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シアンに関する疑問
どうして、シアン化物は青化○○というのでしょうか シアン化物を飲み込んだ時はどのような死に方をするのか シアン化物に混酸を混ぜたときはどのようなことがおこるのか (シアン化ナトリウムとシアン化カリウムとシアン化銅) この三つ 最後に、解毒剤として使われるあとさんとはどのように解毒されるのか この四つまとめて教えてください
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記憶があやふやですが、青梅にアミグダリンが含まれることから、青酸といわれるようになったのでは。 シアン中毒について http://health.goo.ne.jp/medical/search/10R11000.html 解毒機序について http://web.jiho.co.jp/toxicol/page052.html
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あとさんとは、亜硝酸アミルのことではないでしょうか。
- Ichitsubo
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もともとシアンcyanは色を差す言葉で、緑色がかった薄い青色をさし、色の三原色の一つです。色の三原色はイエロー、マゼンタ、シアンで、カラープリンタにも水色のインクタンクがあります。この色が語源で、日本語訳も「青」となったのでしょう。 シアン化物の毒性は血中のヘモグロビンと固く結びつくことによります。ヘモグロビンは鉄原子を持ったタンパク質で、この鉄原子と酸素分子がくっついたり離れたりすることで体中の隅々まで酸素を受け渡ししています。ところがシアン化物イオン(や一酸化炭素)は鉄原子と非常に固く結びつくことができ、一度結びつくとなかなか離れようとしません。だんだんと酸素分子と結びつくことが出来なくなり「窒息」します。 シアン化水素は非常に弱い酸なので、シアン化物を(混酸でなくても)酸性溶液中に混ぜるとシアン化水素ガスが発生します。これも同様の毒性があります。これは胃においても起こりますから、シアン化物を飲み込むとシアン化水素ガスが発生します。水に溶けた時点でもわずかには発生しているでしょう。よくサスペンスドラマで「アーモンド臭だ」等と言っているのはシアン化水素のにおいのことです。 アーモンドや青梅などナッツ類にはシアン化水素が含まれていることが確認されているようです。 「あとさん」というものがよく分かりません。