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歴史って役に立ちますか?

歴史から学ぶ(つまり実生活に活かす)といいますが真実ですか? 数十年前の歴史ならば取り巻く環境が似通っていて、 かつ細かい記録や映像が残っているので、 一国を担う立場にないサラリーマンでも 角栄の人心掌握術やケネディのスピーチ術、および心理的な機 微など実生活に活かせるものが学べうるとは思いますが 生活環境がまったく異なる戦国時代やローマ時代の部分部分の、 また人物の場面場面の心理状態がまったくわからない、 かつおおまかな「史実をなぞるほど」の事実しか残っていない時代から、 我々政治家でない者は何を学べるのですか? いったいどの時代のどの部分が、どの書物が具体的に実生活に役立ったのか 教えてくださいませ? 歴史からコレコレを学んだという場合、 少し想像力を働かせれば現代からでも十分学習できるだろうという事項を わざわざ歴史から学んだと嬉々として語っているのが大半 ですよね。 帰国子女や「自称国際派」が、日本から見ても明らかだろうということをいちいち海外に結び付けて 得心した面持ちで語りだすかのごとく まことに勝手ではありますが、つべこべ言うより一回歴史書を読めばいい、 案ずるより産むが安し、 といった元も子もない御回答はご遠慮くださいませ。

みんなの回答

  • NAIROBI
  • ベストアンサー率20% (236/1168)
回答No.6

例えばあなたがお友達と喧嘩した場合、その「原因」を知っていることは大切でしょう。 役に立つかどうかは関係なく、知っている必要があります。 現在の中華人民共和国、朝鮮半島の二国、日本の感情的なもつれをも含むややこしい 関係性は古代史の時代にまで遡りますし、 近い所では会津と薩摩の人々は今でも幕末に生じた感情的なしこりを残していますよね。 一応数年前(!)に和解しましたけれど。 それが生まれた背景は江戸開闢、と言うことはつまり関ヶ原、それ以前の戦国時代の大名の 関係性に繋がって行きます。 要するに昨日も10年前も2000年前も、不断の時流であり、役に立つ立たないに 関係なく、知っている必要があると言うことです。 私も学生時代勉強が大嫌いで、「アメリカなんざ歴史が短くていいよなあ」なんて思いましたね。 「実生活に」などという御託を言い出したら、それこそ役に立つ学問の方が 少ないと思いますね。

回答No.5

歴史を知らなくても特に日常生活には問題ないので、興味がない&困ってないのでしたら無理して読まなくてもよいでしょう。 それに近代の歴史は比較的に現在の私たちに直結してますが、古代・中世は比較的かかわりあいが薄いですし効用はあまりありません。

noname#21327
noname#21327
回答No.4

昔、予備校の歴史の先生は、「ある条件がそろうとこうなる、という普遍的事実を引き出すのが、科学としての歴史だ」と言ってました。詳しくは忘れてしまいましたが、「物々交換から貨幣経済への発達→中産階級の没落」というのが、時代や場所を選ばない歴史の定理?なんだとか。一理はあると思います。 私は、「歴史に学ぶ」という意味を、「人間を学ぶ」という意味に解釈しています。あまり実生活での利益を考えたことはないです。 教養として歴史を語っている人もいて、鼻につくこともありますが、やはりそれは本筋ではなく、人間を知るための道具、いわば人間の想像力を作る肥やし、と考えたほうが良いと思います。

  • yow
  • ベストアンサー率23% (181/782)
回答No.3

北米在住です。 私も若い頃は歴史はいったいなんのため???と思っていた口なので、あまり勉強していなかったので、きちんとした例をあげてあげられないのですが。 海外に住んでいると、日本人である自分のルーツが気になったりすることがあります。なぜ、日本人はこれこれこうする人が多いのだろう?というのの答え(または答えのヒント)が日本史の中にあることが多いです。 たとえば、日本はなぜ無宗教の人や、多宗教の人が多いのだろう。私なりの解釈だと、第二次世界大戦で負けて、それまでは天皇が神様だったのが、天皇も人間宣言しましたね。そんな時代に生きていた人は、宗教を疑うようになるのも無理ないか、と。 どうして日本では、貯金が美徳なのか。 日本は歴史的にみて、他国から侵略をうけたことがない。なので、お金で貯金していたり手元にもっているお金の価値がいきなり0になったり、自分の資産をいきなりとられたりなどの過去がないため。(略奪ばかりされていた国の人たちは貯金をあまりしないです。また、たとえばユダヤ人の人が宝石商の人が多いのは、持ち出しやすく、価値のかわらない財産がダイヤモンドだったからだという話です。) 自分を理解したり、外国の人を理解するためには、歴史は役立つとおもいますよ。

回答No.2

歴史から何かを学ぶというより 歴史が世界の基礎になっているので 学ぶ必要があるということです。 あなたがもし生まれてから今日まで どう生きてきたかという記憶がなくなったら どうでしょう。食事を取っていれば これからも生きていけるでしょうが 人間らしく、あなたらしくどう生きていけばいいか 判らなくなるでしょう。 具体的に、小学校3年生のときに 逆上がりができたことが、今の暮らしに どう役立っているかと考えても答えは出せません。 個人の歴史も、世界の歴史も、過去のこの出来事から こう学んでこう役立っているということではなく、 歴史全体として、どうしても必要なものなので 知っていなくてはいけないんです。

  • junra
  • ベストアンサー率19% (569/2863)
回答No.1

対相手に対して、敵を知り己を知れば百戦して危うからず。 有名な言葉です。 何を行うにしても自分の力量と相手の力量をしれば、攻めるもひくも容易にできるということです、実生活に役立つ言葉です