがんで聞こえたり、響いて聞えることがあります」と説明するだけで、治療法も何もふれていません。 貴殿のご説明に併せて感ずることは、耳科の薬や治療法は意外に前近代的なのですね。 ご教示から、途中から反響して響くようになった私の難聴について前例が分かり、大変参考になりました。有難うごいました。 最後に、不明な用語「リクルートメント現象」について、どのような意味か、ご教示いただくようお願いいたします。