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不定詞(不定法)はなぜ「不定」?

不定詞(不定法)はなぜ「不定」と名づけられているのか不思議です。解説よろしくおねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • nacam
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回答No.2

不定詞を、英語で考えますと、よく分からなくなります。 ラテン系の言語で考えますと、動詞は、人称(一人称、二人称、三人称)で変化しますし、時制(過去、現在、未来など)によっても変化します。 不定詞は、人称や時制が決まっていないため、不定詞と呼ばれます。 不定詞を使う場合、人称や時制は、助動詞的に使われる動詞が受け持つ場合がほとんどです。 I am going to read the book. この場合の「to read」が不定詞です。 英語の場合、不定詞、動詞の原形、現在形、が、同じため、混乱してしまいます。 スペイン語の場合、 Yo voy a ir a Tokyo.(私は、東京に行く予定です) ここの 「a ir」が不定詞で、「ir」の一人称現在形が、voyです。 ここでの「ir」には、人称も時制もありませんから、不定詞と呼ばれます。

noname#41299
質問者

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infinitive は「無限」なのに「不定」ということが混乱のもとだったようです。「無限に同じかたちが適用できる」と見なせば理解できます。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#122289
noname#122289
回答No.3

動詞の法(mood)のうちで直説法、接続法、命令法など人称や数によって語形が決まるものがfinite(定動詞)、意味上の主語の人称や数に関わらず語形が変化しないのがinfinitive(不定詞)です。

noname#41299
質問者

お礼

infinitive は「無限」なのに「不定」ということが混乱のもとだったようです。「無限に同じかたちが適用できる」と見なせば理解できます。ありがとうございました。

  • ag102210
  • ベストアンサー率19% (12/61)
回答No.1

不定詞とはその名の通り、「定まっていない品詞」という解釈に由来している名称だと思います。 「to 不定詞」が一番よくあると思いますが、 1.I want to eat this apple.(私はこのりんごが食べたい。)・・・といった場合、かくかくに日本語にしてみると、「このりんごを食べること」を望む、というようになると思います。「~こと」と名詞のような扱いになることから、名詞的用法となるのでしょう(I want a guiter.と同じようなものですね)。 2.I went to the station to see my friend.(私は友達に会うために駅へ行った。)・・・この場合、「会うために行った」と、「行く」という動詞にto以下が掛かってきます。(ここからは国語の問題ですが)動詞にかかる品詞のことを副詞というので、このような用法を副詞的用法となるのだと思います。(I went to the station quickly.のquicklyと同じ使い方だということが解ると思います。) 3.I want something to drink.(私は飲み物がほしい。)・・・これではどうでしょうか。「something to drink→飲むための何か」というようにto以下が名詞(この場合はsomething)にかかっています。これは形容詞の使い方と同じです(cold drinkとかdelicious foodのcoldやdeliciousはどちらも名詞にかかる形容詞ですね)。このような用法を形容詞的用法というのではないでしょうか。 このように、使われ方によって名詞であったり副詞であったり形容詞であったりするような使われ方になるので、定まっていない品詞→不定詞、というようになったのではないでしょうか。

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