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この仕事をうけるべきでしょうか、降りるべきでしょうか
私の家は、工務店や個人から、注文をいただいて建具の作製取り付けをしています。 先月、20年来の付き合いのある工務店から、依頼を受け、3月取り付け予定ということで、準備をしてきました。 ところが、後でわかったことですが、この工事の発注者(建主)は、この地域では、有名な変人で、工務店の方に、工事現場の工事の変更や、作り直しが後を絶たないそうです。 そのため、すでに工務店もすでに現場に入っている下請け業者も、相当の赤字になっているということを、知り合いの方から教えてもらいました。 また、予算は、もうすでに決まっていて、変更や作り直しは、工務店でも一切もらえないとか・・・・ もちろん、私の部門でも、変更は、後を絶たず、今月だけでも、20回を越えました。 しかも、カタログでは納得できないということで、実際の製品を作ったり、送料や製品をこちらの負担で取り寄せろなど、普通では、ありえないし、私も初めてでした。しかし、上記のような話を聞き、どうするか、話し合いました しかし、父は、20年もの付き合いと言うことと、ある程度、材料なども用意してしまったので、と言うのです。 私としては、正式に契約する前に、この仕事を降りるべきでは、とも考えました。 理由としては、実際図面通りに建具を作っても、「気に入らない」と言われれば、また材料を購入し作り直さなければならないという事と、あれだけの赤字では、工務店では、建具の支払いは出来なくなるか、もしくは、長期と言うことになりかねないと、思ったからです。 でも、確かに、父の言うとおり、父の代から20年も仕事をもらった事もありますし、どうしようか、困っています。よろしくお願いします
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相手の工務店さんとは20年らいのお付き合いとか。お父さんも判断に困っておられるようですね。 正式契約とありますが、工務店と建具制作の契約をしたということですね。下請契約と理解してよろしいでしょうか? 設計図面どうり作ってもとありますが、その図面は誰と打ち合わせて、誰が作図した図面ですか?図面とは建築主の意を反映したもでないと意味の無い性質のものです。建物にもよりますが、下請の設計屋さんが図面化したとしても、請負工務店の責任者が建築主と打ち合わせ、承認を取って制作するのが一般的と云うか普通です また、この工事の監理者は誰かと云うことです。おそらく工務店の社長と云うことでしょうが、あなたのところは監理者と打ち合わせを行ってから製作するはずですから発注者はあくまでも工務店ではないでしょうか? 他の回答にありましたが工務店とあなたのところの関係ではないでしょうか。 とも云え、「長年の付き合い=なあなあの付き合い」ということもあるでしょう。 監理者が監理者になっていないのではないでしょうか。いかに有名な変わりものの建築主とは云え、受注する側の姿勢ははっきりするべきではないでしょうか? 結論 「 断る 」 気の短い工務店の社長がとありますが・・・ 仕事の少ないこの時代、無理してでも工事を受注したいとの気持ちがあるのでは ないですか?すでに1000万円から赤字とのこと、それでも当面の金をまわそ うとの考えではないか。 すでに1000万円から赤字 とするならば工事の規模、工務店の規模にもよりますが、監理の状態らして、ま たあなたの心配からして1000万も赤字をだすと命取りにもなりかねない。 (はっきり云って倒産しかねない) この次期 あなたのところのことではありませんが、景気のいい建築関係者は少ないのでは いでしょうか。やけどをしたら取り返しがつかなくなる場合がありますよ。 今も時期建築関係者は仕事をただ受注することよりも見極めながら受注すること が大事ですよ。 在庫件ですが 在庫はまた違う現場でも少しづつでも使うこともできるのではありませんか 契約について 契約を済ましていらしゃるならなお結構、契約書というのは双方の約束を書式に したもの。製作した建具が粗悪品ならともかく、そうでないなら契約の範囲を超 えるものであるなら、解約できます。
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- YoshiakiKun
