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国債の買い方と暴落時の底値買いについて
- 国債の買い方について、新規募集の国債を市銀や郵便局で購入するか、既発行のセカンダリマーケットで購入するかについて考えます。手数料や保護預かりの費用、売却手続きなどを総合的に判断し、最適な購入場所を選びましょう。
- 国債を購入する際には、中期や長期国債など様々な種類がありますが、ハイリターンを狙う場合にはどれを選べば良いか考えます。日本経済が短期間で復活しないことを考えると、一定の年数を必要とする国債を選ぶことが重要です。
- 国債の市場や相場を調べる方法について考えます。株価チャートのように市場傾向を視覚的に把握できるサイトや他の指標があれば、個別の債券の値動きだけでなく全体像を把握するのに役立ちます。
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>国債の暴落のうわさが~ 暴落と言っても現在10年国債で1.5%程度のものが来年度に2%位まで上昇するかもしれないと言う程度のものだと私は認識しています。但し、5年後以降のお話であればこの限りではありません。 >1. どこで国債を買う http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/nyusatu.htm こちらのサイトで国債入札の日程と入札結果がチェックできます。国債は入札日の翌日から発行日の前日までが募集期間とされ、新規募集債はこの間に購入することができます。募集債の場合は価格が一定の場合が多いことから、新規発行国債の価格は階段の昇り下りのような値動きとなります。 >既発行のものをいわゆるセカンダリマーケット http://www.tse.or.jp/cash/jgb/trading.html 10年国債は発行日の翌々月1日に東京証券取引所に上場します。証券会社などを通じて売買の発注できますが、お世辞にも盛り上がっている市場とは呼べませんので確実に売買できるとは限りません。 但し、証券会社は自身が保有している既発行の国債の売却価格を提示或いは同国債の買取価格の提示を行っています。これは相対取引と呼ばれるもので、証券会社とお客が価格で合意すれば任意に(取引所を通さずにという意味)約定締結できるものです。証券会社とお客の間に利益相反が発生しますので取引所の取引よりも注意が必要です。しかし、証券会社の国債に対する相対取引価格の提示は証券業協会の基準価格に手数料相当の一定の値幅を取って提示されていますので、透明性は高いと思います。 http://www.jsda.or.jp/html/saiken/index1.html 証券業協会の公社債基準気配 当然のことですが、既発行の国債は日々価格が変更されます(急変があった時には1日の途中でも変更される場合があります)。 >どこで買うのがよいでしょうか http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/za058b.htm 新規発行の国債はこちらで購入できます。在庫のあるなしが問題になる場合もありますので、あるところで買うということになりますが、銀行などは保護預りに手数料を取る所が多いようです。保護預り手数料のない郵便局か証券会社で購入することをお勧めします。 尚、既発行のものや新規発行のものでも途中で売却する予定があるならば、証券会社で行った方がメリットが大きいと思います。証券会社は別の取引を言われるから‥と尻込みされる方も多いですが、昨年4月金融サービス法が施行され、『顧客が望まない勧誘を行わない』という勧誘方針を出している証券会社がほとんどですから、これを確認した上で、「国債しかやらない」と明言すれば問題ないと思います。 >2. どの国債を買う 現在の国債においては期間が長くなればなるほど年率利回りが高くなる傾向にあります。従って、短いものがローリスクローリターン、長いものがハイリスクハイリターンといことになります。 誤解が発生しそうな点を補足しますと、日本経済が回復するならば長い期間の国債を購入すると価格が下落(利回りは上昇)して損失となります。逆に短期間には復活しそうにないとの見通しということであれば、その期間を予測し極力その期間内の一番期間が長い国債を購入なされることをお勧めいたします。 私であれば5年国債(2/7入札)が0.6%程度になりそうですからこれが良いと考えています。 ハイリスクハイリターンものとしては日本以外の発展途上国の国債への投資というものがあります。これは日本の株式よりもハイリスクだと思います。 >3. 市場(相場)の調べ方 http://www.nissan-sec.co.jp/JAPANESE/MARKET-J/KCHART-J/gbf.htm 国債のベンチマーク(株の日経225に相当するもの)としては、10年国債先物が良いと思います。上記はそのチャートを示したものですが、3ヶ月に一度(3,6,9,12月)限月が交代しますので、価格が連続しない箇所が出ます。昨年12月に 140円台から138円台に下落していますが、これは限月交代に伴う価格の不連続が原因で実際には下落していません。これにより債券相場全体の動きは認識できると思います。 >個別の債券ごとに値がバラバラだとして、全体像をつかむために便利な物件、あるいは他の指標は何かありますか 個別毎の善し悪しは前述の証券業協会の基準気配で、償還期日(残存期間)と最終利回りから判断することが良いと思います。当然のことですが残存期間が同じであれば最終利回りが高い方が有利です。但し個人投資家の場合は価格が100円以上のものに投資した場合発生する償還損の税制上の優遇がありませんので、100円以下のものに投資なされることが有利です。 >4. ブローカー? 上記を読んでご理解できるならばご自身でも充分可能です。証券会社の人間に参考意見を聞けば良いと思います。上記が?の場合には信頼できる証券会社営業員を探すしかないと思います。 (私の回答でよろしければ、このカテゴリーに質問を記載していただければ回答するようにいたします)
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- yohsshi
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http://markets.nikkei.co.jp/feature/bond/guide10.cfm 表記に基づくと、郵便局の国債保護預り料は月300円と高いようです。