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ながら勉強の検証
過去にも何回か質問されている「音楽を聴きながらの勉強」についてです。 今日、タイトルの内容について友人と話していたのですが、お互いの主張としては、 私「音楽を聴きながらでは効率が悪いはず。そもそも音楽を音楽として認識してしまっている時点でそちらに意識が向いていることになり、勉強への集中力は低下するはず。精神科医の和田秀樹氏などもそう言っている。」 友人「何かの調査で、日本人の過半数は音楽がある方が集中できるという結果が出たらしい。そもそも音楽 を聴いていなくとも自然界には何かしらの音があるのだから、音楽の認識による集中力の低下など、前提が 間違っている、そんな意見はナンセンスだ。」 結局議論は平行線で終始したのですが、ネット上で調べても、個人的にながら勉強が向いているか否かの意見はあっても、何かしらの研究結果など、具体的なソースが見つかりませんでした(私の調べ方が悪いのかもしれませんが・・・) なので、もしみなさんが何かしらの情報を持っていらしたら、教えていただきたいです。どちらの立場からのものでも構わないので、お願いします。
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ちょっと違う立場から回答します 私は発達障害児の教育を専門としています。 彼らの中には聴覚過敏といって,特定の音が妙に良く聞こえてしまい,それに過敏に反応する人たちがいます。例えていうと,黒板を爪でひっかく音は小さな音でも気持ち悪く感じてしまいますが,それがいろんな音に対してある状態だと考えて下さい。 彼らのその過敏をカバーする方法の一つとしてヘッドフォンで好きな音楽を聴くと言うことが推奨されています。研究論文もいくつかあるようです。(英語ですが) ご質問の内容はまさにこれにあたるのではないかと思います。プログラマーの方が書かれていることとかぶりますが,音楽としてきくのではなく嫌いな音をカバーする音としてヘッドフォンを使うのであれば,集中力を高める効果は大きいと思います。 しかし,音楽を音楽として認識するのであれば集中力はそがれていますから,あまり学習を深めることには役立たないと思います。 繰り返しになりますが,人間の脳は別の刺激が入ることで他への集中が増すような器用な構造はしていません。
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- milkey777
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音楽を聴きながら勉強する、ことについてですが。 音楽を聴くことにより、大脳皮質(脳の一部の名称です。)が刺激されて活性化し、勉強の能率が上がる、ということはあるそうです。 でもやはり大きな音で(この辺りで個人差があるかもしれないのですが)聴くと、集中力が欠ける原因にもつながってしまうので、あくまでも「うっすら」ということがポイントなようです。
お礼
回答ありがとうございます。 「ながら勉強」の効能は「聴き方によって変わる」 ということで一応閉めさせていただきます。 自分なりに統計などのソースを探しても見つからなかったので^^; 回答を出してくれた皆さん、ありがとうございました。
- mackid
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>集中状態で聞こえない、ということでしょうか? そういう状態にもなるし、そうでない状態の時もあり、かといって音楽として聞いている状態が役に立っていないかというとそういうわけではない、ということです。 ずっと連続して集中できるかどうかは特に重要ではなく、2時間なら2時間という全体を見た時に、平均すれば音楽が集中と気分転換に役立っている人がいる、ということです。 例えば音楽なしだと30分しか連続して集中できないが、音楽ありだと少し音楽に耳を傾ける時間を活用して2時間でも3時間でももつ、という人達が実際にいるわけです。特にクリエイティブな仕事をしているものにとっては、「集中」という表現よりも「気分がノル」という表現がピッタリくる場合が多く、そういう人にとっては気分がノル音楽というのが存在します。リラックスするため、と言ってもいいのかも知れません。 記憶や思考が中心の勉強と創作とは違うと言われればそれまでですが、プログラム等も当然アルゴリズムを考えていますし、絵を描く時にも色々と計算しながらしている場合もあるので、本質的にはそれほど違いはないでしょう。 どういう学者が言おうとそれはその人の説であって、集中というものの定義が科学的にできない以上、やはり個人差の問題だと思います。邦楽はダメだが洋楽なら集中できる、歌詞があるとダメだがクラシックなら集中できる、ジャズだと気分がノル、といった人もいるでしょうし。
お礼
>「集中」という表現よりも「気分がノル」 なるほど、そういうことですか。 >例えば音楽なしだと30分しか連続して集中できないが、音楽ありだと少し音楽に耳を傾ける時間を活用して2時間でも3時間でももつ、という人達が実際にいるわけです。 つまり、音楽を聴くことで集中している人は、短期的な集中度ではなく、ある程度まとまった時間で見た時の平均的な集中度が高まっている、ということでしょうか。なんとなく分かりました。ありがとうございます。
- mackid
- ベストアンサー率33% (2688/8094)
