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大韓帝国の韓国における評価について
日清戦争で日本が清に勝ったことで李氏朝鮮は中国の冊封体制を離れ大韓帝国となりましたが、同じように日本の力を得て独立した満州帝国は日本の傀儡政権だったと評価されています。それでは、大韓帝国は歴史上どのような政権だったと韓国では評価されているのでしょうか。この帝国は20年ほどしか続かなかった短命政権でしたが、日本の傀儡政権だったのか、それとも韓民族の民族自決の政権だったのか、どちらに(世界では、特に韓国では)評価されているのか教えていただけないでしょうか。
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参考URLは韓国の高校での国定歴史教科書の翻訳です。これを見れば、韓国での考え方がわかります。 大韓帝国は日本の傀儡政権とは理解されていないようです。特に高宗は乙巳条約に署名していない、として抵抗が評価されているのではないでしょうか。その後の日韓併合協約にも高宗は署名していないから協約は無効だ、という韓国側の反論がありますね。署名した李完用以下の大臣は悪者でしょうが教科書には登場しません。併合協約にはなるべく触れたくないようです。 韓国の教科書に書いてないことは、日清戦争で日本が勝利したあと、下関条約の第1条で朝鮮の独立が謳われていることです。つまり、長期に渉って中国の属国であったのが久しぶりに独立できたが、それを日本のお蔭だと認めたくないのです。 大韓帝国の意義はあまり論じてなく、義兵運動など日清戦争前の民衆の抵抗や、日韓併合後の独立運動などに誇大な評価しています。
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- adaypajimy
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『日本の論点2006』に書いてありましたが、日本の歴史観と韓国の歴史観の行き違いがあるのは、韓国のでの歴史認識が異なるからだ、とありました。 韓国では強大な清国がある、という認識があるため、今の歴史認識においても、日本が完全な悪であって、西洋の侵略政策には疎いのです。清国があるのだから、日本側の言い分はうけいれられることはない。中国も同じようなものですね。 日本も清国には期待していたんですが、イギリスにコテンパにやられて、自分達でどうにかしなければならない、となり、日本はロシアに備えなくちゃなんないと、躍起になっていったために、大陸に軍を送り出して、無理な方向に突き進んで行きましたが…この言い分は、韓国人にとっては、そういう危機感がないから、日本人の理由なんてどうでもいいということになるんでしょうね。ただ日本にされた屈辱のみが、韓国人の歴史観に残った。 今でも中国偉くて日本は卑下という思想があると、いわれていますが、根本は、そこだと思います。