No.2さんの回答で
>小説などで結構漢字の多いのが見られました。
とありますが,私が韓国語を学び始めた1980年代,新聞ではまだずいぶん漢字が使われていましたが,小説は既にハングルばかりで,漢字はたまに出てくる程度でした。
おそらく,相当昔の本をご覧になったか,たまたま漢字の好きな作家の作品に出会ったのではないでしょうか。
既出の回答とも重なりますが,新たに出版される本で漢字の比率が多いのは,やはり学術書(大学生向けか,それ以上)ですね。
専門用語は漢字で書かないと意味が取りづらいことも多く,しばしば漢字で表記されています。
書き方のパターンとしては,章や節の見出しは漢字・ハングル交じり文で書き,本文は原則としてハングルだが,意味の取りにくい語に限ってカッコ内に漢字を付記する,というのがよく見られます。
学術書ではない,一般の書物ですと,漢字の出現はぐんと少なくなりますね。
一冊に1文字もないという場合もあります。
使われるとしたら,No.3さんが書かれたように
>同音異義語の多い漢字や、中国の格言、人名など
といったケース。
さらには,中国や日本の地名・人名・作品名などがあげられるでしょう。
ただ,たいていのばあい,まずハングル,そのあとのカッコ内に漢字,という順です。
>どうやってそういった古い字体を出すのですか?簡単な方法を教えて頂けないでせうか?
これは,パソコンでの出し方を質問されているのですよね?
でしたら,No.5で紹介されているサイトや図書のどちらにも,ほとんどそれに関する説明がありませんので,ご注意を(『私の國語教室』の文春文庫版では,巻末の解説の一番終わりにちょこっとだけ書かれています)。
この本自体は名著だと思いますが。
ちなみに,この補足質問は,韓国における漢字の使用とは直接関係なさそうですので,ここではなく,新たな質問として投稿される方がよいですよ。
場合によっては「元の質問と無関係な書き込み」ということで,回答共々,管理者に削除されてしまう可能性もあります。
また,新たな質問とすることで,他の回答者の目にも触れるので,正字・正かなの入出力をサポートするソフトの紹介など,的確な回答も得られやすくなると思います。
お礼
どうもありがとうございます!貴方の回答を読むのを今後も楽しみにしております。