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静電容量
コンデンサの静電容量は、どんなけ大きくても1F(1ファラド)にならないと先生が行ってましたが、本当なんでしょうか? これが正しいのならば、なぜそうなるかを教えてください。
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本当でもありそうでもなく、というところかと。 1Fというのは1Vかけたら1クーロンの電荷が貯まるということですが、1クーロンとは実はとても巨大な電荷量なのです。理論的に無理ということは無いにしても、そういう巨大容量のコンデンサの実現は夢のような話だったのです。電子部品としてはマイクロFくらいでもずいぶん大きな静電容量のコンデンサの部類です。(もっとも、電子回路は普通あまり巨大な容量のコンデンサを必要としませんが。) 電源回路に使っている平滑コンデンサは巨大容量を必要としますが、それでもせいぜい数100マイクロFくらい。ということで、私の若い頃は1Fのコンデンサなんて考えられず、その意味で先生の言われたことは間違いではなかったのですが、、、、 しかし、最近とんでもなく大容量のコンデンサが実用化されていまして(この開発の原動力は日本の研究者です)、100Fなんてものもあります。このくらいになると、コンデンサを電池代わりに使って車を動かしたりできるすごさで、もはや電子部品という感覚ではなく小型しかも大容量の蓄電池という感じです。 電気二重層キャパシタという言葉で検索してみてください。たくさんひっかかります。 ちなみに、#1様のP-239も電気二重層キャパシタです。いくらもある、というのは事実でしょうが、少なくともそれを実現している技術がいくらもあるわけではないし、決して当たり前のことではありません。革新的な技術でちょっと前の常識が覆され、ようやく身の回りに出てきた、というものです。 なお、電気二重層キャパシタはパワー用なので高周波ではあまりコンデンサとしての性能は発揮できず、普通の電子回路のコンデンサとは違う世界で使われるものです。
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- tadys
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1Fを越えるコンデンサならいくらでもあります。 参考URLで「P-239」で検索してみてください。 1Fのコンデンサを1個200円で売っています。 ところで、先生が言ったのは1個の球体をコンデンサとした時の静電容量でしょう。 地球をコンデンサとみなした場合の容量は0.00712[F]にしかなりません。 http://www.ese.yamanashi.ac.jp/~itoyo/lecture/denkigaku/denki04/denki04.htm
- 参考URL:
- http://akizukidenshi.com/