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外殻電子の方がエネルギーが大きい理由?

K殻L殻M殻の電子雲を持つ原子で考えてみました。 太陽系の惑星の軌道速度は、内側の惑星の方が速いそうです。原子内でも内側の軌道(K殻)電子の方が、原子核からのクーロン引力で落ち込まないよう軌道速度が最速なはずですよね。 でも外殻電子の方がエネルギー準位が高いので、やはりK殻よりもL殻、L殻よりもM殻の電子の周回軌道速度がより速いのでしょう。原因としては、 A. より外側の軌道(M殻)電子からのクーロン斥力に対抗するため。 B. 両隣やご近所の原子に属する電子からのクーロン斥力に対抗するため。 C. より多く電磁波エネルギーを受けられるため。 D. その他。??? 電子は周回しているというより不規則的に移動しているようです。私も不規則的に引っ越ししたりします。

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  • Nakay702
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回答No.3

統計的な裏付けなどがあるわけではありませんが、以下のとおりお答えします。 >外殻電子の方がエネルギーが大きい理由 ⇒私の考えは、D. その他です。 前回からの続きで、あることにこだわっています。 ①K殻(2個)、L殻(8個)、M殻(18個)の電子を「ひとまとめ」にして考えていませんか? 私は1個1個の電子を単位としてエネルギーを考えています。(少なくとも、そこを明確にしておかないと「議論の意味が支離滅裂」になります。) ②外郭ほど個々の電子はフラフラしている、という様子が見て取れますね。つまり、それだけ「独自の特有のエネルギーは少ない」ということだと思います。そして、その極みがイオン化に関わる電子だったり、自由電子だったりするわけです。私はそう考えます。自由電子の「自由」とは、外部の「言いなり」という意味と解しました。そう考えないと矛盾が説明できません。 以上、帰納法と背理法の手法で考えました。

DK000
質問者

お礼

ご指摘をありがとうございます。電子軌道に入れる電子の数も考慮する必要があるのですね。内側の電子は外側の電子に囲まれて、脱出が難しそうですね。私は知識が浅いので、考えを頻繁に変更してしまいます。解説に感謝いたします。

その他の回答 (3)

  • Nakay702
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回答No.4

お礼をありがとうございました。 >電子軌道に入れる電子の数も考慮する必要があるのですね。 ⇒「一人一人は微力でも、大勢集まれば強い」ですからね。 また、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」とも…。おっと、これはあきまへん。 >私は知識が浅いので、考えを頻繁に変更してしまいます。 ⇒私も、よく考えを変えます。お互い、似ているかも知れませんね。 ま、《過ちて改めざる。これを過ちという》を避けるため、ということにしときましょうか。 ところで、2,3週間ほど前の「ブラックホールの作られ方」は、その後の進展ありませんか。新しい情報、奇抜な見解などに出会いたいですね。

  • Tacochin
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回答No.2

>>外殻電子の方がエネルギーが大きい理由? >>A. より外側の軌道(M殻)電子からのクーロン斥力に対抗するため。 >>B. 両隣やご近所の原子に属する電子からのクーロン斥力に対抗するため。 >>C. より多く電磁波エネルギーを受けられるため。 >>D. その他。??? 「D. その他」です。 収容電子数と安定性(変化のし難さ)です。 電子の収容数が内殻よりも外殻へ行くに従って多くなります。内側の方が空間的に狭くなるので、クーロン斥力の影響もあり、少なくなるのは当然です。よって、外側の方が収容電子数が多くなり内側よりもエネルギーが高くなります。 また、電子同士のクーロン斥力や、陽子からのクーロン引力によってバランスを取り安定しようとします。外側ほど陽子からの引力が弱く、かつ外部原子(電子)からの斥力を受けやすく不安定で、エネルギーが高くなります。反対に内側ほど、陽子との引力で結束力強く、かつ外部原子(電子)からの斥力を受け難く安定し、エネルギーが低くなります。 そういう意味では、選択肢Bも正解だと思います。「クーロン斥力に対抗するため」というよりも「クーロン斥力に影響されるため」と言い換えると良いかも知れません。 まとめると以下のとおりです。 外側の電子殻ほど・・・ ①電子数が多い ②外部原子に影響されやすく、陽子との引力が結束弱く、不安定 →エネルギーが高い 内側の電子殻ほど・・・ ①電子数が少ない ②外部原子に影響されにくく、陽子との引力で結束強く安定している。 →エネルギーが低い ②は一言でいうと、「内側よりも外側の電子の方が剥がしやすい」ということです。「剥がしやすい」→「変化しやすい」→「エネルギーが高い」です。 参考サイト: https://www.jikkyo.co.jp/material/pdf/web_ni_link/pel_chemistry/2/2_web_ni_link.pdf >>電子の周回軌道速度 量子力学の観点から言うと、電子の存在が位置の不確定な電子雲であり、周回速度のことは余り関係ないのかも知れません。

  • maskoto
  • ベストアンサー率53% (538/1007)
回答No.1

電子の軌道とか、速度と言う考え方は 実は古い考え方で 電子サイズの世界、つまり量子の世界においては適用できません 量子の世界は、我々が暮らす世界の常識が通用しない世界です ざっくりと、になりますが 量子力学では、 電子は原子核の周りを飛び回っているのではなく、ただ、原子核の周りに存在している としています そして、電子がどこに存在しているか 特定できず、確率でしか表せない としているのです これがあるために、電子雲、などと言う言葉で言い表されるわけです