• ベストアンサー

「毛」 が生えてないんですか?

人間には何故、体毛が生えてないのですか?トラとか、いのししとか、ジャングルの間を行き来するので剛毛が役立つのはわかります。北極狐も寒いのでふさふさの体毛が役に立つのはわかります。哺乳類で体毛がないのは結構珍しいのでは?大型のサイや象はけがないですよね、水生のカバにもありませんが、ビーバーやカモノハシにはあります。 素人なんですが、宜しくお願いします。 僕的には、毛がないほうが、「肌触りがいいから」なんですが、だめですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • starflora
  • ベストアンサー率61% (647/1050)
回答No.3

    これは、過去にも色々な考えがあって、しかし、どれも妥当性が疑わしい仮説しかなかったと思います。水中生活をしていたので、体毛が薄くなったという説は、水中生活というのは、イルカや鯨のように文字通り、水のなかで生活するのではなく、大昔の巨大恐竜が、体重の重みを支えることのできるように、半身を水中に沈めて生活していたというのと似て、水のなかに入ると、食料が得やすいので、海辺などに住み、水に身体を入れて、色々活動していたという説です。この説の根拠は、体毛には、毛の生える方向(一種の傾き)があるのですが、全身で見てみると、水中で活動するのに抵抗がないようなパターンになっているということが根拠だったと思います。     人類または人類を含む化石広義人類生物には、体毛が比較的薄かったということがあるのですが、この理由は、私見ですが、体毛がなかった人類祖先生物が、人類方向へと存続して行った結果だと思います。     人類を含む、亜人類の霊長動物の祖先は、大体、数百万年前に、アフリカ東部において、森林生活をしていたのが、おそらき気候変動で、樹から降り、地上生活を始めたのが、その二足歩行の起源だとされています。樹上生活をしていた場合は、濃い体毛があった方が、生存に適しているので、体毛がある方が、残りやすいということが言えますが、地上生活だと、樹上生活の意味での体毛は不要です。     またアフリカは、当時から高温で、氷河期の場合でも、温帯程度になったぐらいで、寒さを防ぐための体毛の必要はなかったのです。しかし、それなら、ライオンなどは、体毛が豊かではないかという話になりますが、象などは、寒冷地に適応したマンモスの体毛は深かったことが知られていますが、普通の象は、そんなに濃い体毛はありません。馬やキリンも、体毛なしではありませんが、比較的薄いです。馬は、たてがみが長いですが、体毛は人間よりはずっと濃いとは云え、たてがみほどは延びません。     体毛の薄い人類の祖先が現れ、また体毛の濃い人類の祖先または祖先の枝生物が存在して、共存または競合していたのだと思います。ここで人類の祖先の進化と存続で、体毛のない方の生物、つまり、より生物的に「不利な生物」が、人類の直接の祖先生物として残ったのだと考えられます。「生物的により不利」であるので、大脳化という進化と会わせて、「技術」の開発が人類祖先に起こって、それが、現在の人類へと繋がって行くからです。     つまり、生物としては、強い条件がない、例えば、牙がない、強力な筋肉や、鋭い爪や、少々噛まれても、貫通できない強靱な厚い皮膚もない、驚く速さで走る脚もない、文字通り、野生の生物界では、その身体の大きさから云うと、自分を守ったり、捕食生物と闘う生物的器官を備えていなかったのが人類の祖先で、だから、大脳化と共に、その使用法で、技術や策謀を考え出し、これを、生存の武器としたのです。     こういうことから云えば、体毛があった方が生物としては、都合がよいが、象のように、厚い皮膚があって体毛がいらないとか、馬やキリンのように、高速で走れて、これも厚い体毛がいらない場合に、ほとんどないか、薄いか、短い体毛になっているのと同じように、人類祖先は、知能が武器だったので、体毛の必要がなく、また、生物として見ると、古い、それも、人類の祖先とは別系統の化石、亜人類祖先の方が、まだ、生物として色々強力だったのが、純粋な人類に近づくにつれ、「幼若化」とも云われているように、ますます、生物としての強さがなくなり、幼児的な姿になって来ているというのは、そういう弱い生物は、必然的に「知能」で補い対抗する必要があったので、結果として、体毛のない、無防備な祖先生物から、人類が子孫として生まれたので、人類には薄い体毛しかない、というのが答えになるのではないでしょうか。     体毛が濃くあった人類祖先は、人類へと繋がる前に、滅びたのだということです。なお、これは、私見で、体毛については、合理的定説がないので、自分で色々な説を元に考えるしかないのです。一応「自信なし」にしますが、自信あると言える人はいないはずだと思います。「分かっていません」という回答なら、「自信あり」かも知れませんが。     注)体毛がないので、アウト・オヴ・アフリカで、アフリカを出ると、寒いことや、住む場所が見つからないなどで、衣類や住居などを発明せざるを得なくなったので、これも、技術開発への導因で、ますます、知能を武器とする人類祖先が有利になって行ったということです。少々の体毛では、暑さ寒さの気候変化に対応は難しいが、体毛なし+衣類/住居技術だと、もっと適応が高いからです。なお、頭の髪とか、胸・陰部の毛などは、前者は社会集団的認知に意味があり、後者は、性的配偶者選択での有利条件で残っている、あるいは進化したのだという説明が合理的でしょう。(体毛が退化したのではなく、体毛のない生物こそが、人類へと進化する条件を持っていたのです)。  

