- 締切済み
線香をあげる
娘に、御仏壇に線香をあげるのは、何でと問われ、それは、御仏壇の前に座る人の体臭や口臭が移らない様にするためです、と教えました。後で思うに本当にそうなのかとおもつて考えてしまつた。ご存知の方おいででしたらご教示下さい。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- yuhkoh
- ベストアンサー率48% (350/723)
古くよりインドでは、悪臭や体臭を清めるために「香」を用いました。そこから神への供物として重視され、仏教でも香は仏への供物として大切にされました。『倶舎論(くしゃろん)』という仏典には、神仏は香気を食するとも説かれます。 また自分自身が修行をする際にも、香によって心識を清らかにして、瞑想修行を行う上で重要な役割を果たします。そのため焼香は精進、つまりたゆまざる修行の実践を象徴します。なぜなら、一度火の付いた香は消えることなく燃え続け、そして燃えた後の灰は、また次の香を燃やすための土台となるからです。 なお、香には大きく塗布用と焚焼用の二種類があり、また用途によって5つに分類されます。 ・香水(こうずい):香を混ぜた水。 ・塗香(ずこう):粉末状の香を体に塗る。<戒めを守ることを象徴する> ・含香(がんこう):香木の実を口に含む。 ・焼香(しょうこう):粉末状の抹香、または香木を削ったものを火を付けてもちいる。詳しくは香炉に抹香を盛って点火し、その上に削った香木をそえる。 (以上がインド式の香です) ・線香(せんこう):宋代の支那で開発された香。日本では近世以後、禅宗・浄土宗を中心に広まり一般でも用いられる。
- les-min
- ベストアンサー率41% (269/644)
こんばんは。。 すでに、よいご回答が上がっていますが、補足的に・・・ 宗派によって説かれ方がいろいろだと思いますが、ゆっくりと同じペースで燃え進む線香に「精進」の徳を象徴だと説かれる場合があります。 水(茶)・塗香・花・線香・ご飯・ロウソクが、それぞれ布施・戒・忍耐・精進・精神の安定・智慧を表すとされています。(=六種供養) 火のついた線香を折ったり、ムリに火を消そうとすることは、精進を妨げることとして避けるべきとされています。 では。
- breeze-whisper
- ベストアンサー率36% (124/343)
何も考えずに仏壇に手を合わせるときはお線香を炊いていましたが…気になったので調べてみました(笑) http://www.nipponkodo.co.jp/incense/trivia/osenkou.html#q07 http://yonehara.jp/page02720.html いろいろと意味があるようですね。
お礼
有難う御座います。何も考えずに祈る、そういう時期も私にもあつた事を想いださせて頂きました。初心、思い出します。
お礼
インターネツトの凄さとこのコーナーの有難さを感じて居ます。他のウエブで初めて交信を始めましたが期待外れでした。佛教にご縁の在る方のようで、上には上が在ると改めて教えられました。ご回答以上のものです。娘に感謝、感謝。