- 締切済み
「ちょっと待って」→「ちょっと待った」
「ちょっと待った」「待ったをかける」など、 「待って」になるところを過去形で表すのは、どこの方言ですか? 「待つ」以外の語についてや、 成り立ちや語源がわかると嬉しいです。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
みんなの回答
- tomikou0000
- ベストアンサー率23% (293/1250)
>それなら、 >「ちょっと待った」「さあ、買った買った」「もう帰った帰った」は、 >そうすることを催促しているようにとれるのですが、 そうです、その通り「催促」です。 命令形よりも強い催促です。 待て:「待つ」ということを「する」ように促す。 待った:「待つ」ということが「完了する」ように促す。 だから、uzumaki-koさんのいう「完了」の意味だと思いますよ。 何度も書かれていますが、標準語ですよ。 どこが発祥って言われると…… 標準語で「発祥」がどこって分かるものって、そうはないと思いますが。
- uzumaki-ko
- ベストアンサー率40% (59/145)
用法が少しちがいますが たとえば何かをさがしていて、「あった!」と言いますね。 バスを待っていて「来た来た」とか・・ この場合の「た」は、過去を意味するのではなく、完了だと思います。 さがしものは「どこかにあるはず」という期待の気持ちが実現して「あった」。 バスを待っていて、待つという動作が完了して「来た」。 「待った」は、「待つ」という動作を完了する単語を使うことで 単なる「待て」より強い意味になるんだと思います。 ちなみに、そもそも「た」が過去のみを表すというのは誤解だという考え方もあります。 昔の日本語では、過去を表す助動詞が、き・けり・り・つ・ぬ・たり・・と数多くあり、ひとつひとつ使い方が異なっていました。 単純な過去ではなく、今もその状態が続いていること=存続、とか 動作が進んで完了すること=完了、とか 動作・作用が完了した結果が残っていること=確定、とか(いちいち説明しませんが・・) ところが現代では、それは「た」に全部吸収合併されてしまったので それらの細かい区別がわかりにくくなった・・ 「た」は、直接には「たり」の子孫だと思われますが、 その「たり」にも「完了」や「確定」の意味がありました。 さがしものが目の前にあるのに「あった」というのは 「ある」という動作(?)が続いていて、その結果が残っているからだ、 というわけですね。 「待った」も、その応用編と考えていいのでは、と考えています。
お礼
おお! 過去形ではない「た」があるのですか! 完了、確認、・・・??? それなら、「ちょっと待った」「さあ、買った買った」「もう帰った帰った」は、 そうすることを催促しているようにとれるのですが、 「たり」とかの用法とはまた異なっているような…。 江戸の時代劇でよく聞くので、(?_?)と思っていたのです。 上方のほうではあまり聞かないもので…。 さらなる有力情報を待ちましょう! 回答、ありがとうございました。(^-^
- poketa
- ベストアンサー率40% (8/20)
>上方落語であるということは、上方発祥の言葉ですね。 わーそう短絡されると物凄く困るんですが。待った待った待った。 前の回答の落語の例では、 「待った」「待ったれ」「待ったって」「待ったり」 これらは全て「てや」が「た」に短縮したと見えないこともないです。 用法の違いを無視すれば、ですが。あくまで発音上のことですね。 でもこれは上方では「待ってや」が「待った」に訛ったという仮説の傍証でしかないのであって、この転訛以前にご質問でいう用法の「待った」が他地域にないことを検証しないと、上方から他地域へ伝播した証拠にはまるでなりません。 言わずもがなのことだと思ったんですが。
お礼
「てや」の短縮の上方語は存じております。(^^ もうちょっと様子を見てみますね。
- poketa
- ベストアンサー率40% (8/20)
方言という説は初めて聞きます・・参考URLは上方落語の一席ですが、少なくとも「東京の俗言葉」ってことはないでしょう。 >「どいたどいた」「さあ、買った買った」 というのも同じ用法なんですやろか…? grandさんの回答で説明がついていると思うんですが。
お礼
ありがとうございます。 上方落語であるということは、上方発祥の言葉ですね。
- endersgame
- ベストアンサー率38% (268/691)
「待ったをかける」の「待った」は、「待つ」の過去形としてではなく、将棋・碁の用語として、独立して、辞書にも載っているようです。 私が引いたのは、大辞林ですが、上の2つの他に、相撲の用語ともされていました。 もとはといえば、Eivisさんの回答のような使われ方で、辞書に載るまでになったのでしょうが、自信はないです^^; 「ちょっと待った」に関しては、「ねるとん紅鯨団」という昔のテレビ番組で、使われた台詞で、そこから流行った気がします。(「ねるとん紅鯨団 待った」で質問検索すると、2件ひっかかりました)
お礼
将棋や囲碁の用語でも、相撲用語でもあるのんですか…。 なるほどなるほど。 ねるとん以前に、時代劇や東京のテレビで 「さあ、買った買った」とか、「もう帰った帰った」とかも 聞いていたので、昔の言葉からか、東京の俗言葉かなとも 思うとりましたんですわ。 例えば、「待ってや」が訛って「待った」になったとか、 そういう情報てありませんかねえ…。 おおきにです。
- Eivis
- ベストアンサー率29% (1122/3749)
「ちょっと待って」と「ちょっと待った」は、まるで使い方の違う言葉で...こういうのは方言とは云わないと思いますが。 ちょっと待って・・・相手の同意を求めているか、頼んでいる。。。 ちょっと待った・・・相手に「チョッと待て!」と命令または注意を促している。。。 【ちょっと待った】は文章で見ると確かに・・・二通り! 1)少し待った・・・過去形。 2)話し言葉では語尾の抑揚が揚がっている・・・これは「待ったをかける」の意味の時の【待った】で(!)マークがつくと分りやすい。
お礼
標準語になる前に、上方発祥やとか、東京方言やとか、 そういうのんを調べとりますねんわ。 どこぞの用法ですやろかなあ…。 回答おおきにでした!
- grand
- ベストアンサー率39% (43/110)
どこの方言でもなく標準語の用法だと思います。 完了や過去を表す助動詞「た」が終止形で用いられると軽い命令を表すことがあるということは、日本語の文法書にもかかれています。 例「邪魔になるから、そこをどい〈た〉」
お礼
すでに日本語になっとるのは十分承知の上でです。 そう言うたら、「どいたどいた」「さあ、買った買った」 というのも同じ用法なんですやろか…? さっそくの回答おおきにです。
お礼
ありがとうございます。 催促ですよね。 命令形よりも強いといわれると、そうではないような気がしますが…。 「待った」より「待て」のほうがきついと思うのですが。 標準語は全国の言葉を集めて作られているので、 上方語か、江戸語か、標準語として候補に挙げられるくらいの力のある 言語から出ているはずなのですが…。 その標準語になるべく言語がわかると助かるのですけど。 語源はこれだというような回答を待ってみますね。