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発音記号をネットで表示するには
(1)日本で売られている英和辞書などで見られる音声記号(c を左右逆向きにした記号、とか A の横棒なしの記号など)をネットで表示させるにはどうしたらいいですか?unicode? 文字実体参照の表を見ても見あたらなかったです。そのリストがカバーしてないだけですか?もしご存知でしたら表を紹介してください。 (2)Sampa ってメジャーでしょうか?自分がSampa記号を使ったとして、相手に理解されますでしょうか?
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(1)Web上で音声記号を表示させるには、文字コードの問題とフォントの問題があります。同一の番地に同じ記号が、別々のOSで実現できる必要があります。一つの方法としては、SIL Charisというフォントを使うことです。 Unicodeを使わない方法もありますけど。 (2)SAMPAは音声学者でも嫌いな人がいますし、使わない人もいます。個人的には、diacriticsをSAMPAで表現するのも、結構わずらわしいこともあります。因みに、SAMPAはSAMPA(Sampaではありません)で/"s{mpA:/です。 ご希望の情報が一箇所にまとまったページのURLを付けておきます。
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- proust
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音声記号(IPA)はUnicodeにあります。Unicodeの表 http://www.unicode.org/charts/symbols.html の"Phonetic Symbols"の項をみてください。 cのさかさまはOpen OといいU+0254の位置にあり、 Aの横棒なしはさかさまのVつまりTurned VといいU+028Cにあります。 ネットで表示とは、ブログ等、Webページ上での表示をさすでしょうか。 それでしたら、それぞれ「ɔ」「ʌ」あるいは「ɔ」「ʌ」という実体参照表現で表すことができます。 できるのですが・・・実はほとんどの場合は、おすすめしません。 読み手のPCの環境が限定できない場合、相手のPCがIPAに対応して いることは期待できないためです。現実問題として、フランス語 などのアクサン記号は最近のブラウザでは大抵表示されるのですが、 IPAに関してはまだまだ問題が多いようです。 相手の環境が限定できるのであれば、上記の方法でいいのですが、 そうでない場合は、文字を画像に変換するなどの処置を講じて やる必要があります。 またSampaについてですが、音声学の研究者の間ではどうか知りませんが wikipediaなどの一部をのぞき、一般には浸透していないのではないか というのが個人的見解です。使うのであれば、Sampaについて解説されて いるどこかのページへのリンクを張った上で、凡例についてはそこを 参照する旨、記しておいたほうが親切かもしれません。
お礼
とても参考になりました。早速挙げてくださった値をシフトJISで試しましたが、ちゃんと変換してくれませんでした。よく見たら、サンパのページでもサンパ記号に対応するユニコードの番号も書いてありました。http://72.14.203.104/search?q=cache:28j0xvEYGnYJ:www.phon.ucl.ac.uk/home/sampa/home.htm+sampa&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=1 Windows, IE を使っているのですが、そのページでちゃんと表示してくれる記号はæ ø œ β ç ð ŋ θ の8記号だけで、他は全部ものの見事にちゃんと変換されてませんでした。ということは、IPAの発音記号をunicodeで表示させるのは止めておいたほうがいいということですね。 勉強になりました。
お礼
参考リンクも含めてとても参考になりました。リンクの中の音声学辞典もすごく便利で、わかりにくい用語を調べるのに使えそうです。 ある掲示板でIPAの記号に対応するコードを使おうとしても、その掲示板のフォント設定でIPAの記号を表示できるフォントが選ばれていないとだめということなんですね。わかりましたぁ。 はやりのブログですが、カスケード設定でフォントを適切に選べばできちゃうこともわかりました。 音声学は pasokonchan さんが強そうです。お世話になりました!