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国内債券でマーケットタイミング戦略がまかり通っている理由
前々から疑問に思っていたのですが、「今後は金利上昇局面に遭遇しやすいので、個人向け国債変動10年や短期金利資産で回しておいた方が良い」というのはどこまで正しいのでしょうか。 これはマーケットタイミング戦略を勧めていることに他ならず、極論を言えば債券先物で売りポジを建てておけば一儲けできる可能性が高いと言っているのとあまり変わりませんよね? 債券市場は非常に効率性が高く、素人が思惑で金利予想をしたところで偶然以上に超過リターンを得ることはできるような場所ではないと思っていたのですが、間違っているのでしょうか。上記のような文句が巷にあまりにもあふれているので混乱してきています。
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マーケットの効率性を問う質問ですか? その前提で話を進めます。 個人的には米国株式市場、米国債券市場、外国為替市場はマーケットの効率性が高く、日本の株式市場、債券市場は効率性が米国に比べて低いと見ています。 で、ここで「今後は金利上昇局面に遭遇しやすいので、個人向け国債変動10年や短期金利資産で回しておいた方が良い」と言うのは「インフレ率上昇→金利上昇」と考えられる為だと思います。 しかし、インフレ率がどこまで上昇するかなんて誰にも予想できないと思います。 将来、政府の財政破綻だの、景気回復で金利が上がるだの、その時になってみないとインフレなんて分からない事だらけです。 例えば、現在は「いざなぎ景気」を超える景気回復とは歌われています。 それでも現時点では非常に日本の金利は低いです。 しかし、日本は米国に比べてマーケットの効率性が低いと考えている理由は日本の高金利時代のワイドの人気ぶりを見ればある程度想像付くかも知れません。 株式市場だったら、みずほ証券のジェイコム誤発注問題、吉野家ショック、ライブドアショックを見れば、お世辞にもマーケットが効率的とは言えないです。 ただ、1つだけ言える事はマーケットの効率性と言う意味では無く、個人がインフレ対策をやる上で個人が直接、物価連動債を買う事が出来ないので、将来のインフレに対する保険と言う意味で個人向け国債やMMFに投資すると考えれば大きな間違えは無いと思います。
- hbafe88
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個人10年国債は6ヶ月定期で銀行定期より有利て考えて1回目から買ってる。 銀行定期よりいいよ。 ついでに、今の金利正常とは思えないから債権ベアファンドも買ってある。ヘッジでね 短期では儲からないと思うよ 短期では債券市場は非常に効率性が高いでしょ。 機関投資家の市場だもの でも、みんな1年決算でしょ 個人は決算ありませんから中長期でオカシイと思って買っただけ
お礼
なるほど。短期債券と長期債券市場で効率性が違うということですか。 >個人10年国債は6ヶ月定期で銀行定期より有利て考えて1回目から買ってる。 利付き10年物ではなくて個人向け国債10年を購入されたということは利付き10年はリスクに見合ったリターンがない、つまり国内債券市場は非効率的であると見方をされているということで合っていますか? 機関投資家が1年決算であるということが長期債券市場の効率性が低い理由に繋がっているのでしょうか?すみません、ここがよく理解できません。補足していただけないでしょうか。
お礼
>マーケットの効率性を問う質問ですか? 質問内容があやふやになってしまい申し訳ありません。 質問の趣旨は「利付国債ではなく変動10年や短期金利資産が盛んに勧められているのはなぜか?」ということです。市場の効率性にも繋がりますね。 >株式市場だったら、みずほ証券のジェイコム誤発注問題、吉野家ショック、ライブドアショックを見れば、お世辞にもマーケットが効率的とは言えないです。 国内株式市場の効率性が高くないのは私と意見が一致していますね。ただ、重箱の隅を突くようですが、ジェイコム株の誤発注はむしろ効率的である一面が見えた例ではないでしょうか?割安と判断した投資家の買いが殺到していましたし、ご発注自体はシステムの問題であり市場の効率性とは直接関係ないですよね。また、効率性が高い米国株式市場でもエンロン社の粉飾決算を見抜けなかったようにライブドアショックも必ずしも国内株式の効率性が相対的に低いと断言できる例ではない気がします。吉野家ショックはすみません、よく知りません。 >将来のインフレに対する保険と言う意味で個人向け国債やMMFに投資すると考えれば大きな間違えは無いと思います。 個人向け国債は10年変動のことですよね?だとしたら、なぜ利付国債ではなく金利変動リスクを受けない商品がお勧めなのでしょうか?
補足
質問の趣旨が汲み取りにくい質問文になってしまっていたので、一度仕切り直すことにします。同じ債券カテに立て直しておきます。