#3です。技術士制度について補足します。
技術士の受験資格は技術士1次試験を合格して、技術士補登録して技術士などの指導の元で4年以上の経験を積むという方法もありますが、周り(同じ会社など)に技術士がいない場合は、確か技術士会にお願いすると指導技術士を紹介してくれるような制度があったと思います(詳しくは技術士会にお問い合わせ下さい)。
また、技術士の指導を受けなくとも、1次試験合格者なら(技術士補登録していなくとも)、指導的な立場で実務経験(鋼構造及びコンクリートで受験するなら、それに関する実務経験に限定)が7年以上あれば、受験することができます(すなわち指導を受けた場合よりも長い実務経験が必要)
だから選択科目即した必要実務経験年数があれば、誰でも受験できます。
この実務経験は1次試験合格以前のものをカウントしてよいです。1級建築士を持っているということは、既に実務経験が2年以上あるはずですから、後5年分あればとりあえず受験することはできます。
また、指導的立場というのは、誰かの補助業務は含まれませんが、プロジェクトのリーダーでなくとも一部分を任されただけでも自分が中心となって行った業務についてはカウントすることができます。
ちなみに技術士試験も1次試験は誰でも受験することはできます。但し学歴がないと1次試験の試験科目がが増えてしまうだけです(学歴などにより免除される受験科目がある)。
技術士はよく博士号と比較されます。これは資格の認定システムが似通っているからです。
博士号は行った研究の成果である論文によって審査が行われます。同じように技術士は行ってきた科学技術に対する業績(実務経験)に対して審査が行われます。
だから受験資格として、2次試験に実務経験が必要というよりも、実務経験内容自体を評価する試験といえますので、受験資格は実務経験さえあれば得られますが、勉強すれば受かるというものではない点が特徴的です。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。 なんだか受けてみようかなと言う意欲がわいてきましたよ^^;