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ミクロ経済に詳しい方

最近、ミクロ経済の書籍を読んでいるのですが、中々、理解できないところがあり困っています。 もし、ご存知の方おりましたら教えて下さい。 1、価格が下がると、2つの効果を起因として需要量が変化するらしいのですが、その2つの効果とはなんでしょうか? 2、需要曲線と供給曲線がシフトする理由を教えて下さい。 3、価格と限界費用が等しくなると、利潤が最大になる理由を教えて下さい。

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回答No.1

ごく簡単にお答えします。 1 2つの効果 (1)価格効果 需要関数は価格の減少関数ですから、価格が下がれば需要が増えます。 (2)所得効果 予算制約を一定として、価格が下がると実質所得が増えます。所得が増えれば購入可能量が増えますから需要が増えます。 2 シフトについて 需要曲線は予算制約一定、効用関数(消費者の嗜好)が一定という仮定の下で、価格を変数として需要量が価格の減少関数となっています。つまり前提となる予算(所得)、効用関数の形状が変わると価格が一定の下でも需要される数量が変化し、需要曲線がシフトします。たとえば日本人の食文化が欧米化してみんながコメを食べなくなる、といったことはコメの需要曲線をシフトさせます。 供給曲線は、企業の生産関数(費用関数)を前提にして、供給量が価格の増加関数になることを表しています。つまり生産技術の変化があれば価格が変わらなくても供給曲線はシフトします。たとえば半導体の爆発的な技術革新によってパソコンの供給量が大幅に増える、といったことです。 3 価格と限界費用について 企業は利潤最大化するとします。利潤を生産数量の関数とすると、この関数の最大化の条件は数量で微分した値がゼロとなることです。これを解くと価格=限界費用が導かれます。ごく簡単な微分ですのでミクロのテキストの基礎をみてください。

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