- ベストアンサー
蝶々の一回の羽ばたき
2年以上前に、テレビで「世にも奇妙な物語」をみました。 番組の中のドラマとドラマの間にタモリさんがちょっとだけ お話をするところがあるんですが、そのときに、 「地球のどこかの場所にいる蝶々の一回の羽ばたきで生じた 小さな風が、どんどん大きくなって、地球のまったく違う場所に台風に なってやってくる」っていうようなことを言っていた記憶があります。 この話にはなにか根拠があるのでしょうか?? 前々から気になっていたことなので、もしなにか 知っている方いましたら、レスいただけるとうれしいです。 よろしくおねがいします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる =初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す という意味のカオス理論の一つです
その他の回答 (3)
- apple-man
- ベストアンサー率31% (923/2913)
他の方のご回答と併せてお読み下さい。 1960年ころ、エドワード・ローレンツと いう人が、地球の空気の流れをコンピュータで 数値計算していたんです。 観測所の気象データから、将来の天気を 予測する基礎研究をしていたんです。 観測所の測定データには、いろいろな 測定誤差が含まれているので、それらが 気象予測にどう影響するか、入力する 数値をほんの少しづつ変えて再計算を 繰り替えしていたんです。 結果は非常に奇妙なもので、簡単に分かり 安く言うと、風速がほんの少し違うだけで、24時間後は いい天気にも、嵐にもなるといったものだったのです。 それを大げさに表現し、そこに飛んでいる 蝶の羽ばたきが少し違うだけで、明日は天気にも 嵐にもなると言われるようになったんです。 蝶がいなくても、風速計の精度の違いで 観測データは、必ず実際の風速より多少 ずれた値を示すので、そのデータを使って コンピュータシミュレーションしても 天気は正確には予想できないわけです。 このような物理現象をカオスといって、 予測不可能な現象と言われているんです。 計算できるのに、予測できないという 不思議な現象なわけです。
補足
くわしいレスありがとうございます。
カオス理論の論文に出てくる「バタフライ効果」という一文のことですが、タモリさんのその発言は視聴者ウケしやすいよう、面白おかしく捻じ曲げられた解釈です。 厳密に言えば、あなたがお書きになったそのような理論は存在しません。 バタフライ効果とは、「蝶の羽ばたきのような小さな出来事も、ときには竜巻のような大きな事象に影響を与えることがある」という考え方です。 蝶の羽ばたきが積もり積もって竜巻になるわけではありません。(それじゃあワラシベ長者だ(笑))
お礼
レスありがとうございます。 みなさんにありがとうポイントをさしあげたいけれど、 すべて選ぶわけにいかないので、科学おんちな私にも わかりやすかったレスを選ばせていただきます。
- redowl
- ベストアンサー率43% (2140/4926)
バタフライ効果 で検索してみましょう。
お礼
ありがとうございます。さっそくいまから 行ってきます。
お礼
カオス理論ですか。よく聞く単語ですが、 くわしくはしらないのでこれから調べてみようと 思います。レスありがとうございました。