プログラムを専門でしていた頃、同僚3人で並んで仕事をしていましたが、3人ともヘッドフォンつけて仕事してました。そうすれば他人の独り言を聞かずにすみますから。「何で動かないんだ」とか「あれー?」とか。 >音楽を音楽として認識してしまっている時点でそちらに意識が向いていることになり、勉強への集中力は低下するはず。 このあなたの主張は、音楽を音楽として聞いていなければ崩れます。 勉強でも仕事でも、ずっと集中し続ける事は難しいです。音楽はかけていなくても、勉強中に首をグルグル回してみたり、部屋の中を見回して一瞬緊張をほぐすぐらいはしているのでは? また、同じ雑音でも、突発的なものと音楽のような一定のリズムに乗ったものとでは、頭の受け取り方も違うでしょう。ずっと同じ問題で悩んでいて、ちょっと他の事をしたら別のアイデアが浮かぶ、なんてこともよくありますが、音楽はそのきっかけにもなるように思います。 というわけで音楽は、突発的な雑音の遮断の他、適度なリズムを頭に与え、気分転換に利用することで持続力を伸ばす役に立つと思います。 もちろんそれにあった音量も音楽の種類も、個人個人様々でしょうね。要するに向き不向きの問題であって、効率がいいか悪いかの結論はでないと思います。
お礼
反論・回答ありがとうございます。 >音楽を音楽として聞いていなければ崩れます 音楽を音楽として聴かない、とは先に出ているように 集中状態で聞こえない、ということでしょうか? >音楽は、突発的な雑音の遮断の他、適度なリズムを頭に与え、気分転換に利用することで持続力を伸ばす そうなると同時にこちらの効果が得られないような気もしますが・・・ 脳波の映像などのソースがないのでなんとも言えないのですが、著名な学者である和田氏や川島氏が「ながら勉強」の弊害について言っている以上、やはり個人の感覚とは違い、何か根拠があるんだろうと思っていたのですが・・・
No.2のご回答には賛成します。 音楽がかかっているということと、聞いていることとは違うと思います。実際にある程度のノイズがあった方が集中できるという人も多いと思います。ただし、それに聞き入ってしまうと駄目だと思います。 実際に集中していれば音楽がかかっていても聞いていないという状態になります。それならば音楽をかけておく意味はないということになります。音楽がかかっているとか、ある程度騒々しい状態の方が集中できるという人は、おそらく、集中力を高める過程で、騒音が有効に作用しているのだと思います。しかし、音量が大きすぎれば、やはり集中の妨げになると思います。 私個人としては、無音の方が集中できますので、音楽はかけません。試験会場でも音楽はかかっていませんので、音楽のない状態で勉強する習慣にしておいた方が良いと思います。
お礼
>実際に集中していれば音楽がかかっていても聞いていないという状態になります。それならば音楽をかけておく意味はないということになります。音楽がかかっているとか、ある程度騒々しい状態の方が集中できるという人は、おそらく、集中力を高める過程で、騒音が有効に作用しているのだと思います。 集中状態に入って音が耳に入らなくなってしまえば 意識の方向が問題になることはないわけですね。 しかしそうなるとやはり、 >試験会場でも音楽はかかっていません これが問題になってくるわけですが・・・ あくまで受験とかを考えると止めた方がいいけれども それ以外の場合ではこの限りではない、ということでしょうか。
- tetrarch
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これは、非常に難しい問題ですね。 音楽を聴いている人が、音楽として意識しているかどうかが問題だと思います。よく、集中しているときは周りの雑音が聞こえないときがあるじゃないですか、そういう状況を音楽により作っているんだと思います。逆に音楽により集中力が下がる人は、音楽を雑音としか認識できないと思われる。 私個人としては、適度に勉強するときなどは、洋楽を聴いています。日本語の歌詞だと集中できない。暗記物の勉強だと、無音状態を作ります。(無音といっても、車の通る音などでイライラしますが) どちらがいいとは言えないが、深層心理が深く影響しているのだと思う。 納得してもらうには、論より証拠でまったくの無音で勉強してもらえば分かると思います。
お礼
>集中しているときは周りの雑音が聞こえないときがあるじゃないですか 確かにそうですね。 >論より証拠でまったくの無音で勉強してもらえば分かると思います たしか消音機能のあるヘッドフォンとかありましたよね。学者さんの実験結果を探しつつ、自分でも単なる音楽なしと無音状態などを比べてみようかと思います。ありがとうございました。
- agricap
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めざましテレビで話題になっていました。めざましテレビでの結論は、それぞれで慣れている方が効率が良い、ということのようです。 ↓5月15日欄をみてください。 http://64.233.167.104/search?q=cache:qvXaPVDL_ToJ:mezamashi.seesaa.net/+%E9%9F%B3%E6%A5%BD+%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%89%E5%8B%89%E5%BC%B7+%E3%82%81%E3%81%96%E3%81%BE%E3%81%97&hl=ja&ct=clnk&cd=6&lr=lang_ja 『脳を鍛える大人のDSトレーニング』の川島隆太教授によると、音楽を聴きながら勉強するのは、効率が下がってしまう、らしいです。 http://bokudoraemon.blogzine.jp/crea/2006/05/post_2e92.html
お礼
早速2つもありがとうございます。 統計結果だと、「ながら勉強」ができる、 専門家の見地だと、できない、という意見になる んですかねぇ。不思議です。
お礼
>音楽としてきくのではなく嫌いな音をカバーする音としてヘッドフォンを使うのであれば,集中力を高める効果は大きいと思います。 >人間の脳は別の刺激が入ることで他への集中が増すような器用な構造はしていません。 つまり、どんな環境で集中力の最大値を使えるか、 ということでしょうか。音楽を聴くことで集中力が増えるわけではないけども、雑音をシャットしたり、雑念を払うのに使うことで結果として集中力を高められる、ということですよね? ありがとうございました。