caballero
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! かなりきました!素晴らしいご回答ありがとうございます。 >体毛のない生物こそが、人類へと進化する条件を持っていたのです)。 うおー!って感じです。ありがとうございます! 僕は、人体の八割の熱は頭から逃げると聞いたことがあります。そういう意味で、髪の毛は残ったのかもしれませんね。暑かったら切ればいいだけですし、体毛をびっしり生やすには、それだけでエネルギーが必要ですもんね。髪の毛ぐらいなら何とかなる、生やした方がいい!っていうことになったのかもしれません。 ずいぶん思考が進みました! 後、幼若化した身体は本当に、生物的の弱いのでしょうか?適応能力は知性だけでなく、この幼若化した身体にもあるのではないでしょうか?知性でサポート、、。 いや、ちがいますね。知性と肉体が連動して、結果的に身体も適応能力がついたと言う事でしょうか?動物園では、シロクマとコウテイペンギンだけが早死にするのでは?と思います。地生する人間と、トラベラー的人間と、なんか、まだまだもう少し、考えれそうですね。  外環境を巨大な脳で詳しく、認識、察知する事で、すばやく身体に変化が起こせるのではないでしょうか?身体制御機能が知性ゆえに優れていると言うか、。いくら、知能や技術があっても、本体は幼若化した人間ですから、方々に散らばり、さらに気候変動に耐えるには、それ相応の適応力が身体にも必要だったと思うのです。それは、端的に技術開発などと比べて異質ではありますが、ある知性がもたらしたものだった(もちろん今も備えているんですが)のではないでしょうか? もしよろしければご意見いただけるとうれしいです。 素晴らしいご回答、感謝してます。

その他の回答 (2)

  • nozomi500
  • ベストアンサー率15% (594/3954)
回答No.2

>必要なところ以外は退化したものと思われます。 つぎに退化するのは頭髪だろうといわれています。帽子をかぶったり建物内の生活が長くなってくると「頭を守る」役割がだんだん、薄くなっていくから。 でも、今でも「あまり役に立っていないけど退化せずに残っている」たとえば陰毛などは、ヤッパリ退化せずに残るだろうと・・。 イスラム人は体毛は剃る(ひげは剃らない)そうですが、それでどうなっているわけでもないですね。(進化の歴史からみれば、人間の歴史は短いもんだけど。) サルでも、毛深いやつと薄いやつがいますから、「水中・・」説は信じませんね。

caballero
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます! 髪の毛ですか!、、。新しいおしゃれが生まれそうですね(笑 >帽子をかぶったり建物内の生活が長くなってくると「頭を守る」役割がだんだん、薄くなっていくから。  ということは、家にすみ、服を着だしたから、体毛がなくなったってことですね。 >でも、今でも「あまり役に立っていないけど退化せずに残っている」たとえば陰毛などは、ヤッパリ退化せずに残るだろうと・・。  ぬぬぬ、、、(笑 陰毛が残っちゃうんですか、、。むしろ、ないほうがいいのでは?と思います、。 >サルでも、毛深いやつと薄いやつがいますから、「水中・・」説は信じませんね。 なるほど、。いつか、ロシア人のある家族は、皆体毛が生えている(真っ黒)ということで、学術対象として脚光を浴びた方がいました。TVですが、ほんとに毛が生えてるんです。でも、毛皮という感じはしませんでした。皮質に変化があったのかもしれませんね。 ご回答参考になりました! >

noname#118466
noname#118466
回答No.1

人間に体毛がないのではなく、薄く短くなって見えなくなったのです。動物と同じぐらいかどうかは分かりませんが全身が毛(らしきもの)で被われているのは事実です。長い進化の過程で動物並の体毛が必要でなくなり、必要なところ以外は退化したものと思われます。胸毛の濃い男性はもてるといわれますが、女性は本能的に子孫を残すにふさわしいオスを見分けているのでしょう。しかし、体毛は進歩とともに退化してきたので、果たして胸毛で単純に決めてよいのかどうか疑問でもあり心配でもあります。 人類は太古に水中生活を送っていたから体毛が退化したという説もあるようですが、現代人の祖先発生の歴史と合わない気がします。仮に水中生活を送ったことがあるとしても、現代人の先祖(15~20万年前?)のはるか昔のことだと思われるので、人間の範疇にはいるかどうか疑問です。

参考URL:
http://www.aderans.co.jp/hair/hair_d/h_d05.html
caballero
質問者

お礼

>果たして胸毛で単純に決めてよいのかどうか・・ なはは、たしかに(笑 胸毛がすきなのはイタリア人ですか?僕の周りで胸毛人気はかなり低いです(笑 >人類は太古に水中生活を送っていたから体毛が退化したという説 まじですか?鯨やイルカには確かに毛がありませんが、、。全くの水暮らしとなると、、。僕もなんか想像むずかしいです。そんなに暖かい水だったんでしょうか?人間の形で暮らせる場所って、結構あるんでしょうか。 >長い進化の過程で動物並の体毛が必要でなくなり、 今思いついたんですが、直立しますよね?動物は地面にはうように移動するので草とかがすごく身体に接触するけれど、立って歩くとそうでもないのでは?いるのはすね毛ぐらいで、(笑 でも、女性の体毛の説明が難しいですね。   いろんな角度からのご意見で、たいへん参考になりました!ありがとうございました!

関連するQ&A