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giuttoさんは工務店から仕事の依頼を受けて工務店から代金を貰うんですね? 間に工務店が入っているのであれば、エンドの客質は無視してあくまで工務店との取引というスタンスを崩すべきでないと思います。 実作業を伴わない「打ち合わせ」には必ず工務店の責任者を同行させ、逐次工務店側に確認を取っていくとよいと思います。客が金を出せる・出せないは関係なく、客が金を払わないでいようが工務店からは貰うべきです。 工務店にもある程度のリスクを負って貰わないと信頼関係が損なわれると思います。具体的には、 (1)材料は工務店で用意して支給 (2)加工・取付の作業は giutto さんのところで お客がゴネればゴネるだけ、工務店も損害を被る構造にしておかないと、giutto さんに丸投げして知らんプリ決め込まれるのは必死です。 giuttoさんのところのリスクは作業費のみとなります。 そうじゃなければ(丸投げしようとしているのであれば)、丁重にお断りされるべきだと思います。 そんな悪徳客を丸投げしようとする時点で、逆に giutto さん側がその工務店との今後のお取引を考え直したほうがよいと思います。(その工務店と縁が切れてもやってけるように準備を開始する)
お礼
ご回答いただきどうもありがとうございます。 YoshiakiKunさんのアドバイスをいただいて、少し考えてみましたが、ここで 手を引こうかと、私としてはほぼ決めました。 理由としては、 1 工務店による材料支給は難しい 2 設計上、クレームが出ると予想される作りなのですが、一貫して、変更さ てもらえない。 3 取引を中止となっても、経営に大きくは響かない からです。 また、打ち合わせには、工務店の社長と設計士が、必ず同席してやっているのですが、社長自体、素人に近い事もあってか、ほとんど説明できず、客の言い分を通してしまっているようですね(若いという事もあるでしょうけど) いずれにしろ、今回の赤字で、この工務店は、かなり傾くのは、確実です。 今回、手を引くのは、いい機会と、いい経験をしたと、思うべきと、自分で思いました。 本当にどうもありがとうございました
- ykkw_2001
- ベストアンサー率26% (267/1014)
>正式に契約する前に、 >変更は、後を絶たず、今月だけでも、20回を越えました。 そういうのって、話しには聞いていましたが、実際にあるんですね。 びっくりしました。 業界も商いの方法も違っているので、そのまんまでは通用しないとは思いますが、 何かの参考になれば、と思い書きます。 契約時点までに、固めておくことが多いです。 (1)見積り段階で、毎回打合せ記録をとり、相手方に承認サインをもらいます。 (2)見積り図面でかなりの手間がかかりそうであれば、 1度要望が出きったところで、要望項目をまとめサインもらってから、 概略設計 ¥xxxx 詳細設計 ¥xxxx 材料手配 ¥xxxx 製作 ¥xxxx で、見積りを出し、概略設計段階で図面納品で、一旦支払いしてもらいます。 また、材料手配前に、「材料注文しますよ、返品ききませんよ」と逐一確認します。 (今回は、材料は既に入っているようなので、少々お芝居が必要でしょう) (3)前言撤回での、やり直しにたいしては、1件当たりいくらという金額を提示しておきます。 「あ、ゴメン、やっぱ変える前のほうがいいから、戻して」ってやつです。 実際に1件1件お金を頂かなくても、件数を(先方にわかるように)カウントするだけで 「サービスにしときますよ」と言えば、プレッシャーになります。 (4)見積り時点で、赤字ラインに近づいて、ヤバそうになったら、こちらの積算明細を提示します。 「赤字になってしまうので、降りてもいいんだよ」ということを示します。 >カタログでは納得できないということで、実際の製品を作ったり、送料や製品をこちらの >負担で取り寄せろなど、 やはり、業界や取り扱い商品によるのですね。 私の場合、日常的にそういう事をやっています。 ただ、限度と言うものがあるので、限度を超えた場合は、 メーカー(の展示場)や実際の納入先に出向いてもらいます。 もちろん、私も同行します。 半日でよくいって2件ですが、顧客の納得度はかなり高いです。 (見学より、むしろ車でいっしょに行動するということが、いいのかもしれません) #でもやはり、最終手段は、「お断り」ですね。 #予算の3倍くらいの見積り提示で・・・・
