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「遺憾」…このうさん臭い言葉
政治家(政治屋?)や企業トップ等の常套句として、 何か不祥事があると決まって「~遺憾に…」という 表現を使いますね。 なんだか意味がよく分からないので辞書を見ますと ============================================================= (名・形動)[文]ナリ 思っているようにならなくて心残りであること。残念な、そのさま。 「このような結果になりまことに―に存じます」 「―の意を表する」「―なきを期する」「―千万(せんばん)」 ============================================================= と出ています。 大抵は不祥事を起こしたことに対して、「ごめんなさい!」と いう感じで使うんだと思いますが、この言葉を使うと 「素直に」ごめんなさいにならずに、なんだか他人事の ようになり、責任の所在を曖昧にしてしまうような感じを 受けますよね。 政治家(屋)や企業トップの方々はなぜこのような 「ヘンな言葉」を好んで使うのでしょうか? なぜ私がこのような質問をするかというと、この言葉は 「一般市民」の言葉ではない、と思うからです。 もし、この言葉を「一般市民」が多用したらどうなるでしょうか? 例を挙げてみましょう…。 小学生のたけし君は学校でふざけていて、窓ガラスを 割ってしまいました。それを見ていた先生が注意をすると、 たけし君は、 「…大変遺憾です…」 「何をフザケとるんじゃ~!」 とボコボコに殴られそうな気がしますよね…(^^; まあ、ヘンな例えではありますが、一般市民でこの言葉を使う人、 若しくはこの言葉が好きだ、という人がいたとしたら、相当ヘンな 人ですよね…(^^; という訳で、政治関係者、企業関係者がこの「ヘンな言葉」を好んで 使う理由を分かりやすく説明して頂ける方、よろしくお願い致します。 m(_"_)m
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お礼
ご回答、ありがとうございます。m(_"_) 大変面白いエピソード、ありがとうございます。 井上ひさし氏の昔のお話は知りませんでした。 「官僚制」の蔓延から発生する「遺憾」の言葉、 あ~!やだねぇ~!(^^)