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地方上級試験の難度と現状

 度々お世話になっております。4月より理系大学院に進学します。一昨年までは、妙な考えですが学問に死んでもいいというように思っていました。しかし、これから社会で生きていくことを考えるうちに、安定や報酬が得られない世界かもしれないという感覚が強くなり、学問への意欲は減少しました。この分野、そんなに将来性ないよな、と思い込んでしまったせいです。(専門への好奇心を失ったのは、追っかけていた疑問が自分の中で解決したように感じて納得してしまったせいもあります)  目標を失った人生は悲しいものです。民間就職も当然考えています。経済学の基本原理の本なども読んだのですが、企業の本質もなんだか怪しいものだなと思ってしまい(誠実な企業もあるでしょうが)社会に真に貢献できる生きがい探しています。こう言うと、実験や研究だって社会に立派に貢献するという意見を頂くのですが、もっと人に直接関わるほうが楽しいという感覚がどうも私にはあるようです。    そこで一転して大学院を辞退し、公務員試験の予備校に入り地方上級を目指そうという考えが浮かんでいます。倍率や難度はどの程度か正直分かりません。極めて危険で困難な試験なのでしょうか?これは、危険な賭けのでしょうか?地域差もあるでしょうが、現状からどのようなことが言えるのか教えて下さい。

みんなの回答

回答No.4

こんばんは。  まず難易度についてですが、文系と理系ではかなり異なります。文系の方が、一般的に競争率は高いでしょう。地域によっては、「非常に困難な難易度」に達していることもあるようです。40倍や60倍となると、下手を打てば東大京大でも簡単に落ちます。また、関東圏よりも関西圏の方が難易度が高いかもしれません。理系出身ながら事務職を希望する方もいるようです。技術職ではそういうことはまずないですよね。  倍率に関しては、「実務教育出版社」の地方上級試験問題集などに具体的な数字が掲載されていると思いますので、本屋さんで見てみましょう。また、ご自身が受験される予定の自治体のHPをチェックしてみましょう。  また、理系では分野によっては募集がないこともあります。例えば、サルの生態について研究していても地方公務員の技術職で採用されることはまずないでしょう。博物館の学芸員とかなら別ですが、あれは一種の研究職です。  技術職の場合、やはり大学院を出ていた方が合格できる可能性は高いと思います。もはや技術系だと、大学院を出ているのがスタンダードと言っていいでしょう。事務系で理系の知識をアピールする場合でも、院卒の方が有利と思います。最終的には人柄とかそういう要素が大きくものを言うのですけどね。  個人的な意見としては、大学院にそのまま進んで受験勉強もしていくことがベストだと思います。今の時期に迷われるのは、それこそ「非常に危険」ですよ。一年生の段階から計画的に進めれば-志望する自治体の採用人数が2~10人とかでなければ-問題はないでしょう。あるとすれば、精神的な問題だと思われます。

haru84
質問者

お礼

 大変参考になりました。改めて自分の質問文を読んでみますと、なんと力無い、情けない文面だろうと唖然としてしまいました。この問答の最中にも、悩みながらではありますが若干成長できたような、(あるいは以前の健全な精神状態に戻れただけかもしれませんが‥)気がします。  実は先日、ある公務員受験向けの予備校を見学し、担当の先生からお話を聞く機会を頂きました。非常に親切で、雑談を交えてどう生きていくべきかを含めて色々とお話しました。初対面なのに!と驚きました。そこで先生に「昔の自分を見ているようだ」と言われ、世の中みんな一見平然としているようで、悩んだ過去を誰しも持っているのかなぁと思いました。  今の自分には決定的に欠けているものがあるような気がします。それがないと公務員でも民間でもうまくいきそうにないし、逆にそれがあればどこでもある程度通用するような気がします。ここで回答を頂くのも大変ありがたいですが、実際に人に会うのもいいものですね。内容が逸れてしまいましたが、できる限り前向きに明るく生きていければと思います。ありがとうございました。

