違いそのものはymmasayanさんの言っているとおりです。
その使い分けについてもう少し補足いたします。
実験で得たデータをもとにしてある計算を行い、
その計算結果が重要なデータだとします。
(例:電流・電圧を測定してオームの法則にしたがって
抵抗を求める、など)
このような計算のことを「二次測定」と呼ぶこともありますが、
このとき、誤差の伝播に注意を払う必要があります。
二つの実験データがA±ΔA、B±ΔBで得られていたとします。
(このとき、絶対誤差はそれぞれΔA、ΔB、
相対誤差はそれぞれΔA/A、ΔB/Bとなります。)
和の計算、すなわち(A+B)に対する誤差をεとすると、
εは絶対誤差を用いて√{(ΔA)^2+(ΔB)^2}と計算されます。
これは差の場合も同様です(差をとっても誤差は大きくなっていくことに注意)。
対して、積または商の計算の場合、ABあるいはA/BあるいはB/A
の誤差の計算には
相対誤差を用います。
・・・が、
具体的な計算方法を忘れましたm(_ _)m
少なくとも、使い方が異なることだけは市っておいて損はないと思います。