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THE・JUDGEで放映された、痴漢トラブルについて
フジテレビでTHE・JUDGE得する法律ファイルという法律をテーマにしたバラエティ番組がありました。 もう4年も前ですが、この番組でこの痴漢冤罪のトラブルが取り上げられた事がありました。しかし、その取り扱いは不条理この上なく、絶望的なものでした。 痴漢をされている女性を助けようとしたところ、犯人と誤認され逮捕されてしまった。幸い真犯人が分かり釈放されたが、家族ともども生活は破壊されてしまった。 犯人を誤認した女に賠償責任はあるか。というテーマでした。 出された結論は賠償責任は無い。理由は状況からして犯人を誤認しても仕方がない状況だった。意図的に男性を落としいれようとしたのではないので賠償する責任は無い。というものでした。 そして出された結論は両者共被害者で難しい問題だ。気をつけよう、それだけで終了されてしまいました。 最も肝心な実際にこのようなトラブルに巻き込まれた時に如何に対処するか、それについては一切語られませんでした。この扱いを見て非常に落胆したことを今も覚えています。 なぜ最も重要な事が紹介されなかったのか、なぜこんな不条理この上ない扱いがなされたのか、いまさらだがその真意を問いたいです。
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多分、このTVでは回答を見つけられなかったということでしょう。 私も万一と言うことも無いとは言えず、何とかならないか考えてみて、1個回答を得ました。 「身分を明らかにして現場から逃げる」 痴漢の場合、駅員に突き出されますが、駅員は民間人ですから、一定の条件が無ければ容疑者の拘束は出来ません。 その条件とは刑事訴訟法第217条に規定があり 1. 犯人の住居あるいは氏名が明らかでない場合。 2. 犯人が逃亡するおそれがある場合。 * 刑事訴訟法第217条:「30万円以下の罰金、拘留又は科料に当たる罪」の現行犯については原則として現行犯逮捕はできない。 痴漢行為は迷惑条例違反なので、名刺などを提示し、住所氏名が明らかになった時点で、意思に反して拘束を続ければ、駅員が監禁罪に問われる可能性がある。 とりあえず刑事訴訟法をたてに現場から脱出し、早急に弁護士会などで弁護士を紹介してもらい、善後策を立てる。 現場にいるとますます面倒なことになるので、相手の庭から離れたほうがよい。 混んだ電車に乗るときは、女性の近くに立たないとか、両手を上に上げるなどの防衛策とともに、万一の場合は上記のようにした方が良いかなと思います。 私は素人ですから、うまく行くかどうか判りませんが、何かの雑誌(権威のある雑誌ではない)ではこういったことを推奨していました。
痴漢事件ですが、警察に逮捕され、刑事裁判を闘って無罪判決を受けた男性が、民事で提訴すると、全く逆の結果になることがよくあります。 http://www.zakzak.co.jp/tsui-sat/tsuiseki/contents/2002_04-09/020914_01.html http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060322 痴漢冤罪は男性側に不利で、一旦疑いを掛けられると、家庭崩壊、失業と失うものは多いのですが、女性が罰を受けたと言う例は聞いたことがありません。 こういった現実から、TVとしてもどうしようも無かったのでしょう。
お礼
回答、ありがとうございます。 刑事裁判で無罪だった男性が、民事で有罪にされてしまったという事例は聞いています。 女性に責任が無いことは解ります。しかし、この番組では実際にこのようなトラブルに遭遇してしまった場合に如何に対処したら良いのか。それが最も肝心であるはずなのに、それについては一切語られませんでした。なぜ最も重要なことが伝えられなかったのか。その真意を問いたいですね。 女性に賠償の責任は無いにしても、せめて謝罪位はさせるべきだと思うのですが、それもできないのでしょうかね。
お礼
痴漢冤罪の対策には、幾つか意見があります。対策を法に基づいて具体的に紹介しているページもあれば、それを真っ向から否定するサイトもあります。 自分の中では対策は確立しています。実際に使うような事にならないよう祈っています。 テレビ放映も、最も肝心な事を確立してから放映して欲しかったですね。あんな不条理この上ない扱いしか出来ないのなら、放送しないでもらいたかったです。 痴漢冤罪もたまに報道されますが、いつもただ「難しい問題だ」「気をつけよう」のみで終了されてしまい、肝心な実際にこのようなトラブルに遭遇してしまった場合の対策等はいつも紹介されません。 テレビ放送も、もっと正しい認識の元に放送して欲しいものです。