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日本以外の単一民族国家について

完全な単一民族国家はありませんが、日本は国民の99%以上が大和民族で、事実上の単一民族国家といえると思います。単一民族国家の数は多くはないですが、他に韓国やスウェーデンなども同じ意味で単一民族国家のように思えるのですがどうでしょう。 そして、そのような国は日本と同じように移民の受け入れに消極的な政策をとっていろのでしょうか。歴史上の経緯なども知りたいです。よろしくお願いします。

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  • tiuhti
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回答No.6

>最近は韓国も豊かになってきて、tiuhtiさんも書いている通り議論の余地があると思います。 という事であれば、 2003年に「永住査証」という制度が出来たらしいので、反対にそれ以前にはなかったという事と考えてよいのでしょうから、国籍を取得しなければ永住できなかった(就労等の期限付ビザを更新し続ける場合を除く)という事で、かなり閉鎖的だったと考えてよいと思います。現在については、その永住査証の制度がどの程度の厳しさで運用されているかで判断するのでしょうが、私には情報がありません。 また、移民に対して開放的かどうかを図る重要な基準と言える「国籍」についてですが、韓国は血統主義(韓国人の子供のみが韓国籍を取得できる)かつ二重国籍を禁止しているので、その点では日本と同じく閉鎖的です。 但し、移民よりももう少し幅広く外国人労働者という意味で言えば、2004年8月からは、一定期間韓国人の働き手が見つからなかった場合に限り、未熟練労働者も期限付き(1年毎・3回迄更新可)で、公式に受け入れて、労働基準についても韓国人と同様の法的保護を与えるようになったそうです。ワーキングホリデー制度もあるので、日本よりは多少は開放されているかも知れません。 わかるのはこの程度です。何かの参考にしてください。

その他の回答 (5)

  • tiuhti
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回答No.5

韓国には、少数の中国系の人(いわゆる華僑)がいるようですが、俗に言われるところの「単一民族国家」と呼んでもいいと思います。 尚、単一民族国家である事と、移民に対して閉鎖的である事に何らかの関連性があるのか、というのが、質問者の方のご興味の中心なのかも知れませんが、「民族」という定義の曖昧さをこの際忘れるとしても、元々移民が目的地にするのは、他の国に比べて相対的に豊かだとか労働力が不足している、とかいった国なわけで、単一民族でかつそのような豊かな生活が期待できる国、と言ったら相当数が限られてしまいます。(例えば、デンマークも事実上の単一民族国家といえるでしょうが、移民に対しては寛容です。) 現在なら多少議論の余地はありますが、少し前(例えば20~30年前)までは韓国は移民の目的地になりそうもない国だったわけで、そういう国が移民に対して寛容かどうかは、極端に言えば、どっちでもいいとも言え、その線からつめていっても、あまり実りのある議論にはならないような気がします。

fumidera2
質問者

補足

確かに以前なら議論の必要もなかったでしょうが、最近は韓国も豊かになってきて、tiuhtiさんも書いている通り議論の余地があると思います。

  • nacam
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回答No.4

民族の定義は、非常に難しいものです。 人種が違っても同一民族を形成する場合もありますし、人種、習慣、言語などが全く同じでも、別民族を形成する場合もあります。 旧ユーゴスラビアの場合、民族統合の名の下にユーゴスラビアが形成され、民族自立の名の下に分裂しました。 フィンランド人とカレリア人の場合、異なるのは使用する文字と宗教だけで、別民族とされています。 中央アジアのメスヘティア人の場合、人種も宗教も生活習慣も異なる人達が、スターリンによって強制的に中央アジアに移住させられ、同じ地域で同じ境遇にあった人々の間で協力しあううちに形成された民族集団です。 (人種は、トルコ人、アルメニア人、グルジア人、クルド人などで、宗教もキリスト教正教会、アルメニア教会、イスラム教シーア派、スンニ派などばらばらでした) 少し前まで、移民を積極的に受け入れていた国でも、最近は移民の制限をするようになってきています。 今回のデンマークにおけるムハンマド風刺画事件も、人口の1割以上がムスリムとなり、現地に同化しようとしないムスリムへの反発が引き金となっています。 移民を受け入れている場合でも、現地に同化しようとしない移民の場合、トラブルの元となります。

