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教師を目指すにあたって。
私は今、旧帝大理系学部に通う3年の女です。これからの進路について春休みからずーっと模索しています。 来年、教採を受けるのではなく、3年の終わりから就職活動をしようと思っています。教師1本でいくとか本当にいろいろ悩んでいるのですが、いろんなことを現実的に考えたときに、以下に書く理由でこれがいいんじゃないかと思って、皆さんの意見を聞きたく投稿しました。 ・一度社会に出て違う世界を経験してみたい。 ・高校理科を希望ですが、やはり1発合格は厳しい現状だと思い、講師や臨採よりも他の仕事をやりながら受験を続けたい。 ・1発合格は難しいと思うのは、やはり理系学部である故、3年の今でも午前中は講義、昼からは毎日遅くまで実験があり、帰ってきて実験の予習・レポートで終わります。4年になると、自分は生物系の研究室へ進みたいと思っているので、きっと毎日夜中まで研究生活が1年間続くし、4年の10月までは部活も続くので現実的に教採のみに集中できないと考えています。また、研究をやるからには1年それに集中したいと思います。それは教師となって教えるときにも専門の知識として役立つと考えているからです。 就職しても仕事をしながら勉強を続け、教師を目指すというこのスタンスはよくないんでしょうか?何かアドバイス頂けたらと思います。よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
あくまでも参考意見としてお読み下さい。 教員採用試験、一次が受かっても二次がなかなか受からない。つまり採用が少ない状態は続いています。やや改善されたとはいえ、今後も続くみたいです。現場では、講師、臨時採用の数がすごく多いです。社会全体が、正式採用を少なくしている気配は感じます。大学在学時に教員採用が決まるのは、かなりの幸運が必要でしょう。 それをめざして採用試験勉強に打ち込む。今しかできない研究、部活を捨てる。それは人生にとって損失だと思います。今しかできない事をやりましょう。 はっきり言って、採用の見込みないけど、生活のために講師をなさる人の割合は多いです。本当に、言葉は悪いけど、教育労働者の「使い捨て」状態が続いています。教える喜びはあっても(そりゃあります。教諭と同じ仕事するのですから。)でも、生計のめどが立ちません。 見込みの少ないものに時間をかけるより、今しかできないことに全力投球する事がおすすめです。質問者様のスタンス、賢明です。生物の研究、応援します。 私は魅力的な教員を何人か知っていますが、そのような人たちは大抵他の職種を経験しています。教育現場には、他の職種の経験者が本当は必要だと感じています。就職に有利、不利は別として、人間社会として、教師経験しかない人ばかりでは、教員社会がよどんでしまうと感じます。
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- guchon
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高校理科の教員です。 >一度社会に出て違う世界を経験してみたい。 それもいいと思います。 現在、文部科学省はキャリア教育を薦めています。 http://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/wakamono/index.htm 他人の話より、先生自身の話であれば、より生徒に響くでしょう。 私は現在実業高校に在籍しているのですが、一般企業を辞めて先生になった方がたくさんいます。 その先生の言葉は非常に重たいです。 >生物系の研究室へ進みたいと思っているので・・ 研究は、納得いくところまでやってください。 生物学のどの分野かわかりませんが、生物学は日々変化して今後の発展が楽しみです。 研究室でじっくり研究することで、科学の本質が見えてくると思います。 研究方法を身につければ、研究を続けることができます。 http://www.toray.co.jp/tsf/index.html 教科書を教えるのではなく、生物学の楽しみを生徒に教えてもらいたいです。 >他の仕事をやりながら受験を続けたい。 仕事をしながら、受験はさらに厳しいと思います。 学生以上に時間がないと思います。最初の数年は、仕事を覚えることで精一杯でしょう。 また、お金をもらっている以上、責任をもって仕事をしてもらいたです。 もし、一発にこだわるのであれば、教育学の大学院に進むという方法があります。 理学部ほどではありませんが、研究もすることができますし、現場を見に行くことや教育方法も学ぶことができます。 私個人の意見ですが、教師という職業は若くしてなるものではないと思います。(特に高校ならなおさら) 20代前半で「先生」と呼ばれ、何か偉い人にでもなったような勘違いをしてしまいます。 何か自分の「強み」を持ち、それを多くの人に伝えたいと強く思ったときに教員という道を選んでもらいたいです。 都道府県の教員採用試験の年齢制限は年々上がっています。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/senkou/03073101/004.htm このような意見を言う私自身も、遠回りをして教員になりました。 私の体験談で生徒の進路(将来)を変えてしまうこともありました。 教師は本当にやりがいのある職業です。 これから、教育実習をすると思います。 信頼できる先生にも相談して、自身の進路を決めてください。
