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通訳者への配慮
あるセミナーで日韓の通訳をお願いしました。その方はプロとして働いておられるのですが、ご好意で交通費のみでお仕事いただけることになりました。韓国語ネイティブの在日歴8年の方です。 ・日本語による時事問題を挟んだ哲学・歴史の講演約2時間(途中休憩あり) ・その後の質疑応答1時間 講演者にはレジメをご用意いただいています。都合、話を途中で切って、逐次通訳をしていただきます。 このような条件の場合、できるだけ通訳者の負担にならないように、こちらで配慮すべきことは何でしょうか? できれば、今後の参考にさせていただきたいので、上記のようなセミナーの場合の理想的な通訳者の環境など、お教えください。 韓国語以外でも、これは困るということでも結構ですので、お願いします。
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今回のセミナーでは時間も比較的短いようですし、#1の方がアドバイスされている通りで大丈夫だと思います。 今後の参考・・・ということで、言語が中国語ですが、通訳・翻訳者であり通訳理論について勉強されている方のHPがあるのでご紹介します。 日華翻訳雑誌 http://member.nifty.ne.jp/NAGATA/ この右上「通訳・翻訳、学習法、その他」の中に【通訳の仕事】・通訳者の上手な使い方 というサイトがあるので、ここの内容がとても参考になります。 http://203.174.72.113/nagatasae/torisetu.htm 通訳者というのは非常に高度な技術を習得したエキスパートなのに、日本の現場では事前に説明も資料もない、食事もさせてもらえない、1日中1人でやらされるなど、ひどく扱われる場合が多いのです。また英語通訳者と英語以外の通訳者との間にも、格差があります。 そのためただ言葉が話せるだけで、格安で通訳を受け持つ人が多くなり、質の低い通訳者がまかり通ってしまいます。そうならないように、クライアントやエージェントの理解と、通訳者本人の自覚が必要ですね。 makochiさんのように通訳を雇う側から、このような質問を提示していただくことは非常に良いことだと思いました。感謝です。
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- keroppi
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歴史の先生(某国立大学)から、韓日通訳を通して行ったセミナーの感想を以前聞いたことがあります。 >日韓ではかなり共通しているので(漢字語なので)・・とありましたが、そこが落とし穴で、言葉は同じなのに定義が違うので食い違いがあったりしたそうです。例えば、石器時代が何年から何年まで、など。 実際に発表した論文を見せてもらいましたが、注の付け方を意識した論文の書き方が必要だなと感じました。 通訳がもちろんそこまで知る必要は(時間的にも)ないと思うのですが、事前に主催者側の誰かが食い違いのある可能性のことを知っていれば・・と思ってレスしました。 質疑応答の仕方も韓国側では日本とちょっと違うような話も聞きましたが、忘れてしまいました。通訳する上では関係ない話だったと思います。 お役に立ててませんね・・。 すいません。
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いえいえ、とても参考になりました。 ありがとうございました。
通訳がプロであれば、先方から要望が出ると思います(必用なら)。 一般的な注意事項としては、事前に通訳者と打ち合わせ時間をとることです。プロの通訳なら、よどみなく通訳出来るでしょうが(特にネーティーブなら)講演者は言葉が分からないので正確に通訳されているか分かりません。誤訳を防ぐためには事前の打ち合わせで通訳者へ業界用語、略語等を説明し、出来れば写真や現物、資料を提示するほうがよいでしょう。主催者が講演者の代行が出来ない場合は、事前に講演者に通訳用参考資料を求め、講演者の希望・注意事項を聞いいたうえで打ち合わせを行えば完璧でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 哲学用語も日韓ではかなり共通しているので(漢字語なので)、問題さなそうですが、ある程度細かい表現の打ち合わせなど必要かもしれませんね。 気をつけたいと思います。
お礼
URL、とても参考になりました。 そうですか、日本では通訳業って冷遇されているんですね。 zetianさんの言葉を肝に銘じて、今後に反映させていきたいと思います。 回答ありがとうございました。