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小泉首相の演説で引用された漢文について

どなたか教えてください。 少し前(かなり前かもしれません)小泉首相が国会での答弁か何かで(首相方針演説だったような気がします。)引用した漢文を読みたいと思っています。何から(論語、孟子、荘子?)引用したのか、またどのような本(出版社名や題名)を読めばいいのか教えてください。 内容はこんな感じでした。 人が何か大事を為そうとする時は、天は百難?苦難を与えて、それに打ち勝った者が大事を為すことができる・・・といった内容でした。(detailは違っているかもしれません。) どなたかよろしくお願いします

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回答No.4

1/19 施政方針演説で以下のように述べています。 「天のまさに大任をこの人に下さんとするや、必ずまずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしむ」という孟子の言葉をあらためてかみしめ、断固たる決意をもって改革を推進してまいります。」 これは、孟子語録に記されている下記の言葉の一部です。 ◆「天の将(まさ)に大任をこの人にくだすさんとするや、必ず其の心志を苦しめ、其の筋骨を労せしめ、その体膚を飢えしめ、其の身を空乏にし、行うこと其の為(な)なさんとするところに払乱せしむ」。 (天がある人に大任を授けるときは必ず、まずその人の心身を苦しめ、窮乏の環境におき、すべてその人のすることには逆行する事態を起こし試練を与えるということ。 安岡先生が孟子を取上げている著書があります。 http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=31511941&pg_from=rcmd_detail_4 本の内容 王道政治・民意尊重を理念として掲げ、国と人のあるべき姿を追究した『孟子』―混沌とした時代を志高く生き抜くために、我々は今こそ「孟子の精神」にその指針を求める必要がある。本書は、陽明学の泰斗が、人間の徳性、“恕”を強めて“仁”を行う、猶興の士など、「性善説」に基づく仁義礼智の思想をわかりやすく解説。良心・良識を重んじ、敢然と生きることの大切さを披瀝した講話録である。 目次 第1章 父と子、そして教育(父子の間は善を責めず 名宰相・謝安の子弟教育 人間としての「徳性」 ほか) 第2章 終末論と『孟子』の背景(静かなる終末論 「救世主」待望論議 曲学阿世の由来 ほか) 第3章 『孟子』尽心章句を読む(「尽心」の偉大なる真意 「正の順受」こそ正命 「恕」を強めて行い、「仁」を求むる ほか) 多分記載されているのではないでしょうか? 「孟子語録」にはほとんど載っているはずです。

akinii2005
質問者

お礼

ありがとうございました。求めていた文はこれでした。 申し訳ありませんがついでにお聞きします。 僕は、研究資料漢文学シリーズの1 思想1を持っています。明治書院発刊。 同じ明治書院から出ている新書漢文大系 孟子には載っていないのでしょうか?

その他の回答 (4)

回答No.5

shigure136 です。お礼ありがとうございます。 申し訳ありません。私は書籍の内容までは分かりません。 下記の書籍についての内容と発売元明治書院と関連会社・真珠書院(両社とも同一住所、同一ビル)をご案内致しますので、電話等でご確認されるようお願いいたします。 新書漢文大系 11 孟子  内野熊一郎【著】加藤道理【編】  定価 1050円 【内容 孔子の儒教思想を受け継いだ孟子は、諸国を遊説し諸侯に対して仁義に基づく王道政治を説いた。『孟子』は、その言行録をまとめたものである。平成13年12月、皇太子ご夫妻の第一子「敬宮愛子」様が御誕生されたが、その御名前の出典をはじめ、「浩然の気」「五十歩百歩」などの名言も『孟子』から生まれたことばである。】 株式会社 明治書院  TEL 03-5292-0117 (代表)  FAX 03-5292-6182 株式会社 真珠書院 電話番号 03-5292-6521 FAX 番号 03-5292-6182 掲載内容の詳細確認に関し、お役に立てずに申し訳ありません。しかし、上記会社であれば丁寧に調べて頂けるものと思います。

akinii2005
質問者

お礼

度々の質問に誠意ある回答を頂きありがとうございます。 恐縮してしまいます。 早速明日にでも電話して確認し、前回紹介してくださった本か、こちらかを決め購入しようと考えています。 学生時代から漢文に趣味的に興味があり(理系でした)、何故か、あの小泉首相の引用文には心の琴線を揺れ動かされたといいますか惹かれていてずっと気になってました(ちょっと大げさですが)。 ちなみに僕が好きなのは(と言うほどのめり込んではいませんが・・・)荘子です。

  • 110119117
  • ベストアンサー率48% (178/370)
回答No.3

#2です。冒頭部により近そうなものがありました。 「天の将に大任をこの人に降さんとするや、必ずまずその心志を苦しめ、その筋骨を労せしむ」こちらは孟子です。 でも意味からすると多分お求めなのはこっちなのかしら?と思います。 今度こそ「自信あり」で。先ほどは失礼しました。

akinii2005
質問者

お礼

はいそうです。まさにこれです。頭に残っている感じがはっきり蘇ってきました。わざわざ2回も回答ありがとうございました。

  • 110119117
  • ベストアンサー率48% (178/370)
回答No.2

 こんばんは。お答えします。  国会での政治家の発言を調べる場合、国会会議録検索システム(http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_logout.cgi?SESSION=3039)を利用すると良いです。古くは1947年の国会から調べることができます。  それで、私も興味が合ったので、調べてみたところ、そうではないかと思われる部分を発見しました!    発言は、平成16年1月19日の衆議院、参議院それぞれの本会議での、所信表明演説においてです。一番最後のまとめとして、墨子の「義を為すは、毀(そしり)を避け誉に就くに非ず」を引いています。意味は、「世のためになることを行うのは、人から誉められるためではなく、人として当然のことである」というものだそうです。  小泉総理の、歌舞伎や映画を見に行ったり、こういった漢文や和歌を引用されるところはすばらしいと思います。「総理大臣はそんなにヒマなのか」と批判する声もありますが、とんでもない話です。

参考URL:
http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_list.cgi?SESSION=5532&SAVED_RID=1&MODE=1&DTOTAL=2&DMY=5604
  • harun1
  • ベストアンサー率60% (927/1535)
回答No.1

「天よ、我に百難辛苦を与え給え!」と言う言葉は知っていますけど・・・ 戦国の武将 山中鹿之助が上月城(播磨の国・兵庫県)で発した言葉のことではないでしょうか?

akinii2005
質問者

お礼

すいません。ちょっと違ってました。 でも、わざわざありがとうございました。

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