- asaka3
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No3の方のご意見が、すごく現実的かと思います。 加えて生徒や保護者の立場からすると、 一発合格が難しいからとりあえず受けずに他に行って・・・ という人に、熱心に教えてもらえるという信頼感がもてるかどうかも疑問です。 また、会社の側にしても腰掛けの採用は困りますよね。 理系の研究室が夜遅いのは分かります。 そこで、半年も部活と両立ができるのならば、 なぜ部活の部分を教採に切り替えないのでしょうか。 私がいた研究室は生物系よりは時間に融通が利くと思われる有機合成系でしたが、 自分を含めみんな、部活は引退しました。 教育学部の友達だって教採を真剣に受験している人は 4年生当初には、部活は引退していました。 また、もっと採用が少なかった時期でありながら、 高校理科を一発で受かっていた人は、研究もしっかりやっていました。 反応待ちの時間に問題集を解いたり、勉強したりしてましたよ。 研究が大事でその道に進みたいのならば 大学院に進学する方向をまず考えるのでしょうから、 就職といっても、研究を直接継続することは不可能なところなのだと思います。 また、教職に就いたとき、大学で1年間研究したことがどれだけ役に立つかと言えば、 はっきり言って狭すぎてほんの少しだけでしょう。 質問者様の考えは とりあえず今やりたいことを優先しているように思います。 でも、本来なら今やらなければならないことを優先されるべきかと思います。
- suzuko
- ベストアンサー率38% (1112/2922)
教員です。ちょっと意地の悪い意見です。 旧帝大理系学部・高校理科って条件だけ見ると、1次さえ受かれば、通りそうに思いますが・・・講師の方で受からないのは、仕事が忙しくて、受験勉強より実際の仕事の勉強の方が優先されるから(校種によっては専門知識が大学で学んだだけでは足りません)だったりしますよ。1次の内容は大体どこの都道府県でも、常識問題(悪い表現で大学受験の延長問題)です。つまり現役の方が有利です。 2次試験は専門知識(といっても専門分野での広く浅い知識)と面接です。この時、自分がいかに教職に向いているかをアピールしますから、講師が有利になりますね。 >就職しても仕事をしながら勉強を続け、 ってスタンスは立派だと思いますが、そんな甘い職場あるんでしょうかね? アルバイトならば別ですが・・・アルバイトは2次では一番不利ですね。 何故、受ける前から「教採を受けるのではなく」なのでしょう。絶対合格と言う自信がないと受ける意味ないですか? 別に「研究に集中」って「教採を受ける」と平行しても出来ませんか? 先輩の教採を受けた人たちってあなたの目から見て「研究に集中」してなかったのでしょうか? もしあなたが「どうしても続けたい研究がある。その為には就職しかない。でも将来的には子ども達に教えたい」と言うならば、あなたの選択したスタンスは勧められます。実際、物事を極めるには10年以上の継続が大切です。 職場で、他の業種を2・3年腰掛けしただけで「社会が判った」顔をしてくる同僚には困っていますから。
- IEEE1395
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すべて私事の意見であることをご了承ください。 まず、結論から言うと教職に着く前に一度社会に出ることをオススメしたいです。 その理由は、今まで教わっていた立場の人間も教師になる事によって「先生」と呼ばれ、天狗・・・・もしくはプライドだけが高い人間=社会的に不適合な教師になってしまう例が少なく無いからです。 ですから、一度社会経験を積むのはアナタにとっても大変な財産になるはずです。 受かった後、教師になったとして 今まで教わる立場から教える立場になって困惑するとは思いますが、特に着色などせずに自分の思うがままに教えていくのが良いと思います。 誰かに聞いたから・・・・・ではなく、自分流に!!っていうほうが生徒に受け入れてもらえた時に嬉しいのじゃないでしょうか? だから、「今、私も勉強をしながらお前達にも俺が教わったことを教えてる」っとハッキリいえる教師のほうがカッコいいと思います。 教師というのは教える立場であるが故、常に新しい勉強をしなければいけないと私は思います。 だから勉強を続けてあなたにとってプラスになる事は生徒にとってもプラスになると思うので私を良いと思います。 合格したからもういいや・・・・ではなく、合格してからが勉強であることを常に考えていることが教師という立場には今後欠かせない事になるでしょうから。 生意気言って申し訳ありません。 現役時代、偏差値36の私でした。