  • tiuhti
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回答No.3

とりあえず、「単一民族国家」を、「比較的最近まで、生活習慣や言語といった文化の共通性が非常に高かった国」と定義するのであれば、スウェーデンはそういっても構わないとは思います。 で、スウェーデンは、移民受け入れに対して、積極的(あるいは寛容)です。移民に対しては、専用の住宅が与えられたり、スウェーデン語の無料授業があったりします。 移民の人口に占める比率は非常に高くなっています。参考URLに入れた、スウェーデン政府のHPをご覧下さい。 移民は、労働力不足を補う為に積極的に受け入れられる場合が多く、また、植民地を持っていた国だと、法的に植民地出身者に対して優遇措置が設けられる事が多い為、特定の国&地域から大量に移民を受け入れる事になります。イギリスに、インド系、カリブ系出身者が多いのは、まさにその典型です。 スウェーデンでの経緯については、参考URLをご覧になってください。

参考URL:
http://www.sweden.se/templates/cs/SASTopic____10376.aspx?launched=true,http://www.mskj.or.jp/getsurei/hira9507.html
fumidera2
質問者

お礼

ありがとうございます。 そして、もう一つ、韓国は単一民族国家なのでしょうか?韓民族しか住んでいないイメージがあるのですが。

回答No.2

「日本は国民の99%以上が大和民族」と思っている方の情報は戦前レベルです。 遺伝子から明らかになっていることは半分が朝鮮系、半分がフィリピン、タイなどからの南方系です。大和民族という固有の民族ではなくただの混血です。単一民族という言葉はアイヌ族のほうがよほど純粋です。 いずれにせよ日本人が自分たちを「大和民族」と呼びたい気持ちはわからなくもないですが「大和民族」という族は雑種の族で、北欧の「ケルト族」「アングロサクソン族」のような純系統とは異なります。 日本は「日本語を話している」ということでは単一ですが、民族としての単一性は話にならないくらいの雑種です。まあ、源流は中国か韓国なので、自称「単一民族」と言い張ってしまう悲しい性(さが)があります。

fumidera2
質問者

補足

遺伝子レベルの話ではなく、文化レベルの話です。本来は雑種でも、混血して数千年もたてば同一民族と言って差し支えないと思いますが。。。

  • wataj
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回答No.1

温かいお湯と冷たい水を混ぜてぬるま湯を作った後、それをまたお湯とつめたい水に分けることはできません。人種だって同じだと思います。『朱に交われば赤くなる』ではありませんが、一度血が混じると純血ではなくなります。後戻りはできないのです。 民族の多様性はとても面白いことだと思います・・ということが言えるのはその土地で民族間の融合がなされ調和されているからでしょう。しかし、民族同士に軋轢が生じギクシャクしてしまうとそうはいきません。 一般的な意見ですが、多民族国家のアメリカにおいて国家を斉唱する意味に、多くの異なる民族の気持ちを一つにする、ということが挙げられるようです。逆に言えば、思想や宗教では国を纏め上げることができないのです。また、風習や習慣よりも法律により重きを置かれるのは、習慣や宗教があまりにも違い過ぎて、いわゆる“常識”は国民の間で共感を得ることができないためだと言われています。 このように、単一民族国家を多民族国家にすることは不可逆なことであって、かつ、民族間の微妙な均衡を保ちつつその国家を統治するには単一民族のそれを統治するよりも多くの労力を要するので、単一国家の為政者は自らの国に多くの移民を受け入れるのには慎重な姿勢を示すのでしょうね。