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変数分離
分かりにくいかもしれませんが、 u'=a*u+v を、変数分離してuを求めると u(t)=e^(a*t)*(u0+t*v0) になるのが分かりません。 u'=a*u を変数分離して、uを求めたら du/dt=a*u du/a*u=dt(両辺を積分して↓) log(u)/a=t+c(cは定数) log(u)=a*t+c'(c'=a*c) u=e^(a*t+c') u=e^(a*t)*e^(c')(e^(c')=u0として↓省略。。) u=e^(a*t)*u0 となるのは分かるのですが、 +vがつくだけで計算が分からなくなりました。。 分かる方計算方法を教えてください。 お願いいたします。
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v'=avという関係が与えられてるなら、 dv/v=adtよりlogv=at+c∴v(t)=v0e^at (v0≡e^c) です。これでv(t)の関数系が分かったことになります。 あとは、元の微分方程式の同次方程式(v(t)=0とした式)の解を求め、それがu(t)=u0e^atと既に求まって いるから、それを元に定数変化法を使うだけです: 係数u0(≡C)をtの関数とみなしC(t)として、元の 微分方程式にu(t)を代入します u'=au+v(t)より {C(t)e^at}'=aC(t)e^at+v0e^atです。 C(t)'e^at+aC(t)e^at=aC(t)e^at+v0e^at より C'e^at=v0e^at∴C'=v0∴C(t)=v0t+G(積分定数) これをu(t)に代入すると u(t)=(v0t+G)e^atとなりますが,t=0を代入し u(0)=Gとなって、G≡u0として u(t)=(u0+v0t)e^atです
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申し訳ありませんが、「あるいは、同次解と特解の和が一般解という見方も できますから」以降はこちらの勘違いでした、忘れてください。 この場合、v(t)の関数系は具体的に与えられていない ので、一般解の形は積分を含む形にならざるを得ません。ですから、u(t)=e^(a*t)*(u0+t*v0)という解 は、v(t)の関数系が与えられてないかぎり、そこまで 具体的には分からないはずです。(v0,u0は定数ですよね?) すなわちu(t)=e^at∫e^-at・v(t)dtで積分定数を 一つ含んだ一般解になっています。 実際にu'=a*u+vという、そもそもの微分方程式 にu(t)=e^(a*t)*(u0+t*v0)を代入してみれば分かると思いますが、左辺=ae^at(u0+v0t)+e^at・v0 右辺=au+v(t)=ae^at(u0+v0t)+v(t)となります。 これは、t=0では確かに成立っているようですが、 t≠0ではv(t)=v0e^atとなり、v(t)の関数系が 指定されていることになります。これは、v(t)の関数系が具体的に与えられていないということと矛盾します。v(t)は既知関数ということなので、これ以上 何か与えられるということはないはずです。
補足
sky_fireさん!!ごめんなさい!! 元々、v'=avというふうに与えられていました!! と言う事はv(t)=v0*e^(at)となって、 u(t)=v0t*e^(at) になります。。 参考書では u(t)=(u0+v0t)*e^(at) が答えみたいなのですが、どうなのでしょう? u0,v0は定数です。説明不足で申し訳ありません。 sky_fireさんの解説はとてもわかりやすいです!
vがv(t)ということなら、定数変化法で解は求まります。まず、右辺のv(t)=0とおいて『同次方程式』の解 を求めます。それは変数分離で求まるはずです: u=e^(a*t)*u0 定数変化法とは、ここで上式のu0(≡C)という定数を C(t)という風に、変数とみなし正しい式に代入します:u'=a*u+v⇒d/dt・{C(t)e^at}=aC(t)e^at+v(t) ∴C'(t)e^at+aC(t)e^at=aC(t)e^at+v(t) ∴C'(t)=e^-at・v(t) v(t)の具体的な形が与えらてないなら、解は積分を含む形になります. C(t)=∫e^-at'・v(t')dt' よってu(t)=C(t)e^at =e^at∫e^-at'・v(t')dt'(t'=0~t) あるいは、同次解と特解の和が一般解という見方も できますから、同次解u1=e^(a*t)*u0に t=0における解(特解):u2=v0te^atを足して u1+u2=u(t)=e^(a*t)*(u0+t*v0)とする解も正解といえます。特解の求め方については、定石というものは 基本的にありません。
補足
途中まではとてもよく分かりました!! ただ、「同次解と特解の和が一般解という見方も できます」からよく分かりません。。 なぜ、和が一般解になるのでしょうか? また、特解である、u2=v0te^atはどの式のt=0における解でしょうか? たびたび質問をしてしまって申し訳ございません。
- pascal3141
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a*u+v=a*f と置いて考えると、a*f'=a*u'つまりf'=u'=a*u+v=a*fよって、f'=a*fとなり、わかりやすい式になります。この後は質問の6行目からと同じ手順でuをfと書き換えてやればいいです。最後に元に戻すようにしてください。定数だけの違いの時には、上記のように置き換えて簡単にする方法が良く使われます。
vは定数ですよね? それなら、まとめて移項してやるだけです。 つまり、 u'=a*u+v⇔du/dt=au+v ⇔du/(au+v)=dt ⇔1/a・log(au+v)=t+c ⇔log(au+v)=a(t+c) ⇔au+v=e^ac・e^at≡Ce^at ∴u(t)≡De^ac-v/a (C/a≡D) u(0)=D-v/a
補足
ごめんなさい・・・。 vは定数ではなく既知の関数でした。。 答えは u(t)=e^(a*t)*(u0+t*v0) になるみたいなんです。。。 変数分離では解けないのでしょうか?
- eatern27
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vは定数ですか?既知の関数ですか?未知の関数ですか? 定数なら、x=au+vみたいにおけば、変数分離形である事がわかりやすくなると思います。 既知の関数(定数でもよいが)なら、定数変化法とか使うのが楽なのではないかと思います。 未知の関数(uのように求めるべき関数)ならこの微分方程式だけではどうしようもないと思います。
補足
ごめんなさい。。 vは既知の関数でした。。v(t)です。 定数変化法とはどのような計算法でしょうか? お手数かけて申し訳ありません。。
お礼
ありがとうございます!!完全に理解しました!! sky_fireさんにつきっきりで指導していただいてとても嬉しかったです! sky_fireさんの優しさに触れて、申し訳ない思いと、すがすがしい思いでいっぱいです。 本当にありがとうございました!勉強がんばります。