noname#23881
noname#23881
回答No.3

追記します。 技官の採用を検討される場合、年度によっては採用がない場合もあります(2004年の長野県は、行政職しか採用試験は行われませんでした)。また、採用数が法文系よりも少ない場合が多いようです。 尚、一次試験の結果が二次試験に持ち越されない自治体(長野県、新潟県など)もありますので注意が必要です。

haru84
質問者

お礼

 ありがとうございました。ご丁寧な回答、じっくり検討させていただきます。

noname#23881
noname#23881
回答No.2

採用者数と応募者数の関係がありますから、倍率は自治体によって異なります。具体的な倍率は、受験を希望される自治体のサイトに掲載されています。 難度についてですが、極めて危険で困難な試験では無いと思いますが、ある程度周到な学習が必要と言われています。特に、関東型(千葉県、埼玉県、長野県、群馬県、栃木県など)は、国家1種の受験者の草刈場(合格しても官庁訪問の結果、内定を受けられなかった人が受験している場合が多いと言われています)と言われているようですので、激戦と言われています。都庁も当然に厳しいですし、当然にその他の地方でも生半可な状態での受験では、かなり厳しいと思います。 大学院の入学を辞退されて、予備校に通学し受験されても必ず採用される保証は当然有りません。もし不幸にして不採用になった場合、公務員試験浪人です。現在では、公務員試験浪人は珍しくないのですが、民間企業の就職は新卒扱いにはならないですから、それなりのリスクを負う事を覚悟せざるを得ません。地方公務員でも、例えば長野県の場合、合格=採用では有りません。採用されるには、上位合格が必要(合格ラインにスレスレでは採用は厳しい)です。 慎重に検討された方が良いと思います。 予備校などの受講相談も利用されても良いと思います。 電話での相談も可能です。

参考URL:
http://www.pref.nagano.jp/jinjii/siken/siken.htm
haru84
質問者

お礼

 的確なご回答ありがとうございます。確かに頑張っていい線まで行っても、結局浪人では社会復帰が困難になるだけですもんね。恐らく、受験者はそういったリスクを考えずに突き進むしかないかな‥とも思います。もうこれしかないといような覚悟と、ある程度の受験センスが必要ですね。簡単な試験ではない事が改めて分かりました。慎重に検討させていただきます。

  • 110119117
  • ベストアンサー率48% (178/370)
回答No.1

 こんばんは。  例えば、昨年の千葉県上級事務が40倍、埼玉県が30倍、神奈川県が12倍となっています。倍率としては結構高いですね。ただ、公務員試験というのは特に一時の筆記に関してはコツコツと努力し続けられた人が合格するといわれています。実際、こちらのサイトで「公務員試験には一部の天才しか解けないような問題は出ない」という回答を目にしましたし。 で、事務職をどうしてもご希望であればダメですが、せっかく理系でいらっしゃるので、理系公務員も考えてみてはいかがでしょうか。やはり文系人間の数>理系人間の数、で理系公務員の倍率は概ね低い傾向がありますよ。 理系公務員というのは、要するに公務員の技術職です。 参考サイトとして示したものは、今年度の特別区採用試験(東京都内の~区の職員採用試験)の競争倍率ですが、事務が13倍なのに対して、「機械」や「電気」はともに約2倍台ですね。

参考URL:
http://www.tokyo23city.or.jp/SAIYO/17nen_ji/1_jisshi.htm
haru84
質問者

お礼

ありがとうございました。参考になります。大学に居ながら公務員試験を受けるのは、時間的に困難に思えますし、ケジメがついてないような後ろめたさもあり、潔く大学は辞退しようかと思っています。しかしその後の試験が気になるところで、不安の核はそこにあります。一般的な理系人は通信教育と学業の2つ両方をこなして公務員となっているのですかね‥それが本当の能力なのかなとも思いますが。

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