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軌道電子について

n=1(K殻)の軌道が1つ、n=2(L殻)の軌道が4つ、n=3(M殻)の軌道が9つからなるのは、どうしてですか??

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回答No.2

主量子数がnのとき、方位量子数(l)が0~n-1、磁気量子数(m)が-l~lまでです。 よって、主量子数がnのときの軌道の数は Σ(l=0→l=n-1) (2l+1)=2×(n-1)×n/2+(n-1)+1=n^2 になります。 もっと根本的なことが聞きたかったのならごめんなさい。

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noname#62864
noname#62864
回答No.1

K,L,Mの電子殻は細かく分けるとs,p,dといった原子軌道に分けられます。 s軌道には、1s,2s,3s,4s・・・といった種類があります。 p軌道には、2p,3p,4p・・・といった種類があります。 d軌道には、3d,4d・・・といった種類があります。 s軌道というのは単一の軌道ですが、p軌道は3個、d軌道は5個の軌道からできています。 この先にも7個の軌道からなるf軌道があります。 つまり、一般式で書けば(1+2n)個の軌道があり、s軌道はn=0、p軌道はn=1、d軌道はn=2に該当します。 K殻というのは、上述の軌道のうちで、最初に1のついているもので構成されており、L殻は最初に2のついているもの、M殻は3のついているものから構成されています。 ここでの数字(上述のnと考えても良いです)は量子力学の理論において主量子数と呼ばれるものであり、s,p,dなどの記号は方位量子数と呼ばれるものです。どうしてこのようになるかということに関しては、簡単には説明できません。 上述のことから、 K殻:1s軌道 L殻:2s軌道と3個の2p軌道の合計4個 M殻:3s軌道と3個の3p軌道と5個の3d軌道の合計9個 というのが、個々の電子殻を構成する軌道の数になります。

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