わたくしの場合は2つの出版社が原稿を買ってくれるということになりましたが、そのうちの一社はその会社で出版している新書版のシリーズのひとつになるということで、最初は単行本でと思っていましたから、一応丁寧に断り、もう一社の方にお願いすることにしました。
この出版社では、こちら側の希望やイメージを大切にしながらも、出版社側での商品としての売りやすさといったものも主張され、こうしたことをいろいろ擦り合わせるために何度も協議を重ねました。
その結果、こちらが用意した写真などのほかに出版社側でも適宜写真などをはめ込んで頂いたり、表紙やカバーといった装丁もお抱えのデザイナーさんの手でなかなかセンスのいいものを作ってくれました(わたくしもデザイナーですが、ここは一歩引きました)。
また、タイトル(表題)ももっと目を引き売れそうなものに変えましょうとアドバイスを受けて、なるほどそういうものかと納得してそっくり変えたりと・・・・・それでやっと上梓されました。
自分の本が書店の店頭に並べられているのを見たときにはさすがに胸が一杯になり、出版社からかなりの冊数を無料で頂いていましたが、それでもつい10冊ぐらいまとめて自腹で買って帰ったものでした。
補足
新人賞を例をあげるとどんな新人賞がありますか?新人賞の名前やURLを教えて下さい。