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法令ってどうしてこうもわかりにくい書き方をしてあるのか

私は法律にまったく詳しくないのですが、 危険物取扱者や消防設備士、毒物劇物取扱者試験などを勉強していて思ったのですが、どうしてこうも法令とはわかりにくい書き方をするのでしょうか? わかりやすい日本語という点では落第点ですよ。 役人が作るからこうなるんでしょうか。 一般に販売しているテキストはわかりやすいように工夫してありますが、法令がそのまま載っている部分は集中しないと、なんて書いてあるのかさっぱりわからなくなります。 私の日本語力が足りないとも思えないのですが・・・。

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回答No.1

わかりにくい書き方をするのは、複数の解釈ができないようにするため とある本に書いてありました。たとえば… 「提灯に灯をつける」は 1.提灯のなかのろうそくたてに灯をつけたろうそくを立てる 2.提灯を燃やす と複数の解釈ができてしまうので、1.のような書き方になるんだそうです。

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  • baykin
  • ベストアンサー率44% (49/111)
回答No.2

#1の方と重なるのですが、複数の解釈ができなくするのと同時に、法令を適用する際に漏れがなくなることも大きな目的にあります。実際法令を作ってみたが、漏れがあった場合にその法令が適用されるか否かわからなくなるようでは、仏作って魂入れず、の状況になります。また、他の法令との整合性という問題もあります。例えばAという法律で「○○」という語を使っているが、今回改正しようとする法律で「○○」という語を入れようとするとき、A法の「○○」と同じ意味なのか、異なる意味なのか、そこをはっきりさせておかないと、法の適用で混乱が生じます。 内閣が提出する法令は、閣議に提出される前に内閣法制局で一言一句、それはもう重箱の隅を待ち針ですくい出されるようなチェックを受けます。それは上記の問題を起こさないためにあります。 他の法令との整合性も合わせて漏れを作らずに法令を作ったり改正しようとするならば、誰が作ろうとしてもこのような条文になってしまいます。条文は読み込んで慣れるまでは大変だと思いますが、一度慣れると一定のルールがわかってきます。勉強頑張ってください。

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