ローマ字は日本語をアルファベットで書き表すための方法ですから、日本語の音節にない「ティ」の表記は存在しませんね。(No.2さんの回答に賛同)
「tii」は、いわゆる訓令式では「チイ」になってしまいますが、ヘボン式では「ti」を使わないので、“「ti」を「ティ」と読むことにする”と決めれば「チイ」との区別はできるでしょう。あくまで「新しい決め事」を設けるという前提です。
あとは、長音「ー」をどうするかの決め事が必要です。「i」に「^」をつけるか「i」を重ねるか。
なお、JIS規格のローマ字入力・仮名漢字変換変換方式(注)では、「t'i」と規定しています。
(注):JIS X 4063 「仮名漢字変換システムのための英字キーから仮名への変換方式」
欧米語の話者が説明なしに「t'i」を「ティ」と読めるかどうかは微妙ですが、「ti」を「チ」と読ませる訓令式よりマシかもしれません。
なお、No.1さんの回答にある「thii」「texii」の綴りは、多くの「仮名漢字変換システム」で使用できます。「telii」と綴れるシステムもあります。
が、ローマ字の綴りとしては有り得ないものです。