ミクロ経済学 助けてください
1.ある自然独占市場における、企業の費用関数はC(Q)=2Q+5で、この市場の(逆)常要関数はP=10-Qで与えられているとする。(なお、
Qは生産量。)
いま、この企業に、限界費用に基づく上限価格規制を導入した状況を考える。規制導入の前後で、社会はどのように変化したか?増加した場合は正の数で、減少した場合は負の数で答えなさい。なお、必要に応じて、小数第一位を四捨五入して整数で答えなさい。
社会余剰の変化量=、
2.前間の状況で、規制導入後の独占企業の利を答えなさい。(赤字の場合は負の数で答えなさい。)なお、必要に応じて、小数第一位を四捨五入して整数で答えなさい。
独占企業の利湖=
3.次の式のAとBに入るものとして、最も適切なもの2つを以下から選びなさい。
独占企業の利潤最大化問題において、最適な生産量qの二乗を決定する条件式(1階条件):
A=B
1 TR(qの二乗)
2MR(qの二乗)
3VC(qの二乗)
4FC
5AVC(qの二乗)
6AFC(qの二乗)
7AC(qの二乗)
8MC(qの二乗
4.限界収入に関する以下の記述のうち、正しいものを全て選びなさい。なお、需要曲線は右下がりの直線とする。
1独占市場において、限界収入は独占価格と同じ意味である
2完全競争市場において、限界収入は定数となる
3限界収入は負の値になる場合がある
4限界収入曲線は右上がりになる場合もあり得る
5.(本間は第29回ERE 試験第16間をもとに作成しています。)ある独占企業の用関数がC=2Q+8で与えられているとする。
(逆)需要関数が
P=-0.25Q+25であるとき、独占企業の利潤が最大となる生産量(=独占生産量)を答えなさい。必要なら小数第1位で四捨五入して整数で答えなさい。
独占生産量=
6.ある独占市場でP=12-Qという(逆)関数があったとする。このとき、この市場の独占企業の、Q=2のときの限界収入の値を答えなさい。必要なら小数第1位で四捨五入して登数で答えなさい。
限界収入=
7. 限界用が右上がりの直線となるとき、総費用曲線のグラフはどのような形をしているか?
以下から最も適切なものを選びなさい。
1右上がりの直線
2右上がりの曲線
3右下がりの直線
4右下がりの曲線
5水平な直線
6垂直な直線
8.規模の経済がない、あるいは、非常に弱い市場を考える。この市場の独占化防止対策として、相対的に最も有効な経済政策は何か?以下から最も適切なものを選びなさい。
1独占禁止法による規制
2政府による価格規制
3特許による保護
4全ての当該企業の国有化
9.ある研究開発について、最初に成功した企業に対して、政府が独占を合法的に認める措置を取っているとする。(注:一定期間、特許権を認めることを法的に保証しているとする。)
このとき、ある研究開発に企業が挑戦するよう促すためには、最低限、どのような条件が必要になると考えられるか?以下から最も適切なものをえらびなさい。
なお、挑戦しても失敗に終わる可能性もあること、研究開発費用は成功・失敗にかかわらず一定で、埋没費用として扱うこととする。
1研究開発費用>0
2独占利潤>研究開発費用
3独占時の収入>研究開発費用
4生産者余剰>研究開発費用
10.資本Kと労働Lを投入して財を生産する独占企業を考える。
生産関数は Q=2√KL、逆需要関数はP=18-2Qで与えられるとする。
また、資本レンタル価格と賃金の組(r, w)は(1,4)だったとする。このとき、(資本水準が自由に選べる)長期の独占利潤を答えなさい