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o-CPC法によるカルシウム定量

o-CPC法の原理として、「Ca2+はアルカリ性溶液中でo-CPCと深紅色の錯化合物をつくる」とあるのですが、その反応式が知りたいです。教えてください。

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  • DexMachina
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回答No.1

恐らく、  ・Ca^2+への配位の仕方はEDTAと同様   (Nに結合した-CH2CO2H部分による四配位)  ・発色の仕組みはフェノールフタレインと同様 だと思います。 つまり、  Ca^2+イオンが存在しない場合;   ラクトン環部分が閉環した状態      →無色  遊離したCa^2+イオンが存在する場合;   4つの-CH2CO2HでCa^2+イオンに配位することによって   フェノール性水酸基をもつベンゼン環2つの位置が固定され、   これが結果的にラクトン環の開環を助長      →深紅色に着色  より強いキレート剤が添加された場合;   o-CPCからCa^2+イオンが奪われる      →再びラクトン環が閉環し、無色化 ということです。 (さすがにここでo-CPCの構造式を描くのはきついのでご勘弁を。  構造変化は下記URLでフェノールフタレインのものを参照下さい) o-CPCの構造などについて; http://dominoweb.dojindo.co.jp/goodsr5.nsf/View_Display/P004?OpenDocument フェノールフタレインの発色について; http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/shijiyaku.html

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