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断熱
ある本で読んだのですが、RCのマンションを建てるときに、断熱を内断熱にすると、 夏暑く、冬寒く、結露、カビ、ダニに悩まされるようなことが書いてありました。一度カビが壁内に入り込んでしまうと、退去のたびに壁紙を張り替えても毎年のようにカビに悩まされるようなことも書いてありました。 日本以外の国では(ドイツとか、スウェーデンとかの寒いところだけでなく、グアム、サイパンとかの暑いところでも)断熱は内断熱ではなく、外断熱が使われているというかドイツなどでは新しく建てられる建物は100%外断熱らしいです。 また、内断熱だと、コンクリートも直射日光や夜の放熱により、膨張、収縮を繰り返して30年くらいするとかなり痛んでボロボロになるようなことが書いてありました。一方、外断熱にするとコンクリートは1年を通じてほぼ一定の温度になるのでコンクリートは100年以上もつようなことが書かれていました。 これは本当のことなのでしょうか? 今、RCマンションを検討中なのですが、 将来、外断熱マンションが主流になった場合、 今、内断熱マンションを建ててしまうと、 競争力はあるでしょうか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
マンションの耐久性ということについて言えば、 外断熱、内断熱のみで大差があるわけではないと思います。 理論上、外断熱はRC造やS造では優れています。 コンクリートの躯体自体は外部からより保護されているともいえます。 ですが、外部の断熱層は100年持つと言い切れるかはわかりません。 いずれにしろ、耐久性は計画的な補修によって、 一番左右されます。 また、施工にも耐用年数の、長期、標準とランクがあり、コンクリートの品質から全て基準が違います。 当然コストも違います。 どの時期にコストをかけるか、 ということになるのかな? 後工法で外断熱の改修もできます。 http://www.cinqvit.com/05_sekou/04_jisseki.html
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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