補足
早速の回答ありがとうございました。 現時点では、私たちも長年の付き合いと言うことで、予算もギリギリの線まで見積もりしています さきほど父もまた呼び出されまして工務店へ行きましたが、(2)はさすがに無理でしたが、その他の事はしっかり伝えたそうです。 >やはり、業界や取り扱い商品によるのですね。 >私の場合、日常的にそういう事をやっています 私たちの場合だと、ちょっと出来ませんね。メーカーに行くとなると時間がかかり過ぎますし・・・・・ 私たちの利益は、建具1枚物にもよりますが、5000-12000くらいです とても、在庫になると言う場合は、無理ですね。 ですから、常時使うものにしてもらっています(普通は) 先日見本を要求され、無理といったところ、メーカーに直接言って、断られたそうです。 とにかく、こまったお客さんです。
- ponpon
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お父様のお付き合いがどんなお付き合いのなのかはっきり分かりませんが、相手は長い付き合いだろうと納得のいくものが出てくるまで妥協をしない方ですよね? ビジネスはあくまでもビジネスです。 giuttoさんの会社の経営状況がわからないのでなんとも言えないですが今契約を切った場合と納品完了までの損益、その先のメリットデメリットを比較して決めてしまえばよいのではないでしょうか。 お父様はどのように仕事を受けてたのでしょうか。20年続けられる関係ならお父様から見ればそんな無理な注文はしない方だったのではないでしょうか?
補足
早速の回答ありがとうございます。 この工務店とは、先代の社長からの付き合いで、現在の社長は、2代目で息子さんです。 この方は結構気が短い所もあるんですが、今回なぜか、お客さんの言うことを大人しく聞いているのも、ちょっとひっかかっているんですが・・・ それで、父が仕事を受けた経緯ですが、これほど難しい客であることを知らず、従来通りの作り方でいいはず(もちろん、設計士や社長が了解する作り方)と言う事で、受けたのですが・・・ 今まで、私も難しい客に当たると言うことは何度もありましたが、大抵は、 大工さんにも、常識的な作り方ってあるものですから、説明すれば了解は取れたのですが、今回は、あまりに常軌を逸しているものですから ただ、ponponさんの言われる通り、今回降りた場合、デメリットは確かに有ります。今後、仕事を回してくれない、用意した材料等は、在庫となります。 しかし、一度無理をして、次も同じ事にならないとも、限らないし、今回、すでに聞いた話では1000万以上、すでにオーバーしているとか・・・ もし、事実であれば、この工務店の規模からして、危ない状態に陥る可能性も・・・・ 悪く考えれば、きりは無いと思いますが、でもponponさんの言われるとおり、ビジネスと割り切るべきかもしれませんね。 アドバイスどうもありがとうございました。
お礼
ご回答いただきありがとうございました。 最終判断として、私と父で話し合った結果、工務店に、契約段階で 1 細部にいたるまで、図面を引いてもらい、客からOKの印をもらうまで、作 業には、入らない 2 完成・取り付けが完了してからの変更・交換はしない する場合は、かならず、追加といて、もらう。 3 支払いのめどをはっきりしてもらう この条件を飲めないと言うことでしたら、即刻おりることにしています。 父は、まだ、長年の付き合いと、先代社長の恩義と言うことを言っていましたが・・・・ 在庫の件は、Kouta203さんの言われるとおり、考えてみれば転用はいくらでも可能ですから、おりても困ることは、まずないですね。 >今も時期建築関係者は仕事をただ受注することよりも見極めながら受注すること が大事ですよ。 確かにその通りですね。 しかし、私の所は、そんな無茶な話は、めったにこないのですが、この辺の地区では、工務店の要求は、無条件で飲むという風潮は、まだ根強いようです。 だから、今回のこーゆー事も起きたのかもしれませんが。今回のことは、いい勉強と、経験になったと思います。 いろいろと、アドバイス、本当にどうもありがとうございました。