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資金について
起業するにあたって資金集めは重要な問題だと思います。 ただある程度まとまった金額を貯めるには時間が相当かかってしまうと思います。 そこで融資してほしい(起業したい)という人たちと、投資をしてもいいという人たちとが集まるような場はあるのでしょうか? 実際そういうものを利用して起業された方がいたらどんなものなのかお話を聞いてみたいです。
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こんにちは。ブースト・パートナーズの鶴岡です。 資金を得る方法は、大きく分けると2つあると思います。 どちらの方法にもメリット・デメリットがありますが、いずれにしても何も計画がない状態では大切なお金を 預けてはくれません。まずは、ご自身のビジネスモデルを確立することが大事だと思います。あとは、方法論 の問題かなと思います。 1)間接金融 融資と言われる、いつか返すお金ですね。銀行などから融資を受けるというのが代表的で、間接金融と 呼ばれています。 ※リスクは金融仲介機関(銀行)が負います。 2)直接金融 お金を借りて返すのではなく、預かったお金を大きく増やすことを約束に、出資をして頂く方法は、直接金融と 呼ばれています。 世の中には、素晴らしいビジネスモデルがあれば、お金を出したい人が実は沢山います。 投資家と呼ばれる人たちですね。彼らは、自分でビジネスをしたり働いたりする代わりに、自分の持っている お金を投資することで、大きく増やそうと考えている人たちです。つまり、自分のお金を働かせるのですね。 こうした個人は、エンジェルと呼ばれています。エンジェル達から、個別に出資をして頂くのも方法のひとつ かもしれませんし、エンジェル達が投資しているファンドから、出資をして頂く方法もあります。未上場の 会社にファンドから出資してくれるところには、ベンチャーキャピタルなどがあります。 ※リスクは貸し手(個人、企業)が負います。 銀行やVCが、どういう起業家に投資したいかということを勉強されるものも、良いかもしれませんね。 ちなみに私は、前職でインターネットベンチャーを経営していたのですが、資本金と準備金を合わせると 3億以上でした。このような資金が必要な事業の場合、貯めるのを待っていては、一生かかってしまします。 まずは、事業ありき。その資金が少なければ自分で出す場合もあるし、集める場合もあると思います。 もちろん、経営陣の持ち株比率を保つことは大切ですから、留意してくださいね。 資金に関する件のきっかけになれば嬉しいです。
お礼
鶴岡様 丁寧な回答ありがとうございます。大変興味深く読ませていただきました。 前職では3億以上集められたんですか? ここまでの金額は考えておりませんでしたが、貯めるのを一生かかっても起業はできませんね。 いずれにしても融資していただけるだけの確固たるビジネスモデルが大事だということがよく分かりました。 鶴岡のアドバイスどおり銀行やVCが、どういう起業家に投資したかというのをまず調べてみようと思います。 大変参考になりました。ありがとうございます!