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電子核のM殻とN殻の定員?は何個かについて
いつもありがとうございます。 K殻にはいれるのは 2こ L 8こ M 18こ N 32こ みたいなんですけど、 アルゴンだと「+18」でK殻に2こ、L殻に8こでいっぱいまではいって、M殻に8こで、全部で18こだからいいんですけど(まだM殻の定員まで達していないから)、 カリウムだと「+19」で、K殻2こ、L殻8こ、その次のM殻が8個しか入ってなくてもう後の1個はN殻にいってしまいます。 カルシウムも「+20」で、K殻2こ、L殻8こ、次のM殻が8こしか入らなくてまた次のN殻に2個はいっています。 教科書に載っているのが特別な例として、M殻が8こなのか、 やっぱり本当は(それ以外の普通のもの。が何なのかもよくわからないですが)18こ入れるのか それか、ほんとうはM殻もN殻も8こが定員だったとしたら 18ことか32こというのは何のことかなぁと思ってよくわかりません。 もしよかったら教えてください。よろしくお願いします。
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こんにちは。 実は必ずしもKLMNの順番に電子が詰まっていくわけではありません。殻よりも軌道の種類で考えていくと良いのですが、もしかしたら学校ではまだ習っていないかもしれません。 K殻には1s軌道がひとつあり、電子が二個入ります。 L殻には2sひとつ、2pが三つの計4つの軌道があり、各軌道二個ずつの8電子が入ります。 M殻には3sひとつ、3pが三つ、3dが五つの九個の軌道があり、各軌道二個ずつの18電子が入ります。 N殻には4sひとつ、4pが三つ、4dが五つ、4fが七つの十六個の軌道があり、各軌道二個ずつの32電子が入ります。 以下同様。。。 そして、各軌道への電子の入り方は次のようになります。 1s→2s→2p→3s→3p→4s→3d→4p→5s→4d… ちょうど添付の図のような順番です。よく見ると、前の殻が埋まる前に次の殻の一部に電子が入っているのです。混乱させるかもしれませんが、さらにこれにも例外があります。化学とは奥深いものです。
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- htms42
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私も授業で言ってました。 ・大部屋の中が小部屋に分かれている ・その小部屋の定員が 2,6,10,14、・・・になっている。 (1,3,5,7、・・・という奇数の数列の2倍) (小部屋の名前がs、p、d、・・・) ・大部屋の中の小部屋の数が順に増えていく s s p s p d ・・・・・・ という内容です。 エネルギーの低い方から入っていくということで言うと 図は上下逆の方がいいでしょう。 小部屋の中でも数の多いほうがエネルギーが高いとします。 (4f、5dは少し高い目にずらさないと合いません。 実際は逆で、sとかpの上がり方が上に行くほど小さくなっていると言うことでしょう。) 7s 6p 5d 6s 4f 5p 5s 4d 4p 4s 3d 3p 3s 2p 2s 1s これに下から、左から順に入っていくと 1s、2s、2p、3s、3p、4s、3d、4p、5s、・・・ こういう風に考えると 新しい大部屋に入る時はまずsに入ります。 その手前は 2sの手前は1s 3sの手前は2p 4sの手前は3p 5sの手前は4p ・・・ です。 大部屋の中の最後はいつもp(最初だけはs)です。 この区切りが不活性元素です。 #3様の「フィントの規則」は「フントの規則 Hund's rule」ですね。
お礼
お返事ありがとうございます。 大部屋って言うのはK殻L殻M殻N殻のことですよね! そのなかにsとかpとかdなどの小部屋があるんですね! それでエネルギーの低いのが、殻で言えばK殻のほうで、spdでいえばsの方ってことでよかったですよね・・ #4さんはもしかして化学Iの先生ですか?? 授業でちゃんと説明されているんですね! 私のところでも説明されていたのかもしれないです。結構やすんでしまったので・・ 今回は教えていただいたことの全てはわからなかったけれど、とりあえず疑問に思っていたことは解決できました。 これからも教科書をよく読んだりしてもっとよくわかるようにしたいと思います。 教えてくださってありがとうございました☆
- km1939
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No.1さんが図を含めて詳細に説明されているので確実に理解して 下さい。 尚、パウリの原理、フィントの規則もあわせて理解すれば完全で しょう。
お礼
お返事ありがとうございました。 確実かどうかはわからないけれど、私なりには理解できたと思います。 ありがとうございます。 パウリの原理、フィントの規則というのは辞書で調べてみたのですが、難しくて、パウリの原理の説明の中で、 「パウリの原理を用い、エネルギーの低いほうから順に原子軌道をうめていくことにより、元素の周期表の説明が与えられた。」 というところだけは#4さんの説明と関係ある感じかな・・と思ったくらいでした。 いつか難しい話もわかるようになりたいです。 教えてくださってありがとうございました☆
#1お答えの図は懐かしいです。 大学教養学部の一般化学の講義で使いました。… --(遠い目)
お礼
こんばんは。 #2さんもあの図で勉強されたんですね! とてもわかりやすかったです。 ありがとうございました☆
お礼
こんにちは☆ お返事ありがとうございます。 カリウムもカルシウムも、M殻が8こでN殻に移動していたので、 やっぱり8のところに何かあるのかなぁ、とか思ったけれど全然わからず疑問に思っていました。 質問を書いてからもう一回教科書を見てみたら、 「カリウム原子やカルシウム原子ではM殻にさらに電子が入るよりも、M殻に8個の電子が入ったまま、その外側のN殻に電子が入ったほうが安定した状態になる。」って書いてあるのを見つけました。 というか、前にもこれは一回見つけてたんだと思うのですが、 でもやっぱりよくわからないし・・みたいに思っていました。 教えていただいたら、図もとてもわかりやすくて、3pの次が4sになっていることなどもよくわかりました。 ずっとわからなかったことが一日でわかるようになってとてもうれしいです。 勉強、苦手なのに1sとか、軌道とかなにかなぁとか、色々と調べたくなりました。 教えてくださってありがとうございました。 とてもうれしかったです☆