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放火の賠償金
アパートに住んでいましたが、他の部屋の住人が放火し、アパートは全焼、けが人は出ませんでしたがすべてのものを失ってしまいました。 犯人の親と面談することになったのですが、どうもその面談で賠償金を払って終わりにしたい様子です。 まずは本人だけで会ったほうがいい、と知り合いの弁護士に言われたのですが、賠償金の相場はどのくらいなのでしょうか。 弁護士は相手との話によって金額は変わる、と言っていましたが、大体の相場などわかる方・経験がある方、ご回答お願いいたします。
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現住建造物の放火は罪が重く、厳罰は避けられません。 刑事裁判では、被害の弁済が済んでいると罪が多少は軽くなる可能性もあり、裁判が確定するまでは、賠償金を支払おうとしますので、時期を逃さず請求することが肝心です。 また、正常な精神状態で自分が住んでいる建物に放火するというのは稀であり、精神疾患に罹患していると判断されると、刑事裁判にもかけられず、罪を免れてしまう可能性もあります。 いずれにせよ、刑事裁判が終了するまでに決着を図る必要があり、刑が確定してしまうと、事実上賠償は受けられないと考えて、早急に行動することが必要です。 賠償に相場はなく、実際に被った損害がベースになります。 建物は大家さんのものですから、家財に関して、損害を受けたときの「時価」というのが基本、何がどうのような配置で存在したのか、いつごろ、幾らくらいで購入したものなのかを、請求者側で証明する必要があります。これから、購入する新品の価格ではありませんが、証拠のひとつにはなりますので、領収書などは保管しておきましょう。 それに、次の入居先を探すための費用や、その他の手続き費用なども、請求は可能です。 今は、子供の罪を少しでも軽減しようと親としては必死ですが、アパートが全焼ともなると、損害の総額は莫大であり、一般的には弁済を受けることは難しいというのが実情です。 親としても、子供の罪が確定してしまえば、賠償の意欲をなくしてしまうとうのも人情です。 損害を思い出しながら財産の一覧表を作って、早急に請求するのが良いと思います。まずは欲張らずに、実額というのが基本で、そうでないと被害を受けられた当事者がたくさんおられますので、後回しにされて、結局はない袖は振れないというこで、1円の回収もできないということも、ありえます。
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- mano5
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家具・洋服代金の時価総額と仮住まいの費用、引越し費用に付加する形で慰謝料+休業補償といったところだと思います。 しかしながら、アパートとの事ですから他の居住者も多額の損害賠償を請求すると思います。その場合、相手の財産額に対してどのくらいの割合を請求しているかで配分されるでしょう。相手方に全額を賠償する経済力があるのが望ましいですが、そうでない時には提示額でひとまずサインしたほうが賢明です。その後得られた給料も差し押さえた上で、再度不足分を請求しましょう。泣き寝入りは絶対ダメです。
考え方としては、家具や洋服などを失った訳ですから、それらの時価総額と、新しいアパートに引っ越すための費用、見つかるまでの仮住まいの費用、そして一方的なことですから、もろもろな苦痛に対する慰謝料が請求可能と思います。 ただこれらの算定には難しい面があり、例えば今まで住んでいたアパートが格安な家賃で、同じ条件(広さや通勤距離など)で探すと、高い物件しか無い場合に、差額をどこまで請求するか。 家具や洋服も使用期間が長ければ減価償却されて時価では買えませんから、不足分を請求できるか。 慰謝料もどれくらいが妥当か、また後始末のため仕事が出来なければ、日当分は欲しいところです。 相手が資産家であればかなり現実的な話も出来ますが、普通の庶民では大家からも損害賠償を請求され、払いきれないと言う自体も想像できますから、まずは実際の損害を書き出してみて、相手の反応を見るしかないと思います。 弁護士さんもそのあたりが不透明で、言葉を濁したのではないでしょうか。 一般的に訴訟を起こして勝訴することは難しくないですが、無い相手からむしりとる事は困難を極めます。
お礼
よくわかりました、ありがとうございました! これから面談してきます。(ドキドキ…)
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