みなさんがおっしゃる通り、歩行の時のバランスの為だと聞いたことがあります。
それ以外に、コミュニケーションをとる1つの手段のためだと聞いたこともあります。
実際、犬は喜んでいるとしっぽを振りますし、またおびえていると後ろ足の間に挟み込むような形になります。
また、猫などもリラックスして寝ている時などは、伸びているが、怒られたりしている時は、やはり、しっぽの間に挟み込みます。
ウサギなどもうれしい時は、しっぽを振るそうです。
これは、わざわざ他者に自分の状態を伝えようとしている訳ではないと思いますが、それによって、怒っているとか、リラックスしているとかがわかり、他の個体が近づいて安全かどうかを判断しているのではないでしょうか。
実際、人間でも、怒っている人の表情はけわしく、あまり近づきたくありません。また喜んでいる時の表情は、穏やかで、話しかけても大丈夫だなと思えます。この様な人達もわざわざ「怒ってるぞ」とか「喜んでるぞ」とかを他者に教えるためにやっているのではないですが、これによって、上手くコミュニケーションがとれているのではないでしょうか。
ちなみに matyuさんのおっしゃる、
>生物にとって何かの器官が「なんのためについている
>のか」という質問には前提として
>「何者かがその生物をデザインした」
>という考えがあるかとおもうのですが
とありますが、「デザインした」と言うよりは、むしろ「必要であるから存在しているのだ」と思います。必要の無い物は、どんどんとそぎ落とし、必要だから、残っているのではないでしょうか。
助言にでもなれば、幸いです。
tukitosan でした。
お礼
求愛のためにもあるというのはとても参考になりました。ありがとうございます。